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今日は建国記念日。
アレクサ曰く「毎月11日は麺の日」らしいですが3連休の二日目です。

入試まで23日と迫った受験生にはお宝タイム。充実した1日を過ごすようにして下さい。

今回は「出願先変更」と一次倍率から「今年の高倍率高校」「狙い目となっている高校」について書いてみました。

今年の入試倍率傾向を掴んで下さい^^

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出願先変更について

今年度の出願先変更期間は2月9日(金)~14日(水)午前中
そして2月14日(水)夕方に最終倍率が出そろいます。

出願先変更は後出しジャンケン

福島県の入試システムには「出願先変更」があります。倍率を確認し出願先を変更出来るという「後出しジャンケン」のような制度なのですから積極的に利用しましょう^^

こんな生徒は出願先変更を利用すべし

生徒の中には

●何となく出願した
●締切りが迫り急かされて出願した
●親に無理矢理勧められて出願した


などネガティブな理由で出願した生徒もいるでしょう。

また、「倍率が予想を超えていた」「行きたい学校の倍率が低かった」など倍率を見てどうしようか迷っている生徒もいるでしょう。

そんな生徒用に作られたシステムが「出願先変更」!

今年も穴場のような学校があります。迷っている生徒は連休中にもう一度出願先をどうするか熟考下さい。2月14日(水)を過ぎたら二度と受験出来ません。自分の未来のことなんです。時間は迫っていますが冷静に自分自身で最終決断しましょう!

今年の穴場はここ

いつも「一次倍率」発表後に穴場のような高校が出てきます。
●いつもは1.45倍なのに1.1倍だ!
●1.2倍はあると思ったのに1.05倍だ
●定員割れしてる!

今年の穴場校は次の高校でした。

今年の狙い目校

県北学区
・橘高校普通科⇒1.14倍
・福島東普通科⇒1.09倍

県中学区
・須賀川桐陽普通科⇒1.03倍
・須賀川桐陽数理科⇒0.61倍

いわき学区
・磐城桜が丘普通科⇒1.05倍

会津学区
・会津高校普通科⇒0.88倍
・葵高校普通科⇒0.97倍

合否のボーダーラインは倍率で変わります。迷いに迷って志望校を下げた受験生は可能性があるかもしれません。要チェックです。

昨年度の出出願先変更数は?

今年の中間発表は連休を挟んだこともあり、倍率の高い学校の出願数が1~2人が動いた程度なんですが、連休明けは増減がグッとくるでしょう。

ではどの程度「出願先変更」で増減するものなのか?昨年度のデータをご覧下さい。私が作成した「最終倍率」の表で「出願先変更の増減数」が分かります^^

2023年県立入試最終倍率!

※「一般倍率」は特色受験者から算出した想定倍率となります。
※「倍率」は赤字「出願先変更数」は青字です。
※ファイルはPDF形式です。

「県北学区」前期選抜 最終倍率一覧
「県中学区」前期選抜 最終倍率一覧
「県南学区」前期選抜 最終倍率一覧
「いわき学区」前期選抜 最終倍率一覧
「会津学区」前期選抜 最終倍率一覧
「相双学区」前期選抜 最終倍率一覧

どこの高校・学科が動くのか

昨年度のデータはいかがでしたか。出願先変更には2パターンあるのが分かります。

①他高の普通科へ移動(普通家系)
②同じ高校内の違う学科へ移動(実業科系)


こんなパターンです。

倍率の高い普通科はけっこう増減がありますね。
昨年の「出願先変更数」が目立った高校を拾ってみました。

【昨年出願先変更が多かった高校】
・福島西普通科⇒-21名(1.53倍)
・福島普通科⇒-11名(1.06倍)
・福島東普通科⇒+14名(1.26倍)
・安積黎明普通科⇒-19名(1.39倍)
・郡山東普通科⇒-17名(1.46倍)
・郡山高校英語科⇒+8名(1.21倍)

では今年はどうなるのか?増減を予想してみます。ま、倍率が高い学校は動くでしょう。

出願先「減」が予想される今年の激戦校

県北学区
・福島南高校情報会計科 ⇒1.60倍
・福島西高校普通⇒1.43倍
・福島西高校デザイン科学科⇒1.41倍

県中学区
・郡山商業流通経済科 ⇒1.90倍
・郡山高校普通科科⇒1.52倍
・郡山東高校普通科⇒1.38倍
・安積黎明高校普通科⇒1.33倍
・岩瀬農業食品科学科⇒1.53倍

会津学区
・若松商業情報ビジネス科 ⇒1.68倍
・会津工業電気情報科⇒1.42倍

いわき学区
・小名浜海星食品システム科⇒1.41倍
・勿来工業機械科⇒1.39倍
・小名浜海星海洋科⇒1.42倍
・小名浜海星食品システム科⇒1.41倍
・勿来工業機械科⇒1.39倍
・平工業電気工学科⇒1.33倍
・磐城農業園芸科⇒1.29倍

「増」が予想される普通科狙い目

県北学区
・橘高校普通科⇒1.14倍
・福島東普通科⇒1.09倍

県中学区
・須賀川桐陽普通科⇒1.03倍
・須賀川桐陽数理科⇒0.61倍
いわき学区
磐城桜が丘普通科⇒1.05倍

今年の入試高倍率高校は?

