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いよいよ新教研テストが始まりますね~
今回は7月号の新教研テストについて
●今から出来る対策
●志望校への目標点は?
●7月号の意義

を書いてみます。

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「新教研テスト7月号」直前対策

実力テストとどう違うのか?

「新教研テスト7月号」はどんなテストなのか?不安に思っている受験生も多いですが、先週行われた「第一回実力テスト」とそっくりです。問題数、レベル、配点…などほぼ同じと考えて良いでしょう。

どちらも「福島県高校入試」の模試なので似てくるのは当然なんですね。先週の実力テストでしくじった生徒は「実力テスト」の反省を行い同じ失敗を繰り返さないよう自分なりの作戦を練って下さい。

あ、実力テストの違いは国語に「作文」があることです。この作文の配点は5点!数学の証明問題(配点4点)よりも高く、新教研テストの中で最も高い配点です。「作文」は証明問題と違って誰もが得点できる問題なのです。確実にゲットしましょう^^

新教研テスト&実力テストの範囲】」
【2021-2022】新教研テスト範囲表
【2021-2022】実力テスト範囲表

7月号の過去4年平均点

過去4年間の「新教研テスト7月号」の平均点を出してみました。この平均点が偏差値50にあたります。目標点を設定する際の参考になります。頭に叩き込んで下さい。

2017年 2018年 2019年 2020年
国語 25.9点 26.8点 23.7点 26.9点
数学 22.3点 21.0点 17.6点 21.1点
英語 24.9点 19.3点 22.0点 21.1点
理科 20.8点 18.0点 17.0点 18.6点
社会 22.6点 21.4点 22.6点 22.9点
合計 116.5点 106.5点 102.9点 110.6点

4年間の7月号新教研テストの平均点を見てどのように感じましたか?ここ数年、7月号の平均点は超低い得点になっています。 

取り分け一昨年の平均得点が102.9点!これは超低空飛行でした^^; 昨年度はやや上がり110.6点になりましたが、今年も105~110点の低平均になるのではと予想しています。

教科ごとに見ると最も低いのが理科、次に数学という結果。これは
●中1~2年の復習不足
●総合問題への練習不足

が原因です。

ま、多くの中3生は6月まで「定期試験の勉強」で精一杯だったでしょうから仕方ないです。でも範囲を見れば新教研テスト7月号の範囲はほぼ中1~2の内容。時間はありませんが出来る限り中1-2年の復習を行い本番に臨んで下さい。

志望校から目標点の設定

新教研テストには「志望校判定」があります。受験の際に受験登録票というものを記入するのですが、そこに志望校を4校書くことになります。

今から4校を決めておきましょう!アドバイスですが、まだあなたの実力は未知数。遠慮せず「自分が行きたい学校から素直に書いてみましょう

ちなみに「志望校判定」はS判定からE判定まで無慈悲に判定され、今の力を思い知らされることになります(泣)

結果が渡されたらですが、凹まず冷静に
●志望校まで何点足りないのか?
●偏差値をいくつ上げないといけないのか?
●どんな教科・分野が弱いのか?

次回の新教研に向け計画を立て補強していきましょう。それが最も効率の良い受験戦略なのです!

志望校への目標点ですが、下の表を参考に設定してみると良いでしょう。表は昨年度受験用の入試目標点ですが新教研にも使えます!(7月中に来年度受験用の表をアップデートします)

【ざっくり目標点】

●商業高校:110点~130点
●工業高校:100点~130点
●普通科進学校:140点~
●人気進学校:165点~
●地域1の進学校:185点~

【教科別】直前アドバイス

国語編

直前アドバイス
出題傾向など実力テストとほぼ同じ。違いは前述した通り「作文」になる。
作文の形式は
・2段落構成
・150字以上200字以内

ですます調、作文の書き方、漢字間違いに気をつけ字数を埋めよう。内容はあまり関係ない。慣れると簡単だ。部分点ももらえるので必ず書こう!

