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受験前最後の日曜日。
受験まで4日に迫りましたが、受験生は冷静にやれることをやっておきましょう。

今回も「直前5点アップ作戦」シリーズ。教科は国語になります。

国語の予想は難しいので「韻文」「古文」「難易」の予想になります。

あ、韻文の問題とは
●詩
●短歌
●俳句

のこと。

駿英でホームページを開設以来、国語は「韻文」の予想をしてきました。
なんと100%の的中率を誇っています!

今年出る韻文は・・・

ズバリ俳句でしょう!

韻文の中でも最も易しいのが俳句。最も短いですしね^^
俳句の苦手な生徒は必ず俳句の復習をやっておきましょう!

今日のメニューは「俳句予想の理由&覚えておくべき事項」「今年の国語の出題予想とその対策まとめ」「国語は何点でどんな偏差値?」になります。

「俳句」予想の理由&覚えておくべき要点

本当に俳句が出るの?

まずは過去6年の「韻文」の出題をご覧下さい。

ちなみにホームページでは「過去23年の国語 出題傾向」を掲載しています。
過去23年国語の出題傾向

韻文は誰でも出題傾向が予想できますね。
23年間「詩⇒短歌⇒俳句」の法則で出題されているんです。
昨年度は短歌を予想し見事的中!(100%の的中率を誇っています)

今年はもちろん俳句の出番

ただし、平成13年という大昔になるが、俳句と詩の融合問題の年がありました。そんな時も慌てないよう、詩の技法などもついでにまとめておくことをお奨めします。

俳句の復習(必ず押さえておこう)

切れ字「や」「かな」「けり」「ぞ」「しか」「よ」など
季語 ※復習すべし
区切れ 初句切れ、2区切れ、区切れなし
表現技法 比喩(直喩・暗喩・擬人法)、体言止め、倒置法 擬声語・擬態語
字余り 字足らず

※俳句は17字という短い字数で構成されそこには作者の意図や深い心情が書かれてはいない。情景を写真のように思い浮かべることが出来れば、ほぼ問題は解ける。その俳句の情景を頭の中で写メしてみよう!

今年の国語の出題予想と対策まとめ

今年の国語の出題予想をまとめてみました。読解問題の予想は出来ないため、韻文、古文、小問、今年の難しさの予想になります。

今年の入試国語の出題予想
  • 韻文の予想は上記の通り俳句だ!ちなみに「詩⇒短歌⇒俳句の法則」が継続すれば100%の的中率は間違いなしだ。
  • 韻文では過去22年間で融合問題が2回出題されている。かつて俳句の順番の時「詩と俳句」の融合問題が出題されたこともあり要注意。
  • 20年以上漢文の出題がなかったので毎年「漢文は出ない」と予想していたのだが、3年前ついに漢文が出題され、2年前は「古文・漢文」の融合問題が出た。昨年は古文の出題。予想は難しいが今年も古文の出題と予想!
  • 「漢文・古文」の融合問題の可能性もある。漢文嫌いの生徒も多いが漢文の方が簡単なのだ。漢文の法則は復習しておこう。
  • 大問1は「漢字」4問と小問1問の合計5問で構成されている。小問は「慣用句」「敬語」「文法」「部首」などからの出題。昨年は「敬語」の出題。今年は「文法」と予想する。
  • 入試の文法問題は難しくない。意味・用法が問われる選択問題。この形式の出題に慣れておこう。受験対策テキストに見分け方は書いてあるぞ。
  • 今年の国語は平均的なレベルの問題(平均点26~28点)と予想。
【平成31年】国語はここを押さえるべし!
  • 俳句は「切れ字」「季語」「区切れ」「比喩」「体言止め」「字余り・字足らず」を押さえるべし。
  • 古文嫌いが多いが、入試の古文は日本語での解説が多く思っているより簡単だ。日本語の訳や問題文をヒントに何度も読めば必ず理解できる。
  • 入試の漢文は実に簡単だ。訓点「レ点」「返り点」を押さえ、訓読文を読めるようにしておこう。入試漢文は日本語で内容が補われていることが多く内容理解は古文より易しい。出題されたらむしろ良かったと思うべき。
  • 古文は現代仮名遣いに直す問題が必ず出る。ここは絶対落とすべからず。
  • 福島県の国語は平均点が高く差が付かない教科。平均点は高いが数学に次いで高得点者が出ない教科なのだ。これは「記述式の解答が多い」「解説文が難解」「時間が足りない」からだ。「模試と入試は違う」とこころして臨むべし。
  • 読解問題の文章が難しいと時間配分で失敗する受験生が出てくる。国語は1時間目。国語の失敗はその後(特に数学)に影響を与える。最後の「作文」に時間を残すことが重要。
  • 作文の配点は高く、作文の条件は新教研と同じ。絶対に書くべし。