高い倍率の高校もありますが、全体的には少子化の影響で高校入試の倍率は年々下がってきています。昨年など定員割れの高校が多すぎて今後教育産業はどうなるんだろうと考えてしまいました。

今年は福島県の生徒数は減少しているのに定員はほぼ昨年と変わらずというシチュエーション。「こりゃ昨年よりも倍率は下がるな」と思っていましたが…ま、予想通りの状況でした。

そんな状況下でも地域1,2位の進学校や人気校・人気学科は激戦です。一次倍率で倍率の高かった高校をまとめてみましたのでご覧下さい。特に中1、2の生徒は将来のために把握して欲しいでところです^^

一般選抜の高倍率はここ

【一般選抜】一次倍率ベスト20】

(1位)田村高校スポーツ科⇒2.38倍
(2位)郡山商業流通経済科 ⇒1.90倍
(3位)若松商業情報ビジネス科 ⇒1.68倍
(4位)福島南高校情報会計科 ⇒1.60倍
(5位)岩瀬農業食品科学科⇒1.53倍
(6位)郡山高校普通科⇒1.52倍
(7位)福島西高校普通科⇒1.43倍
(8位)会津工業電気情報科⇒1.42倍
(8位)小名浜海星海洋科⇒1.42倍
(10位)小名浜海星食品システム科⇒1.41倍
(11位)福島西高校デザイン科学科⇒1.41倍
(12位)勿来工業機械科⇒1.39倍
(13位)郡山東高校普通科⇒1.38倍
(14位)郡山北工業建築科⇒1.33倍
(15位)平工業電気工学科⇒1.33倍
(16位)安積黎明高校普通科⇒1.33倍
(17位)あさか開成高校国際科学科⇒1.32倍
(18位)郡山北工業化学工学科⇒1.30倍
(19位)磐城農業園芸科⇒1.29倍
(20位)郡山商業情報処理科⇒1.28倍

【一般選抜:普通科系】一次倍率ベスト15】

(1位)郡山高校普通科科⇒1.52倍
(2位)福島西高校普通⇒1.43倍
(3位)郡山東高校普通科⇒1.38倍
(4位)安積黎明高校普通科⇒1.33倍
(5位)あさか開成国際科学科⇒1.32倍
(6位)福島南高校文理科⇒1.23倍
(7位)安積高校普通科⇒1.21倍
(8位)いわき光洋文理科⇒1.21倍
(8位)田村高校普通科⇒1.18倍
(10位)郡山高校英語科⇒1.16倍
(11位)橘高校普通科⇒1.14倍
(12位)船引高校普通科⇒1.13倍
(13位)磐城高校普通科⇒1.12倍
(14位)会津学鳳総合学科⇒1.11倍
(15位)福島東高校普通科⇒1.09倍

特色選抜の高倍率はここ

【特色選抜】一次倍率ベスト15】

(1位)あさか開成国際科学科⇒2.67倍
(2位)平工業土木環境工学科⇒2.50倍
(3位)福島西高校デザイン科学⇒2.28倍
(4位)郡山高校普通科⇒2.20倍
(5位)磐城桜が丘普通科⇒1.83倍
(6位)勿来工業機械科⇒1.75倍
(7位)勿来工業工業化学科⇒1.75倍
(8位)福島南高校情報会計科⇒1.60倍
(8位)田村高校スポーツ科⇒1.59倍
(10位)岩瀬農業食品科学科⇒1.50倍
(11位)平工業電気工学科⇒1.50倍
(12位)郡山商業流通経済科⇒1.48倍
(13位)安積黎明高校普通科⇒1.36倍
(14位)白河高校普通科⇒1.35倍
(15位)磐城高校普通科⇒1.29倍

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■ 雑記 ■

今年は5人の高校生を指導中なんですが先週から期末試験の期間中。マンツーマンなので生徒は物理、化学、古文まで持ってきます。私立文系で大学受験した私には専門外、授業準備が大変です(涙)

今日は中学生2コマと高校生2コマ。勉強頑張りましょう!

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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