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夏休みが終わり長い二学期に突入ですね。受験生はこれから
●実力テスト
●新教研テスト
●定期試験
●英検

などの試験が次々とやってきます。

これから受験生に要求されるのは効率良い勉強方法!自分に適した学習方法を見つけ出し立ち向かって行きましょう!

今回は【中三】新教研テスト8月号のデータ分析と9月号に向けたアドバイスになります。

志望校に悩んでいる生徒、勉強方法に悩んでいる生徒はお気軽にご相談下さい。
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【令和4年】新教研テスト8月号のデータ分析

「新教研テスト8月号」受験者数

5,784名(7月号は4,415名:31%アップ)
※昨年度8月号は6,557名

「新教研テスト8月号」平均点!

科目 7月号 8月号 昨年8月号
国語 28.2 25.8 23.8
数学 26.8 21.2 21.3
英語 23.5 24.3 20.4
理科 21.8 21.6 22.5
社会 22.3 24.2 23.2
合計 122.6 117.1 111.2

最高点と最低点

【最高点】245点(7月号も245点)
【最低点】15点

高得点者数

【220点以上】
77名(7月号は85名)
【200点以上】
406名(7月号は364名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 26点 31点 35点 40点 45点
数学 22点 27点 33点 39点 44点
英語 25点 30.5点 36点 42.5点 48点
理科 22点 27.5点 33点 38点 43点
社会 25点 30点 35点 41点 46点
合計 118点 141点 165点 189点 213点

8月号の総評と9月号対策

【令和4年】新教研テスト8月号の総評

8月号新教研テストの平均点は117.1点と7月号(122.6点)に比べ5.6点ダウン。ま、7月号が簡単だったため通常に戻った感じですね。

8月号の平均点は5.6点下がったものの、200点以上の得点者は364人(7月号)⇒406人(8月号)と42人アップしました。これは

●夏期講習等に参加し理科や社会の総復習を行った
●模試に慣れてきた


のが理由です。今回の結果が芳しくなかった生徒は「自分は夏休みの努力が足りなかった!」と猛省し、必ず解き直しをして下さい。

教科別に見ると数学の平均点が21.2点と前回(7月号26.8点)に比べ5.6点ダウン、下に書きましたが、関数や空間図形の応用問題の正答率がかなり低く難関校を目指している生徒はこれらの問題をどう対応していくかが今後のカギとなります。

進学校を目指している生徒は一歩進んだ分析をしてみましょう。それは配点から答案を自己分析してみるのです。

実はテストに強い生徒は配点の高い問題に強いのです。漫然と勉強するのではなく、次回からは高配点(2点以上)の問題で得点出来るようメリハリを付け対策をしましょう。それが実戦的な勉強というものです^^

【高配点問題】
理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
国語⇒記述問題、作文
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用

最後に受験者数に触れておきます。7月号の受験者は4,415名でしたが8月号は5,784名と約30%アップしました。どうやら今年は5,500~6,000名といった母体になりそうです。ちなみに昨年度8月号の受験者は6,557名でしたので約800名も減少しています。この分ですと昨年以上に定員割れが起きそうです。

教訓「今月号の教訓」
模試に強くなるには高配点の問題にどう向き合うかがカギ!!

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
8月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

8月号で難問ベスト3の発表です。今回は7月号とは大幅に変わり一桁の正答率問題が5問ありました。

難問ベスト3の内訳は数学2問「空間図形(3)&一次関数(3)」&理科「計算問題」といつものラインナップ。私的には理科の熱量問題が一番難しいと感じました^^;

難問は配点が高く正解した生徒は超のつくハイ得点でしたね。高得点を目指す生徒は毎度難問の数学「空間図形&関数応用」の集中特訓です!

【8月号難問はこの問題!】
NO1⇒正答率1.7%【数学:大問7(3)空間図形】
NO2⇒正答率1.8%【理科:大問8(3)熱量の計算問題】
NO3⇒正答率5.8%【数学:大問6(3)一次関数の面積系】

「新教研テスト9月号」対策

9月号からは、皆が目の色を変え受験勉強に取り組んできます。試験範囲も中三の学習範囲が増え内容も難化します。

特に8月号で上がらなかった生徒は危機感を持って

「8月号新教研テストの解き直し」
「9月号の過去問練習」


に取り組んで下さい。

「8月号総評」でも書きましたが、一通り復習を終えたら今後の課題は「配点の高い問題対策」となります。

特に
●数学の応用問題(大問4~7)
●理社の記述問題

を徹底的に練習です。

理、社の記述式対策といってもは教科書&ワークで十分ですが、効率よく学習するには受験テキストに付属している「よく出る記述問題」などの模範解答を丸暗記してしまいましょう。

英語、国語は時間が足りなくなるよ~」という生徒は、普段から時間制限を設け練習すると良いです。長文読解、文章読解の苦手な生徒がテスト本番の時だけ時計を見て読解するなんて無謀ですから^^;

さて9月号の対策は目標設定から^^ 「目標設定シート」を参考に「新教研テスト9月号 合計&教科別目標点」を目立つところに貼り対策開始です^^
目標達成シート

あ、どうしても模試対策に苦労している生徒は「駿英ネットサービス」を検討してみて下さい^^

【駿英流】「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。


■ 雑記 ■
1分間の大切さを「ブレイキングダウン」から再確認。
しかし10人ニキは面白い(笑) 

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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