【令和2年】前期選抜の正しい倍率と出願先変更について

注目の福島県立高校の入試倍率(前期選抜)が出ましたね。今年度は福島県立高校の入試制度が大きく変わった初年度。私も「どう変わるんだろう？」と非常に注目していました。

ニュースや新聞で前期選抜の志願者数＆倍率を流していましたので受験生や保護者以外も知っていると思います。

私は昨日、生徒宅での家庭教師中に前期倍率を知りました。ちょうど郡山東高校を受験する生徒を教えており、あまりの低倍率に気が抜けた感じです。

県内全学区の高校を確認しても一部を除き低倍率。私は塾＆家庭教師の仕事をして30年経つんですが「最も低い倍率」でした。

理由は震災。今の受験生は震災の時、幼稚園年長の学年。非難した子供達が大勢いたんだなと改めて実感した次第です。

ただし、倍率が低いといっても入試に変わりはありません。3月4日の入試での得点が合否を左右させます。倍率も出たのですからあとは入試当日までひたすらに頑張りましょう！

さて、今回の記事は
●前期選抜試験、一般試験の倍率について
●出願先変更について
書いていきます。

特に新聞などに載っている倍率は「特色入試倍率」と「志願倍率」になり、「一般入試倍率」ではありません。昨夜オールしながら「一般入試倍率」を出してみましたので参考にして下さい^^

新しい入試制度の「前期試験倍率」について

私の高校入試における倍率のとらえ方はアップデートを重ねこんな感じです。

そんな観点で受験する高校(学科)の倍率を見て欲しいのですが、今回の入試制度では特色選抜を先に判定し、その後、一般受験を判定するため、一般受験の定員が決まっていないため倍率が出ないのです。

例えば福島高校を例に上げると

こんな感じに倍率を出してみると福島高校の一般選抜は1.29倍となるんです。そこで上記の私のとらえ方では「やや高い倍率」になります^^;

いちいち計算するのも面倒だと思いますので表にしてみました。利用して下さい。

前期選抜の「一般受験」倍率出してみました

出願先変更を考える

いつも言っているのですが、福島県の高校入試制度は出願先変更が出来ます。後出しジャンケンありということなんですね。

出願先変更が出来る時間は決まっています。
●どこでもいいや
●面倒だし～

なんて言わず迷いのある生徒は、両親や先生、塾の先生などに相談してみましょう。そして最終的に自分で決断し受験校を決定することです！自分の進路なのです。

くどいですが出願先変更は積極的に利用すべきです。
●出願先を無理に落とした
●気になる高校の倍率が低い
●同じ学校の他学科が低い

該当する生徒は検討してみましょう！出願先変更は2月17日(月)まで。それを過ぎたら変更は不可能なのです。時間は迫っていますがよく考えて決断を！

なお、どうしても不安な生徒は「合否サービス」や私のところまでメール下さい。
「志望校合否データ」請求フォーム(メール用)
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また、受験生からの質問や相談なども受け付けます。こちらから送って下さい。
「質問＆相談」フォーム

昨年度の「高い倍率」＆「出願先変更数」ランキング

ちなみに昨年度の「高倍率ランキング」と「出願先変更の移動数ランキング」は次の通りです。いかに今年の倍率が異常だかが分かります。

■ 雑記 ■
新しい入試制度は大成功とは言えないと考えますね。特に「特別選抜」！あれは受験生側から見るとかなり面倒なシステム。僕が中学生だったら「特別選抜」では絶対受験しません^^;　きっと来年はマイナーチェンジすると思います。

by 渡部