福島県の入試情報から新教研対策問題、独自コンテンツまで提供!
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昨日(3/3)、福島県立高校前期選抜試験が終わりました。

試験後からメールやLINEで
●今年の入試はどうでしたか?
●○○点で受かりますか?
●今年は簡単だったので合格点は上がりますよね

など質問が届きます。

実際に解いて見ないことには何も話せません。
先ほど5教科全て解いてみましたので「令和3年度の福島県入試問題」の感想と今年の平均点などを書いてみます。あ、今年の「直前5点アップシリーズ」の予想はどうだったかにも触れてみますね^^

【緊急】自己採点の得点教えて下さい!
受験生の自己採点を参考にしながらボーダー得点も予想したいと考えていますので宜しくお願いします。
例)郡山高校受験 自己採点160点
※科目別も記入していただけると嬉しいです。

「メッセージ」フォームはこちらです
LINEでのメッセージはこちら

今年の発表は3月15日(月)です。発表まで10日もあります。今年は長いですね~
今後このブログでは
Coming sonn!
●過去の合格点(明日あたり)
●予想合格点

を記事にしますので見てください^^

令和3年 福島県高校入試の予想点数と感想

配点好評にサプライズ

私の今年一番の驚きは入試配点が公表されたことです。こんなこと私の知る限り史上初です。配点は予想するしかなく、多くの生徒は新教研や実力テストの
配点を参考にしたり、このブログを見ている方は駿英式などで自己採点していたと思うのです。

ま、模試と配点が違っていた問題は次の通りでした。

●国語⇒作文が6点、60字などのの記述式問題は4点&5点と高かった
●数学⇒計算問題が2点文章問題(方程式)&証明が5点
●英語⇒小問2(2)(3)が2点、英作文3点
●理科⇒ほぼ同じ
●社会⇒ほぼ同じ

この配点だと数学、国語はあまり差が付きませんね。納得です。

【令和3年】入試ざっくり予想&感想

本題に入ります。まず今年の難易ですが波乱を呼ぶようなサプライズ教科はなく易しい年でした。

解いてみると
●選択数がア~クまであったりと増えた(大学共通テストを意識?)
●自分で考え解答させる問題が増えた(社会)
●記述の問題が増えた
●一ひねりした英語の記述問題が目立った

と、易しめだったが高得点ゲットは難しいいつもの福島の問題でした。

注意
記述式の問題の採点は学校で基準が異なります。ぶっちゃけ
●進学校の先生は厳しい採点
●偏差値の低い高校は甘い採点
になります。

特に顕著なのは作文です。新教研では誤字無く書ければ5点という感じですが、入試の採点は高校教師が行い配点は6点!中身も見ますしシビアに付けます。自己採点の場合、辛めに付けるようにしてください。

さて、今年の入試問題を昨年と比較した「ざっくり感想」を書いてみます。

【今年の入試問題と昨年度の比較】

国語:昨年(27.8点)並み
数学:昨年(21.8点)より易しい
英語:昨年(26.4点)より難しい
理科:昨年(25.0点)よりちょい易しい
社会:昨年(26.4点)並みorちょい易しい
全体:昨年(127.1点)よりちょい易しい

これが5教科やってみた私の感想です。

昨年より難しいと感じたのは英語ぐらいです。あとは昨年並みか易しく感じたました。特に簡単だったのが「数学」でした。

今年の平均点予想…、昨年より上がると予想し5教科合計の平均点は129~131を予想

【入試旧制度と新制度では平均点がこう違う】
平均点を考えるときに、昨年度から入試制度が変わったことを考慮しなくてはなりません。

昨年度はかなり易しい入試だったんですが平均点は4点も下がりました。これは、前制度では1期内定の生徒は受験を回避できたためです。(ならしてみると1期受験の生徒は2期受験者より得点力が低かった)

過去の平均点や合格得点を見るときは注意です!
過去31年の入試平均点

次に教科別に平均点を予想し感想を書いてみます。

【令和3年】教科ごと入試予想平均点&感想

国語 昨年の平均点27.8点

まずは韻文から。予想通り『短歌』からの出題。古典も『古文』単独の出題、文法は「た」を区別する選択問題と予想とは違ったが出題傾向から出題だった。
小説問題は主人公に感情移入しやすく読みやすかった。問題は論説文。「文章を書く」ことがテーマ。やや難しい内容だが難解なテーマではなく解答しやすい問題が多かった。いつものように記述問題でまとめ能力が問われ正答率は低くなりそうだ。作文の出題傾向は昨年同様、資料を二つ読んで書く形式。