国語の失敗は時間配分で起こる

国語で失敗する生徒はたいてい時間配分の失敗なんです。
●最後まで作文を書けなかった。
●解説文の時間がなくなり適当に解答した。

読解文の途中で時間切れになったら、ケアレスミスところじゃありません。それは大失敗を意味します。1点を加点するため頑張って勉強しても本番で作文が書けなかったら一気に5点がぶっ飛びます(泣) 

受験生から「本番形式で過去問をやってみると国語の時間が足りません。どうしたらいいですか?」というメールを多数もらいました。

まずは、過去問で自分なりの時間配分をしておきましょう。それが対策です。どうしても時間が足りない生徒もいるでしょうから裏技を伝授しましょう。

国語の時間がどうしても足りない生徒は時間がかかる問題を無かったことにして飛ばしてしまうのです。私は「ポジ捨て作戦」と呼んでいますが、途中で終わるよりは全然マシです。

読解問題の難しさにもよりますが、
●国語に苦手意識がある生徒
●模試でいつも国語の時間が足りない
●過去問をやってみたら時間がかかりすぎた

そんな生徒は「ポジ捨て作戦」をインプットしておいて下さい。

特に作文前の「○○字以内でまとめなさい」という問題を前に・・・
●時間がなくなって結局出来ない
●「ポジ捨て作戦」で戦略的に捨てる

精神的にダメージが少ないのは後者に決まっています^^

※心配な人もいるでしょうが「○○字でまとめなさい」という記述式問題の正答率は低いのです。まずは最後の作文できっちり得点。時間が余ったら最後に記述式問題でです。

国語は何点取れるのか

国語の平均点は5教科の中で一番高いといえます。この10年の平均点を見て難易を分けると

・平均点が28点以上の易しい年が5回
・平均点は26~28点の標準的な年が4回
・平均点が25点以下の難しい年が1回


という結果でした。

難しさの予想ですが
●最も難しかった年が2年前!
●最も易しかったのが昨年!

今年は標準な問題に落ち着くと予想しているのですが^^

では、そんな難しい二年前と最も易しかった昨年の入試得点を偏差値化してみました。自己採点した過去問に当てはめてみて下さい。

易しかった昨年の国語得点を偏差値化

簡単な問題の偏差値例
※平均点は30.8点。過去10年間で一番易しかった年です。

●46点⇒偏差値69
●43点⇒偏差値66
●40点⇒偏差値62
●37点⇒偏差値58
●35点⇒偏差値55
●33点⇒偏差値53
●30点⇒偏差値49
●27点⇒偏差値45
●25点⇒偏差値43
●20点⇒偏差値36

難問だった2年前の国語得点を偏差値化

難問の時の偏差値例
※平均点は24.7点。過去20年で一番の難問でした。

●43点⇒偏差値75
●40点⇒偏差値72
●37点⇒偏差値67
●35点⇒偏差値65
●33点⇒偏差値62
●30点⇒偏差値58
●27点⇒偏差値53
●25点⇒偏差値50
●20点⇒偏差値43


■ 雑記 ■

今日はひな祭り。初孫が1歳の初節句なんですが・・・
一昨日孫を連れて歩いていると通りすがりのおばあちゃんに
「パパ、赤ちゃんはおいくつ?」
と尋ねられ、私は周りをキョロキョロ・・・
どうやら私のことをパパと勘違いしたようで(笑)
しかし若いと思われるのはお世辞でも嬉しいもの。
あれから毎日筋トレして若返りを計っています(爆)

by 渡部


【平成31年度福島県立高校入試スケジュール】
・Ⅱ期出願期間 2月13(水)~18日(月)
・Ⅱ期出願先変更期間 2月19(火)~21日(木)
・Ⅱ期選抜試験 3月7(木)~8日(金)
・県立高校合格発表日 3月14日(木)

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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