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180日…

いきなり意味不な日数を書きましたが、福島県立高校入試までの日数がちょうど180日、つまり入試まで半年なんです。(本日は2020年9月4日)

二学期に入るとテストが嵐のようにやってきます。受け身で過ごしていると時間だけが過ぎ、あっという間に冬がやってきてしまいます^^;

実力テストを2回、新教研テストを2回受験し、受験生の皆さんは
●俺の力はこんなもんじゃない
●B判定だから楽勝だし
●これから本気で勉強するから結果は無視~
●もう無理だから志望校を変える

など、思うところもあるでしょう。これって現時点での結果、感想なんですね。

カレンダーを眺めてみましょう。受験まで半年…、今は受験勉強序盤が終わり受験中盤に入った感じなのです。ま、スポーツテストの1500メートル走で言えばまだ400mしか走っていないのです。

受験勉強は長期戦でどう戦っていくかという「戦略」がものを言う戦い。あと180日という期間を計画的に勉強しましょう。きりが良いので自分用の「必勝受験プラン」を立て遂行することをお勧めします。

今回は先月行われた「【中学3年生】8月号新教研結果のデータ分析」がテーマなります。今回の結果を踏まえ来週実施の新教研9月号頑張って下さい!

【令和2年】新教研テスト8月号のデータ分析

「新教研テスト8月号」受験者数

6,154名(7月号4,311名)
※昨年度8月号は7,089名

「新教研テスト8月号」平均点!

科目 7月号 8月号 昨年8月号
国語 26.9 25.1 31.1
数学 21.1 17.8 19.6
英語 21.1 24.7 21.4
理科 18.6 23.6 22.0
社会 22.9 22.2 23.9
合計 110.6 113.4 118.0

最高点と最低点

【最高点】239点(7月号は247点)
【最低点】11点

高得点者数

【220点以上】
55名(7月号は28名)
【200点以上】
355名(7月号は170名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 26点 30点 35点 39点 44点
数学 18点 24点 30点 36点 42点
英語 25点 31.5点 37点 43.5点 50点
理科 24点 29点 35点 40点 45点
社会 23点 28点 33点 38点 43点
合計 114点 138点 162点 187点 211点

8月号の総評と9月号に向けて

【令和2年】新教研テスト8月号の総評

見立て通り、8月号の受験者数は7月号と比べ1,800名増えました。母体も増え結果的にはこちらのデータが当てになります。

8月号平均点は113.4点と2.8点ほど上昇。これは毎度のことですが、夏期講習などで総復習を行った生徒が増え8月号は平均点が上がるんですね。受験生は8月号の偏差値を序盤のデータとして捉えて下さい。

8月号新教研が散々な結果に終わってしまった生徒は、(前回受験を回避した生徒に多いのですが)、良く反省し来週のテストに臨んで下さい。9月号も同じような出題傾向です。問題数、時間配分、配点を叩き込んでスマートに取り組みましょう

今回、私が驚いたのは英語です。平均点だけ見ると分からないのですが、上下の差がハッキリと出ています。比較的簡単な問題だったとはいえ、50点満点で偏差値が70!40点得点しても偏差値が62とは驚きです。ちなみに数学は42点で偏差値70でした。

今回の結果を考えると進学校受験者で英語苦手な生徒はズバリ英語は命取りになってしまいますね。英語は時間がかかる教科。まだ間に合います。毎日30分英語の受験勉強は必ず行いましょう。必ず上がります。騙されたと思って実行下さい。

あ、英語で地味に差が付くのは「リスニングテスト」です。リスニングは12点の配点。大きいです。「リスニングが苦手」という生徒に「リスニングテスト対策したの?」の聞くと「いえ、やっていません」という生徒が大多数というのが実態です。これではリスニングテストが取れるようになるはずがありません。

リスニングテストの聞き取りはコツがあります。市販のリスニング対策問題や新教研の過去問を使って何度も練習しましょう。(過去問のCDは塾に有ると思いますので貸してもらうといいでしょう)慣れてきます。それが対策です。

●どんな事を質問されているのか
●メモの取り方

を学んで練習し本番に臨むようにして下さい。とにかく、リスニングが取れない生徒は無防備での受験はNGです!

理科や社会は勉強方法さえ間違わなければ上がります。勉強方法は私の前回の記事を参考にして下さい。

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
8月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

「新教研テスト9月号」アドバイス

今年度の新教研は2回終え、受験生は問題に慣れたはずです。9月号からはガチな戦いになります。配点、得点を意識し受験しましょう。記事の冒頭で話しましたが、入試まで180日。受験勉強も中盤に入ります。

受験は5教科合計の勝負長期で取り組まないと上がらない教科・単元もあれば、短期でサクッと上げられる教科もあります。自分で作戦を考え、計画を立て実行するように習慣づけしましょう。

学校や塾や家庭教師に全てを任せてしまうのは良くないです。高校で伸びない体質になってしまうんですね。受験勉強は単に長時間勉強すればいいというものではありません。むしろ自分に相応しい学習方法をを探しだし、プランニング、実行する能力が問われるのです。意識改革し受験中盤で優位に立ちましょう^^

【駿英流】「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。


■ 雑記 ■
今年は猛暑ですね。私は日焼けして真っ黒です。海にでも行ったのですか?と聞かれると返答に困ってしまいます。
孫の子守で「カルチャーパークの幼児用プール」に通ったなど恥ずかしいではないですか(笑)昔はトライアスロンやってたんですがね^^;
by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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