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新教研テスト11月号の結果が出ました。11月号は平均点が高く受験勉強の成果が出た生徒が多かったという感じでしょうか。今回は11月号のデータ分析と12月号へのアドバイスになります!

中3新教研テストは全8回実施されますが、残すところあと3回となりました。ここからが勝負!12月号は結果にこだわりましょう。そのためにも自己反省は必須。12月号に照準を合わせ前進あるのみ!

●勉強しているが全く成績が上がらない
●今の勉強方法で良いのか?
●今の成績で志望校へ合格出来るのか?

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【令和3年】新教研テスト11月号のデータ分析

「新教研テスト11月号」受験者数

6,279名(10月号6,303名)
※昨年度11月号は7,021名

「新教研テスト11月号」平均点!

科目 11月号 10月号 9月号 8月号 7月号
国語 27.5 26.0 22.0 23.8 22.6
数学 19.1 19.8 19.1 21.3 25.5
英語 23.4 20.6 21.7 20.4 22.7
理科 22.3 25.6 23.3 22.5 20.5
社会 26.7 21.6 23.5 23.2 22.9
合計 119.0 113.6 109.6 111.2 114.2

最高点と最低点

【最高点】235点(10月号は243点)
【最低点】13点

高得点者数

【220点以上】
63名(10月号は84名)
【200点以上】
412名(10月号は432名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 28点 33点 37点 42点 46点
数学 20点 24点 29点 33点 38点
英語 24点 30点 36点 42点 48点
理科 23点 28.5点 34点 39.5点 45点
社会 27点 33点 38点 43点 49点
合計 119点 143点 166点 189点 212点

11月号の総評&12月号アドバイス

【令和3年】新教研テスト11月号の総評

11月号の新教研テストの平均点は119.0点と今年度で最も高い得点でした。
前回(113.6点)も割と高めだったのですが、5点以上上回る結果。理由は社会の平均が26.7点と異常に高かった事によります(10月号社会は21.6点)。

社会急上昇の訳・・・、それは11月号から社会に公民分野が加わり、その公民分野の範囲が狭く習ったばかりの内容で正答率が激上がりしたことによります。

実は歴史や地理分野に比べると公民分野の正答率は高い傾向にありこの時期から社会の平均点が上がる傾向にあるんですね。社会苦手な生徒はまず公民分野で挽回しましょう。地理・歴史他分野より楽に上がります!

あと、11月号の結果を見て感じたのは「福島県の入試傾向に似てるな」ということですね。具体的にはこんなイメージです。

●国語の平均点が高いが超高得点は少ない
●数学の平均点が低く40点以上が少なく45点以上はほぼいない
●英語は通常通り。進学校志願者は40点以上の得点
●理科、社会は受験勉強が反映される問題

こんな傾向ですと、英数国の3教科ではあまり差が付きません理科、社会の出来が結果を左右するようになります。(例年、安積黎明受験生と安積高校受験生では理、社の差が最も大きい)

また今回の新教研テストの特徴は

●数学⇒43点で偏差値75
●社会⇒50点で偏差値71


という教科にばらつきのあるテストでもありました。

こんな時は社会が得意教科の生徒は不利になります。例えば社会で45点を取っても、いつものような差を付けることが出来ず合計偏差値が下がってしまうのです。

このようにテストというものは教科毎の難易で結果が変わってきます。正直言って怖いです。だからどんな問題傾向でも偏差値がぶれないような戦力を身につけましょう。それが真の実戦力というものです。

実戦力を身につけるには
●入試レベルの問題を反復する
●教科書の内容をおろそかにしない

ことが有効です。このブログでも近々実戦力を身につける方法を紹介しますね^^

※「駿英ネットサービス」では実戦力養成問題をこれでもかとアップ中!新教研テスト対策だけではありません。入試日までご利用いただけます^^

数学は対策出来る!

11月号の新教研数学は福島県の入試に類似していました。だから11月号数学でいつもより得点出来なかった生徒は要注意!数学の出題パターンは決まっています。苦手問題を集中練習しましょう。ネットサービスでも提供している「特訓問題」の成果で私が指導している生徒は全員62以上の偏差値をたたき出しました^^

【11月号で正答率が低い問題ベスト3】

11月号の難問はこれ!
NO1⇒正答率0.4%【国語:大問3(2-2)古文:内容理解】
NO2⇒正答率0.6%【数学:大問7(3)空間図形:立体の体積)
NO3⇒正答率2.4%【数学:大問6(3)一次関数&比例:座標を求める)

11月号の正答率ワーストはお馴染みのラインナップでしたが1パーセントに満たない問題が2問もありました^^; 1位は古文の記述問題で0.4%、2位は数学の最後の問題(空間図形の応用)で0.6%!これらの問題での正解者は凄いですね。3位は一次関数の応用問題で2.4%でした。

【新教研テスト12月号】アドバイス

11月号の平均点が上がった理由の一つは中3の学習内容が増えたから!12月号はますます中3の内容が増加します。中3範囲の復習は必須!

【12月号中3範囲PICK UP!!】

英語)接触節 関係代名詞(who,which,that)
数学)二次関数 相似な図形
理科)運動とエネルギー(物体の運動、力の働き方) イオン 生命の連続性
社会)【公民】個人の尊重と日本国憲法 現代社会と私たち

前回、公民公民は簡単だから対策しておくことをアドバイス。実際に公民が平均点を底上げしました。12月号も引き続き公民は重点復習しましょう。日本国憲法や基本的人権から必ず出題されます。

数学は「二次関数と一次関数の融合問題」を徹底的に練習しておくこと!

理科は「運動と力」から出るでしょう。特に台車を使った問題は必ず練習しておくこと!

最後に国語の韻文(詩・短歌・俳句)問題。今年の新教研テストの国語韻文問題はこんな感じです。11月号は多くの生徒が短歌と予想、しかし結果は「俳句」。さて12月号はどうなるでしょう??

【出題傾向:国語(韻文)】
・7月号⇒短歌
・8月号⇒詩
・9月号⇒俳句
・10月号⇒詩
・11月号⇒俳句
・12月号⇒?

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
10月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

【駿英流】「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。まだ志望校変更の必要はありませんが、少し下がったら合否ギリギリラインになってしまいます。安全圏に入れるよう頑張りましょう!

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。危機感を持って取り組み、「もし12月と1月号の新教研テストの結果でD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
今の時期でE判定は厳しいです。素直に志望校変更を考えましょう。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し12月号、1月号新教研テストを受験し最終判断。C判定まで上がらなければ志望校は下げるべきです。


■ 雑記 ■
多くの中学&高校で修学旅行が行われています^^ 本当に良かったです。あ、お土産待っていますからね~(笑)

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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