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平成最後の県立高校入試まであと3日。
直前5点アップ作戦」も最後の社会になります。

平均点を眺めると社会は最も安定している教科です。特に進学校を目指す生徒の入試得点を聞くと高得点をゲットしているのが特徴です。

それは勉強して最も結果が出やすい教科の一つだからなのです。
公立の社会入試問題は教科書からの出題になり、誰も解けないような文章問題やひねった問題など作成することは不可能に近いですからね。

本番は今週に迫りましたが、直前の単純暗記の効果が効くのが社会です。
知識の勝負の「社会」は覚えた分だけ得点の可能性が広がります。

直前になると生徒に話しますが、若い脳の「海馬」は信じられないほど短期記憶が効きまくります。

今回は社会の予想をしますので直前勉強の参考にしてください。
直前に暗記してゲットした1点。その1点が合否を左右させるかもしれません。

ザワザワと不安に感じるところは教科書を取り出し必ず復習しておきましょう。
そんなところが出やすいんです^^;

入試「地理」の出題傾向とズバリ予想!

社会で予想可能なのは地理分野になります。駿英ブログでは4年前から出題傾向をまとめ
それを基に
・世界地理はどこから出るのか?
・日本地理はどこから出るのか?

を予想してきました。

3年前、2年前はけっこう当たっていたんですが昨年度は撃沈。地理は出題法則が読めず難しいんです^^;

まず出題傾向を掴んでおきましょう。
駿英のホームページに過去9年間の出題傾向をまとめて見ましたのでご覧下さい。

過去9年の社会出題分析

毎年書いていますが、平成25年度の教科書全面改訂で
●世界地理⇒世界全域から「地域」からの出題
●日本地理⇒幅広い地域から「詳細な地方」からの出題

へと出題傾向が変わってきたんですね。

世界地理の予想

教科書が変わった平成25年から昨年までの出題は

「南北アメリカ」→「ヨーロッパ」→「アジア(東南・南・西アジア)・オセアニア」→「アフリカ(中南アフリカ)」→「世界全域(地図を絡めて)」→「南極大陸・世界全域」

昨年度、まさか「南極大陸や北極中心の地図」が出るなんて予想の斜め上でした^^;

さて今年の予想ですが・・・

地域中心に出題されると予想、場所は昨年のリベンジです。

本命◎⇒「南北アメリカ
対抗○⇒「ヨーロッパ
穴×⇒「アジア(東南・東アジア)

日本地理の予想

日本地理の予想も平成25年から考えた方が良いでしょう。平成25年から昨年まで出題された地域を見てみます。

「中国・四国地方」→「東北・関東地方」→「九州地方」→「関西・中部地方」→「北海道」→「中部・関東地方」

昨年の予想を見ると、本命が「中国・四国地方」、対抗が「関東地方」でしたのでちょいかすったとポジに考えておきましょう(汗)

さて今年の私の予想は・・・

本命◎⇒「九州・中国・四国地方
対抗○⇒「東北地方
穴×⇒「近畿地方

入試「社会」のマメ予想!

入試社会を見ると毎年出題される問題があります。それは
・歴史の文化
・雨温図(気候)
・アルファベット略称(公民)

です。

それぞれ、まとめてみましたので最後の仕上げの参考に!

「歴史」文化の予想

過去9年の「文化」の出題傾向はにまとめていますので眺めて見てください。1問出題の年と2問出題の年があります。昨年は1問で、まさかの2年連続「天平文化」からの出題! 唸っちゃいます^^;

「東山文化」→「国風文化」→「禅宗・最澄(仏教の問題)」→「元禄文化」→「国風文化」→「天平文化」→「天平文化」
※仏教の問題が多いのも特徴。

文化嫌いの生徒も多いですが文化は流れもなく覚えれば良いのです。浮世絵や阿弥陀仏や建物を眺めビジュアル的に覚えましょう。「文化史」は直前まで学習可能です!

