中3生は3者面談の節ですね。前回「9月号の分析」の時にアドバイスしましたが、7月から本格的に受験勉強を始めたとすると、まだ折り返し地点なんです。受験勉強はこれから本番。受験校を決定するのはまだまだ先で構わないのです。
くれぐれも
●私はもう無理!伸びない
●今の成績で決めよう
●もう手遅れ
など思わないようにして下さい!
高校受験の内容など大学受験に比べれば量も少なく内容も薄いものです。正しい勉強方法を知りルーティン化すれば必ず伸びるものです。そのためにはポジティブな心、素直に反省する心が大切。11月の新教研テストに向け準備万端に立ち向かいましょう!
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【令和3年】新教研テスト10月号のデータ分析
「新教研テスト10月号」受験者数
6,303名(9月号5,839名)
※昨年度10月号は7,083名
「新教研テスト10月号」平均点!
科目 | 10月号 | 9月号 | 8月号 | 7月号 |
---|---|---|---|---|
国語 | 26.0 | 22.0 | 23.8 | 22.6 |
数学 | 19.8 | 19.1 | 21.3 | 25.5 |
英語 | 20.6 | 21.7 | 20.4 | 22.7 |
理科 | 25.6 | 23.3 | 22.5 | 20.5 |
社会 | 21.6 | 23.5 | 23.2 | 22.9 |
合計 | 113.6 | <109.6 | 111.2 | 114.2 |
最高点と最低点
【最高点】243点(9月号は249点)
【最低点】14点
高得点者数
【220点以上】
84名(9月号は58名)
【200点以上】
432名(8月号は331名)
必要偏差値
科目 | 偏差値50 | 偏差値55 | 偏差値60 | 偏差値65 | 偏差値70 |
---|---|---|---|---|---|
国語 | 26点 | 31点 | 36点 | 41点 | 46点 |
数学 | 20点 | 26.5点 | 32点 | 38.5点 | 44点 |
英語 | 21点 | 27点 | 33点 | 38点 | 44点 |
理科 | 26点 | 32点 | 37点 | 43点 | 48点 |
社会 | 22点 | 28点 | 34点 | 40点 | 46点 |
合計 | 114点 | 139点 | 164点 | 188点 | 213点 |
10月号の総評&11月号アドバイス
【令和3年】新教研テスト10月号の総評
10月号は前回(9月号)と比べ平均点は4点上がりました。教科別に見ると国語が4.0点アップ、理科が2.3点アップです。国語の平均点アップがそのまま5教科平均を上げた感じですね。
ま、10月号のテスト内容はクセのある問題が少なく、勉強量が得点に反映されやすい試験でしたね。こんな時は似たような得点者が増え激戦になります。特に進学校が厳しい戦いになります。
例えば今回のデータですとこんな感じです。う~ん団子状態です^^;
【今回の10月号新教研:受験者6,303名】
☆200点以上の人数⇒432名
☆190点以上の人数⇒704名
☆180点以上の人数⇒990名
☆170点以上の点数⇒1,348名
☆160点以上の点数⇒1,749名
データからも倍率の高い進学校は1点の違いが大きな差となるということが分かりますね。盛って話しているのではありません^^; 1点の重みを理解しケアレスミスが多い生徒は猛反省して下さい。それだけでも結果は変わってきますから!
ちなみに参考までに昨年度の新教研10月号のデータを紐解いてみますと、平均点が103.7点とめちゃ低く分布も全く違いました。真逆な10月号という感じです。
【昨年度の10月号新教研:受験者7,083名】
☆200点以上の人数⇒103名
☆190点以上の人数⇒226名
☆180点以上の人数⇒437名
☆170点以上の点数⇒726名
☆160点以上の点数⇒1,069名
マジマジ眺めると驚きです。去年の方が受験者数が多いのにこの差です。(例:昨年180点とった生徒と今年200点とった生徒ではあまり偏差値が変わらなかった)
このようにテストの難易によって結果は大きく変わってくるのです。問題の難易で結果が左右されるなんて受験の時が怖くて仕方ありません。どんな問題でも波がない体質を目指しましょう^^
毎度です。新教研の数学は出題傾向がガチガチに決まっており一番対策可能な教科。偏差値60(10月号:32点)は必ず取れるようになります。要領よくとことん練習しましょう。前回に引き続き私が指導している生徒は全員60以上の偏差値でした^^
※生徒たちには特別な問題などやっていません。駿英ネットサービスで提供する問題で対策しているだけです
10月号の難問はこれ!
NO1⇒正答率0.7%【数学:大問7(3)空間図形:三角すい体積】
NO2⇒正答率7.5%【国語:大問3(3-2)古文:内容理解)
NO3⇒正答率7.8%【数学:大問6(3)一次関数の応用)
10月号で正答率が低かったのは、毎度の数学問題でした。今回は空間図形の応用問題がダントツ1位(0.7%)、3位は一次関数の応用問題(7.8%)でした。2位は国語の古典問題で7.5%!珍しく古文の問題でした。
【新教研テスト11月号】アドバイス
11月号の新教研テストから中3の内容が増えます。まずは範囲表を見てみましょう。中3範囲をピックアップしました↓
【11月号中3範囲PICK UP!!】
英語)間接疑問文 SVOO 現在分詞・過去分詞
数学)2次方程式、二次関数
理科)化学変化とイオン、生命の連続性
社会)【公民】現代社会と私たち
実は中3の内容は習ったばかりで、内容も少なく出題も予測可能。教科書を見てどこまでが範囲なのかを把握し教科書・ワークで練習しておきましょう!とにかく中3の範囲からは必ず出題されます!!
あ、11月号から社会は公民が登場です。短い範囲ですし簡単な内容です。公民分野は満点を目指しましょう!社会苦手な生徒は飛躍のきっかけになりますよ^^
最後に、新教研も回数を重ね出題内容や雰囲気も掴めてきたのではと推測します。テストに強くなるためにも11月の試験問題を予想してみましょう。予想することで視野が広がり本番に強くなります。理科や社会(地理)は誰もが予想可能です。頑張ってみましょう^^
ちなみに国語の韻文(詩・短歌・俳句)を考えてみますね。今年の国語の韻文のデータはこんな感じです。さて11月号はどうなるでしょう???
今年の韻文はここから出た!
・7月号⇒短歌
・8月号⇒詩
・9月号⇒俳句
・10月号⇒詩
・11月号⇒?
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
10月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。
●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点
●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野
このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!
【駿英流】「志望校判定」の見方
S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理
C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!
D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。
E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。
■ 雑記 ■
新型コロナが一段落。10-11月は修学旅行の学校も多く中止にならなくてホント良かったです。
by 渡部
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