コメント:国語
毎度とは言いながらも短歌が出てホッと一安心しました。小説問題は感情移入しやすく正答率は高そうです。今年の論説文は平易な文章だが、出来は記述問題の解答次第。古文は解答が難しかったですね。短歌は例年通り。作文の出題傾向は昨年と同じ形式でした。総合的に見ると昨年並みといったところです。平均点は29点前後を予想します。

数学 昨年の平均点21.8点

例年と比べ解きやすい問題が多く難問はなかった。強いてあげれば関数応用問題と空間図形最後の問題が苦労するぐらいだ。
個人的に注目していた方程式の文章問題は今年も「連立方程式」から出題されまたまた予想は外れた(泣)。しかし「玉を使った確率」「度数分布表」は的中したので帳消しかな(汗)
今年の「連立方程式の文章問題」は易しく「図形の証明」も標準的。「関数の応用」「空間図形」はいつもの福島県より易しめだった。

コメント:数学
昨年と比べ「連立方程式の文章問題」は解きやすかったですね。「図形の証明」も標準的な「三角形の合同」で昨年よりは大分正答率は上がりそうです。「関数の応用」「空間図形」の最後の問題は時間がかかり難しかったですが、時間があれば解ける生徒が多そうです。今年は満点が数名出るかもしれません。今年は数学での失敗者はいないと予想。今年の数学は昨年より上がり平均点は23~24点を予想します。

英語 昨年の平均点26.2点

まずは配点の高い長文読解問題を分析すると、今年の対話分は「緊急時の準備(議論頻度)」、長文は「大和家の伊達巻きレシピ」がテーマだった。単語、文法量は例年通りだが記述式問題の問題が凝っており、単に本文から抜き出せばいいというだけでは通用しなかった。「リスニング」「小問」は例年通りだが、「英作文」の正答率は低そうだ。福島県の入試で英語が出来る生徒と出来ない生徒の差が一番大きい教科になっている。

コメント:英語
昨年の平均点は高く26.2点。難しかった3年前が21.2点。5教科の中で変動の激しい教科になっており、平均点を大きく左右するのが長文問題になっています。今年の長文ですが、テーマ自体は取っつきやすく分かりやすい内容なのですが記述の問題で答えを見つけるのが難したったです。こういう年は高得点者が減ります。その影響で平均も下がり平均点は24点前後と予想します。

理科 昨年の平均点25.0点

今年も理科は冴えた。生物は「蒸散」「刺激と反応」地学は「地震」化学は「イオン・中和」「酸化」物理は「音」「仕事の問題(動滑車)」と全分野で的中^^ また、記述問題が多く、計算問題は5問。計算問題の出来が得点を左右しただろう。ただし計算問題は一般的で平均点は上がりそうだ。

コメント:理科
ここ7年理科の平均点は高いです。今年はどうかなと思いましたが…、通常通りの易しさでした。今年は計算問題が多く進学校受験の生徒はそこが理科高得点の分かれ目かもしれません。もちろん進学校受験者は高得点必須です!理科は勉強量に比例した得点を期待できます平均点は昨年を上回り27~28点を予想

社会 昨年の平均点26.4点

世界地理は「アジア中心」(対抗的中)、日本地理は「近畿地方」(的中)、「地形図」(的中)からの出題と今年もおおむね予想通り^^ 歴史の文化は変則的だが「天平文化」(ハズレ)「アルファベット略称:ASEAN」(的中)、が出題され的中は微妙だった^^; しかし法律関係は労働組合法が出題されマメ予想的中だ。

コメント:社会
毎年話していますが、社会も理科同様、受験勉強を裏切らない教科。全分野でオーソドックスな問題が多く、今年は40点以上の得点者は5教科の中で一番と予想しています。
今年の高得点ポイントは記述式問題と歴史並べ替え問題。ここの正答率が高得点になるかどうかの分岐点。今年の難易は昨年同様orやや易しいと考え平均点は26~28点か

高得点を狙いやすいのは「社会」だ
社会はとにかく教科書&ワーク(学校)を使った学習が一番です。私が見た生徒も短期間で一番伸ばしたのが社会。とにかく重要語句を覚え教科書を読み倒す。そこに年号暗記!結局これが一番効きます^^


■ 雑記 ■
私のiPhone7が4年を経過し1日2回の充電が必要に。
仕方ない、新しいのを買おうかと画策中。

ベルトの穴が合わなくなってきた。
でもこのままで行こうと、やせ我慢中(笑)

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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