福島県の入試情報から新教研対策問題、独自コンテンツまで提供!
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令和3年の福島県立入試の全日程が終了しました。
・前期合格発表から12日
・後期合格発表から4日

が経過し季節はすっかり春。
開成の源平団子は列を作っていました^^

今年も多数の受験生から入試得点が寄せられました。
ご協力ありがとうございました!

あ、引き続き入試得点アンケートは募集していますので下記のアンケートフォームから教えてください。

またメールアドレスやLINEを入力した生徒には後日「【高校生用】駿英ネットサービス」のログイン情報をお知らせしますね。

※入力を忘れた生徒は「入力忘れました」と遠慮無く連絡ください。

さて、今回は入試得点を聞き今まで謎だった事が分かってきました。そのことを記事にしたいと思います。

今回の記事は次の受験生、新中学三年生はかなり参考になりますから!

新年度生徒募集~ちょっと宣伝です

駿英は中学生と高校生がほぼ同じ比率です。今年の春も高校新1年生の入会が多く春休みは学校の予習を進めています。駿英は完全1対1の指導。高校生を指導出来る先生には限りがありますのでご興味ある方はお早めにご検討ください。

中学生はまだまだ大丈夫です。生徒のレベルに応じ授業の予習復習から受験指導まで1対1で希望の教科を指導します。ご興味ある方はお問い合わせ下さい。

入試の得点を教えてください!

来年も高校受験は続きます。来年の受験生のためにもあなたの受験の点数を教えてください!ニックネームの入力で構いませんのでご協力お願いします。

ブログに対する感想などありましたらメッセージに書き込んで下さいね^^
県立高校得点記入フォームはこちらです

※アンケートに答えていただいた生徒には期間限定ですが『高校1年生用駿英ネットサービス』へのアクセス権(ログイン情報)を後日送ります。進研模試などの過去問がダウンロード出来ます。希望者はメールアドレスも記入して下さいね。

LINEでも受付します!こちらの「駿英LINE公式ページ」から送って下さい。
LINEでの「受験の得点&感想」はこちらです

令和3年福島県立高校入試の合否ラインはどうだったのか

今年の入試問題は解きやすい問題でした。それは実際に受験した生徒が一番感じたことでしょう。私も入試後「予想合格ライン」を【発表前】入試合格ラインを予想してみたの記事で予想してみましたが、実際はもう少しラインは下がっていました

把握している範囲の合格ラインは以下の通りです。なお、今後資料を集め来年の受験者向きにシェアします。しばしお待ちください。(何か情報をお持ちでしたら是非教えてください^^)

今年の推定合格ライン!!

※あくまで推定情報です。「○○高校は155点で合格している」など情報をお持ちでしたら是非教えてください。

【予想平均点:129~131点】
・安積(普通科)⇒180点前後 倍率推移1.13
・安積黎明(普通科)⇒175点前後 倍率推移1.40
・郡山(普通科)⇒162点前後 倍率推移1.44
・郡山東(普通科)⇒156点前後 倍率推移1.42
・福島(普通科)⇒183点前後 倍率推移1.02
・橘(普通科)⇒175点前後 倍率推移1.16
・福島東(普通科)⇒162点前後 倍率推移1.42
・磐城(普通科)⇒180点前後 倍率推移1.16
・磐城桜が丘(普通科)⇒156点前後 倍率推移1.28

おおよそ予想は当たっていますが、意外だったのは
●安積高校は180点前後
●福島高校は183点前後
●磐城高校は180点前後

地域ナンバーワン進学校の合格ラインが5~10点低かったことですね。その理由が判明したので下で説明します。

福島県高校入試と模試との違い

大多数の受験生は模試の結果で受験校を決めます。模試は「新教研テスト」と「実力テスト(パワーアップ)」の二種類。この二つの模試は福島県入試問題に似せていますので難易、問題傾向などそっくりに出来ていますので県立高校選びにはぴったりです。

で、模試の得点(偏差値)で受験高校を決め本番に臨みます。すると
・模試より悪い
・模試より出来た
という生徒が出てきます。分かりやすく言うと「福島県入試問題に強い生徒」「弱い生徒」に分類されるんですね。(入試に失敗しなかったという前提です)

その一番の理由が今回良~く分かったのでお話ししますと
模試と入試の配点の違い
これにつきます!

