多くの地域で、今日、明日から臨時休校になります。
受験週でナーバスになっているのに受験生は試練です。
何でもポジティブに考えるのが一番。追いこみ学習が出来る時間が増えたと捉え、3月4日に狙いを集中して下さい^^
一昨年から受験2日前は「マメ予想」を行ってきました。もちろん今回は「マメ予想」の記事になります。
今回もマメ予想の内容は
●社会 基本的人権
●理科 化学式
になります。
マジに1点が合否を左右するときがあります。マメもバカになりません。出題の傾向を掴み正解をゲットして下さい。
昨年付録として伝説問題をピックアップしました。あ、伝説問題とは正答率0%の問題。つまり県内で当たった人が皆無だったんです。
県内にも天才はいます。さすがに正解率0%の問題は滅多に無いため伝説問題と名付けたんですが、なんと昨年も0%の問題が^^;
今回は伝説の0%問題2問を取り上げてみます。自称「数学の達人」はお試しあれ!
受験生から予想をつのりました。正直数人しか反応がなかったんですが、皆さんに共通しているのが「地震」でした!私も地震は予想しており苦手な人は復習しておいて下さい。
地震の問題には計算も記述式もあります。「地震発生時間」や「震源地からの距離」などは一般的な問題ですが「緊急地震速報から何秒後に揺れが起こるか?」は練習しておかないとすぐには求め方が出てきません。練習しておいて下さい。
記述式では「海洋プレート、大陸プレートを踏まえて地震の起こる理由を説明させる問題」「震源の深さの問題」など一通り覚えておきましょう。
あ、社会で「東京オリンピックにちなんだ問題が出るのでは?」と鋭い予想をした生徒がいました。確かに匂いますね^^
前回の東京オリンピックにちなんだ問題は想定しておきましょう。
⇒高度経済成長、3Cなど
【令和2年】直前マメ予想!
公民で「人権」の問題が出る!
入試問題は良く出来ています。大問6問の中に中学校で学習してきた重要語句が入っているんです。しかし毎年問題をやっていると福島県の問題作成者が「絶対に押さえて欲しい!」という問題が見えてきます。
その一つが公民分野の「基本的人権」でした。ほぼ毎年出題されています。過去11年の「人権」の出題をまとめてみましたのでご覧下さい。
平成310年度
・啓蒙思想家:ルソー「社会契約論」
平成30年度
・自由権
平成29年度
・平等権
平成28年度
・新しい人権:プライバシーの権利
平成27年度
・憲法13条より:基本的人権 個人の尊重
平成26年度
・新しい人権:インフォームドコンセント
平成25年度
・自由権
平成24年度
・社会権:憲法25条からの出題
平成23年度(2問)
・自由権:経済活動の自由
・社会権
平成22年度
選挙権
平成21年度
平等権:男女雇用機会均等法から
過去11年の「基本的人権」の出題は上記の通り。素直に「基本的人権」から出題されると予想していたが昨年は啓蒙思想家「ルソー」が出た^^; 今年は平常の基本的人権に戻ると予想しているのだが…。
今年も「人権」の問題が出されると予想。
ここ8年は
自由権⇒新しい人権⇒基本的人権の尊重⇒新しい人権⇒平等権⇒自由権⇒※啓蒙思想「ルソー」
という順番。
※昨年度は例外的だがそこは大目に見て下さい(笑)
今年は日本の基本的人権に戻り
●新しい人権
●社会権
が出るのではと予想している。人権はもう一度復習しておこう!
【ここもチェック!】
福島県の社会では歴史and公民で「選挙の問題」が良く出題される。ここは記述式になることが多く配点も高い。下記の選挙権は要チェック!