今年の予想ですが

本命◎⇒「元禄・化政文化
対抗○⇒「桃山文化
穴×⇒「鎌倉文化(仏教)

天気「雨温図」のズバリ予想

「地理」の入試問題には「雨温図」が出題されます。入試問題「天気」は記述式で答えさせることも多く配点は2点。おいしいです。簡単ですから天気問題はゲットしましょう。

【福島県の入試で出題された気候問題】

平成30年度
世界地理の気候から
「地図の首都(ワシントン)の雨温図」を記号で選ぶ
※「雨温図」はワシントン(温帯)、リヤド(乾燥帯)、ブラジリア(熱帯)キャンベラ(南半球の温帯)

平成29年度
世界地理の気候から
「地中海性気候の特徴」を記述式で解答
※「雨温図」はローマ(イタリア)、ケープタウン(南アフリカ)

平成28年度
日本地理の気候から
「太平洋側の気候」を記号で選ぶ
※「雨温図」は舞鶴市、大阪市、潮岬

平成27年度
世界の地理の気候から
「熱帯の気候の特徴」を記述式で解答
※「雨温図」はバンコク(タイ)、シンガポール

平成26年度
世界地理の気候から
「西岸海洋性気候の特徴」を記述式で解答
※「雨温図」はベルリン(ドイツ)

平成25年度
世界地理の気候から
「熱帯・高山気候の特徴」を記述式で解答
※「雨温図(気温のみ)」はマナオス(ブラジル)、キト(エクアドル)

平成24年度
日本地理の気候から
内陸の気候を読み取る
※「雨温の表」は新潟市、長野市、名古屋市、神戸市

平成23年度(2問出題)
①世界地理の気候から
「熱帯(サバナ気候)」を記号で選ぶ
※「雨温図」はニューデリー(インド)

②日本地理の気候から
「瀬戸内の気候の特徴」を記述式で解答
※「雨温図」は鳥取市、岡山市、室戸岬

気候の直前アドバイス

気候は毎年出題されている。出題方法は「雨温図」を使い特徴を記述させる問題が多い。
過去8年を見ると「世界の気候」からの出題が多く押さえておく必要がある。

今年の出題予想は

世界地理→「南北アメリカ」「ヨーロッパ」
日本地理→「九州・中国・四国」「東北」

としたので該当する気候帯・気候の特徴を押さえておこう。

●世界地理なら「西岸海洋性気候」「地中海性気候」「熱帯雨林気候」「サバナ気候」「高山気候
●日本地理なら「瀬戸内海の気候」「日本海側の気候
の特徴は答えられるようにしておこう。

出題される「公民」アルファベット略称は?

公民後半に「アルファベット略称用語」がたくさん出てきます。進度が遅い学校はおざなりな指導になってしまいチンプンカンのまま入試を迎えてしまう生徒も・・・

実際、一昨年は「アルファベット略称」が出てくる問題が3問出題され、進度の遅い学校の生徒からは不満続出。その影響があったのかは定かではありませんが昨年度は1問も「アルファベット略称」は出なかったんです。

さすがに今年は「アルファベット略称」は出るでしょう!

出題される「アルファベット略称」はこれだ

●地域主義
EU、ASEAN、APEC、NAFTA、AU、NIES

●国連関係
UNESCO、WHO、ILO、UNICEF、UNHCR、UNCTAD、WTO、IAEA、PKO

●海外援助
JICA、ODA、NGO

●経済協力
TPP、EPA、FTA

実際の福島県の問題でどんな略称が出てきたのかまとめてみました。ご覧下さい。

【福島県の入試ではこんな略称が出た!】

平成30年度
出題なし

平成29年度
APEC,UNHCR(国連難民高等弁務官事務所),ODA

平成28年度
ODA,NGO

平成27年度
ASEAN

平成26年度
UNICEF,EU,ASEAN

平成25年度
NAFTA

平成24年度
WTO,ODA,POS

平成23年度
NGO

平成22年度
NIES

平成21年度
APEC

平成20年度
出題されず

平成19年度
FTA,ODA

平成18年度
EU


■ 雑記 ■

受験まであと3日。今年は多数の受験生を担当しており、山あり谷ありだけど受験指導の
やりがいを痛感。尚志高校サッカー部じゃないけど最後まで「ガンバローゼ!」

※来年の受験生待っていますよ~

by 渡部


【平成31年度福島県立高校入試スケジュール】
・Ⅱ期出願期間 2月13(水)~18日(月)
・Ⅱ期出願先変更期間 2月19(火)~21日(木)
・Ⅱ期選抜試験 3月7(木)~8日(金)
・県立高校合格発表日 3月14日(木)

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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