国語の失敗は時間配分。序盤の韻文(配点6点)、古典(配点6点)に時間を取られ最後の説明文の読解問題(配点12)がいい適当読みで終わり、作文(配点5)を最後まで書けずに終わってしまう生徒が多い。作文には8-10分残すようにペース配分し解いていこう。

韻文とは「詩」「短歌」「俳句」のこと。7月号の4年間過去問を見ると、短歌⇒短歌⇒短歌⇒詩と出題されている。今年は詩or短歌?予想してみよう^^

数学編

直前アドバイス
数学は平均点が低い教科。計算ミスには注意しよう!あと、最後の関数の「応用問題」「空間図形」の問題は難しいと決めつけ白紙の生徒が目立つが、最初の設問(1)は簡単だ。必ず取りくもう。

数学高得点のカギは配点の高い「連立方程式の文章問題」「図形の証明問題」をどうするかにかかっている。実は7月号はどちらも簡単な問題が多いので過去問などを利用し復習しておこう。

※7月号の場合は「空間図形」も簡単なケースが多い。分からなくても長さや面積、体積の問題は閃いた数字で解いてみよう。全問正解もありえるぞ^^

英語編

直前アドバイス
英語は配点・傾向とも実力テストとほぼ同じ。ただ、範囲がちょい違うので違うところをピックアップしてみると

・SVOC
・SVOO(that節)
・現在完了形

これら中3で学習した内容が範囲に入っており確実に出ると予想する。復習しておこう。

ただ新教研テストの英語のポイントは2題の読解問題(配点14点×2題)をどう得点するかだ。英語の長文問題は嫌いな生徒が多いが、慣れてくると取れるようになってくる

実力テストの時も書いたが、英語の長文問題の答えは長文に隠れていることが多く、慣れてくると英語の読解問題は「長文から答えを探すだけの問題」になってくる。

もちろん攻略には慣れが必要。テスト後に必ず復習し「答えはここの部分だったのか!」と反省しよう。必ず長文問題は攻略可能な問題になるぞ!英語嫌いの生徒は諦めず解けるところから頑張ろう。

理科編

直前アドバイス
7月号の新教研テストで最も平均点が低い教科が理科。そんなに難問が多いのかというと実は基本問題が多い。ハイレベルな計算問題はさほど出題されない。

どうして平均点が低いかと言えば中3で学習した内容から一切出題されないことにある。理科は分野別に学習する教科。中1・2で習った事は自分で復習するしかない。

理科は「物理問題」「化学問題」「生物問題」「地学問題」の4分野から平均的に出題される教科。まずは重要語句(教科書の太字)をしっかり復習しよう。これで平均以上(25点)は取れる。

理科の高得点のカギは「記述式」「計算」「グラフを書く」など配点2点問題の正解率にかかってくる。全問が応用問題ではない。取れる問題はゲットしよう。(ちなみに2点問題は9問程度

社会編

直前アドバイス
社会は地理・歴史から満遍なく出題される。7月号は社会も平均点は低く、復習せず受験している生徒が多い。理科同様、重要語句の暗記で半分は取れる!必ず目を通しておこう。

社会の高得点のカギは2点問題への適応力。社会の2点問題は
●記述式(語句の説明)
●記述式(資料の読み取り)
●出来事並び替え(歴史)

など。記述式と言っても良く出る問題は決まっており対策は可能だ。昨年度の2点問題は10問。その出来で社会の出来は決まる。

一番効率的なの直前対策は?

新教研テスト7月号の平均点を見て「低っ!」と驚いたと思います。原因は前述の通り「対策せず受験する生徒が多い」からなんです。

今後2月まで毎月新教研テストがありますが、実は7月号は
●最も簡単な新教研テスト
●志望校を決定する上で一番あてに出来ないテスト

なんです。

7月号は
●今の偏差値&学力を知る物差し
●志望校偏差値を体感するテスト

を思い知るテストなんだと理解し受験して下さい。

最後に直前にどんな勉強をするのが効果的かを話しますと
それは過去問練習に限ります。
過去問に取り組むことで問題慣れします。時間配分も分かります。何点取れるのかも掴めてきます。

これが問題慣れと言うのですが効果抜群です。特に7月号は対策しない生徒が一番多いテスト。ハッキリ言って塾などで対策した人が絶対的に有利なんですね。

もし過去問に取り組んでいない生徒は過去問だけでも塾の先生に頼んで入手して下さい。未知の模試に何の情報もなく取り組むのは不利としか言いようがありません。

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■ 雑記 ■
スポーツ観戦が大好きでサッカーの「ヨーロッパ選手権」「コパアメリカ2021」を眠気と戦いながら見ているのですが、今年一番の襲撃は「大谷さん」です^^ ホームラン競争が楽しみで仕方ありません。

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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