実は私にとって令和3年入試の最大サプライズは
入試問題配点の公開
だったんです。配点が違うだけで結果が大きく変わります

新教研テストと入試の配点の違いをまとめますとこんな感じでした。

国語→作文が6点(内容も重視)、小説問題の最後の記述配点が4点、解説文の最後の配点が5点
英語→英作文が3点、小問で2点問題が2問。
数学→計算問題も配点2点、資料の説明3点、方程式の文章5点、図形の証明5点、関数応用の最後3点、空間図形の最後3点
理科→ほぼ同じ
社会→ほぼ同じ

国語と数学の配点が新教研と異なることが一目瞭然。したがいまして、入試だと国語、数学がこんな傾向になります。

●国語の記述配点がメチャ高い→新教研と比べ得点が伸びない。高得点が難しい。差が付かない。
●数学の後半問題の配点が高い→計算も2点なので苦手な生徒は新教研より取れる。ただし応用問題の配点が高く進学校受験者にとって数学は要注意!模試と入試との得点差が最も大きい教科になる。簡単な入試問題の時の方が差が付きやすい。

安積高校の数学配点にサプライズ!

数学の標準入試配点でさえ、模試と異なる結果になるのだが、安積高校が独自の数学配点を公開しその配点には驚いてしまった

まずはご覧ください。

【安積高校の驚きの配点】
大問5 図形の証明問題⇒6点
大問6 関数の応用(3)⇒5点
大問7 空間図形(3)⇒5点

これかなりのサプライズです。この配点だと数学苦手な生徒ですと10点取るのがやっとです。
実際、今回の入試で安積高校を合格した生徒で数学20点台続出です。駿英のアンケート結果でも24点、23点、25点と多数の20点台がいました。

来年、安積高校を受験する生徒は数学対策は必須です!

入試の謎が判明!

入試には謎があります。都市伝説的なものもありますが、いつも生徒や親御さんから質問される疑問点をあげますと

●安積黎明と安積高校の合否ラインが変わらないのはどうして?
●安積高校の入試数学の得点が低すぎるのはどうして?
●国語の高得点者が少ないのはどうして?

これらの疑問点ですが
●数学の配点が違う(安積高校)
●記述式問題の配点が高く採点が厳しい(国語)

謎の解明はこれらに集約されそうです。

私は安積高校と安積黎明の合格点の差が変わらないことにいつも疑問を感じていました。採点厳しさの違いといっても無理があります。

今回の安積高校数学の配点で腑に落ちました^^ 私も来年度からはもっと入試配点を考えた指導を行おうと反省です^^;

数学嫌いな生徒が新教研受験するとき
●関数の応用、空間図形の最後の問題は飛ばして良い
●図形の証明は飛ばして良い

と指導する塾の先生も多いですが、

これらの問題を回避すると
新教研⇒8点マイナス(残り42点)
入試本番⇒16点マイナス(残り34点)

になっちゃうんですね。

だから今回の入試数学で34点以上をゲットした安積受験生はいつもなら40点を優に超えていたと思われ、実際の入試得点(数学)を聞いて「え、こんなに低いの?」と驚いたはずです^^;

そんな得点状況の中「駿英ネットサービス」の会員に50点をたたき出した生徒がいました。1教科で20点近く開くなんて難関進学校受験では数学以外考えられません。

安積高校などの難関進学校受験者は数学は特別な対策を行う必要があります。追々、駿英式対策などブログに書いていきますのでこれから受験を迎える中学生は楽しみに待っていて下さい。


■ 雑記 ■

春休みは孫を連れてディズニー行こうと予定していましたが、このコロナの状況下では出来ません。明日カルチャーパークに行ってきます^^;

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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