※昨年度は参議院総選挙のしくみが出た。(3年ごとに定期的に選挙が行われる理由を書きなさい)
良く出る選挙権の拡大と交付年
・1889年 直接国税15円以上納める25歳以上の男子
・1920年 直接国税3円以上納める25歳以上の男子
・1925年 25歳以上の男子(男子普通選挙)
・1945年 20歳以上の男女(男女普通選挙)
化学式・イオン式の予想
次は「理科」のマメ予想です。化学分野では化学式やイオン式が毎年のように出題されます。昨年度は2問出題。マメ予想も役に立ったのではと思っています^^
では過去に出題された化学式、イオン式、化学反応式をご覧下さい。
平成31年度
「鉄と硫黄の化合」
●Fe+S→FeS
「硫酸と水酸化バリウムの反応で出来た物質の陰イオン」
●Baso4 2-
平成30年度
出題なし
平成29年度
「中和:硫酸と水酸化バリウムの反応」
●H2SO4+Ba(OH)2→BaSO4+2H2O
平成28年度
「中和:水素イオンと水酸化物イオンが結びついてできた物質は?」
●水 H2O
平成27年度
「電池:溶け出した亜鉛板」
●亜鉛イオンZn2+
平成26年度
化学式は出題されず
平成25年度
「分解:水の電気分解」
●2H2O→2H2+O2
平成24年度
化学式は出題されず
平成23年度
「金属と酸の反応」
●マグネシウムイオン Mg2+
平成22年度
「塩酸と石灰石の反応」
●二酸化炭素CO2
平成21年度
「中和:塩酸と水酸化ナトリウム
の反応でできる物質」
●塩化ナトリウムNaCl
平成20年度
「二酸化炭素が発生する化学反応式」
●C+O2→CO2
今年こそ中和反応が大問で出るのではと予想している。覚えて欲しい中和反応&化合&分解は次の通り。ここでは省略したが電離式も忘れず復習しておこう!昨年は硫酸イオンが出ました^^
●塩酸+水酸化ナトリウム→塩化ナトリウム+水頻出
HCl+NaOH → NaCl+H2O
●硝酸+水酸化カリウム水溶液→硝酸カリウム+水出る予感
NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2
●硫酸+水酸化ナトリウム→硫酸ナトリウム+水
H2SO4 +2NaOH → Na2SO4 +2H2O
●硫酸+水酸化バリウム→硫酸バリウム+水押さえる
H2SO4 +Ba(OH)2 → BaSO4+2H2O
●酸化銀→銀+酸素押さえる
2Ag2O →4Ag+O2
●炭酸水素ナトリウム→炭酸ナトリウム+水+二酸化炭素良く出る
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O +CO2
●炭酸水素ナトリウム+塩酸→塩化ナトリウム+水+二酸化炭素出る予感
NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2
●マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム
2Mg+O2 →2MgO
【付録】正解率0%の伝説問題
昨年、伝説の問題として正答率0%の問題を紹介しました。どこの問題・教科なのかは予想が付くと思います。そうです数学の最後の問題です。
常に数学最後の問題は正答率が一番低いです。時間無制限なら解ける人もいると思いますが50分の中で最後のあの問題を解くのは至難の業。しかし毎年予想の斜め上を行く天才はいるもの。数名は当たるんですね。
調べてみると正解率0%の問題が希に存在するんです。昨年はそんな伝説的な問題を紹介しました。驚く受験生も多かったんですが、なんと昨年の最後の問題も0%だったんです^^;
今回はそんな0%の伝説問題を2題取り上げてみます。
レジェンド2題はこの年!
●平成22年の数学の最後の問題(空間図形)
●平成31年の数学の最後の問題(空間図形)
みんなから「数学の神」と言われている生徒はぜひチャレンジください!
(解答は下記の雑記にアップしておきます)
やってみると言うほど難しい問題ではないです。正解率0%の理由はその前の関数問題が面倒で難しく、空間図形を取り組む時間がなくなってしまったからでしょうね。
正答率0%の問題1
0%問題
【平成22年の「数学」最後の問題】
正答率は(1)53.7% (2)13.4% (3)0%でした。
正答率0%の問題2
0%問題
【平成31年の「数学」最後の問題】
正答率は(1)69.5% (2)8.2%(3)0% でした。
■ 雑記 ■
長い長い受験勉強もあと二日で終わりです。ここからは短期記憶がものをいいます。まだまだ数点伸ばせます。
お勧めは社会や理科の教科書んぽ全読&許可書に出てきた英単語の全復習!試験中にやっておいて良かったと思うはずです^^
by 渡部
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