【令和5年】新教研7月号データ分析＆8月号に向けて

8月に入りました。今年の夏は超猛暑。バテずに残りの夏休みを過ごしましょう。受験生は夏休みに何かしら結果を残すように！

今回は「新教研テスト7月号」のデータ分析と8月号対策についての記事になります。7月号の結果が散々だった生徒も諦めてはいけません。まだ受験勉強は始まったばかりなのですから！さて7月号を分析し8月号の作戦開始です^^

【令和5年】新教研テスト7月号のデータ分析

「新教研テスト7月号」受験者数

4,189名（昨年4,415名）5%ダウン

「新教研テスト7月号」平均点！

最高点と最低点

【最高点】246点（昨年は245点）
【最低点】20点

高得点者数

【220点以上】
41名（昨年は85名）
【200点以上】
217名（昨年は364名）

必要偏差値

7月号の総評と8月号対策！

【令和5年】新教研テスト7月号の総評

今年度の新教研テストが始まりました。例年同様、新教研テストは毎月1回、2月まで合計8回実施されます。

7月号の新教研テストの位置づけですが、細かい結果など気にしなくて大丈夫です。ほとんどの生徒が十分な対策を行なわず受験しており、範囲自体も中1～2年の内容。ハッキリ言えば7月号新教研は一番当てにならない模試。

したがって合否判定・偏差値より自分のウイークポイントを知り、今後に繋げるためのテストと捉えましょう。

結果を見て
「理科の復習をしなければ！」
「年号暗記しよう」
「作文でこんなに差が付くんだ」
「数学は定期試験と違うぞ」
「英語は長文ばっかり」
「実力テストと似ているな」
などそれぞれ反省や気づきが合ったはずです。8月号に向けもっともっと深掘りして下さい。自分が取り組むべき課題がはっきりします。

7月号のデータを見て下さい。平均が110.2点とメチャ低いです。特に受験本番の平均点と比較すると国語、理科、社会という得点源になりやすい教科が低いのが今回の特徴。

もう一度7月号の結果を自己分析してみて下さい。模試に慣れていないことでの失点やノー勉で受験したことでの失点が多いことに気づきます。新教研テストは問題数・配点は全く同じ。8月号は意識して対策することで簡単にアップするんです。

毎年例を上げるんですが、私が指導していた生徒で
●（7月号）123点 ⇒ （8月号）181点
●（7月号）117点 ⇒ （8月号）178点
という生徒がいました^^

こんな爆上げが可能なのは8月号だけといっても過言ではありません。「7月号新教研」「新教研テスト8月号過去問」に何度も取り組み、配点・問題数・傾向を脳に叩き込みましょう。それだけでも10～20点変わります！

「新教研テスト8月号」アドバイス

例年7月号の新教研テストは過去問練習もせず無防備で受験する生徒が大多数。だから7月号は低い平均点なんですね。

しかし8月号は状況が一変！平均点は上がります。それは夏期講習などを利用し総復習出来ますし、過去問を使ってもたっぷり練習も出来るからです。乗り遅れないようにしましょう！

私から5つのアドバイスをしてみます。

8月号は爆上げ可能です。騙されたと思って取り組んで見て下さい(笑）　クドいですが自分のペースでワガママ学習出来る夏休みを最大限利用すべし！

理・社の中1・2の復習は必須。私は生徒に一問一答式問題と記述問題に取り組ませています。　ちなみに私自身中学時代、夏休みは重要年号を完璧に暗記しました！自慢できるのはこれだけですが^^；　

最後に私が使っている「目標設定シート」を紹介します。計画立ては大事です^^

目標達成シート

【駿英流】「志望校判定」の見方

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです！

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3～5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する！」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。

■ 雑記 ■
夏休みは「子守Day」が増え、孫のプールの付き添いで私も日焼けして真っ黒^^；　カルチャーパークの水温が高すぎて幼児プールは罰ゲームの様相。

あ～あ、20年前は豊間でサーフィンやってたんだけどなあ(泣)

by 渡部