福島県の入試情報から新教研対策問題、独自コンテンツまで提供!
プロの家庭教師の視点から『勉強』を綴った駿英ブログ。 勉強方法や参考書・問題集のレビュー、 タイムリーな入試情報までお得な情報満載☆ とっておきの『勉強術』をお届けします!

平成30年度福島県立高校Ⅰ期試験が終わりⅡ期入試まで31日となりました。
一週前から開始した「志望校合否サービス」も好評で、毎日相談も頂きます。

Ⅱ期出願を控え一番多かった質問が
「第一志望は○○高校ですが、今年は定員減です。倍率はどの程度変わりますか?」
「○○高校の定員が減ると○○高校の倍率も影響を受けますか?」
こんな相談です。

きっと関心を抱いている生徒も多いかと思いますので今日は「定員減で倍率はどうなるのか?」「他の高校にも影響があるのか?」をテーマにしますね。

平成30年度 注目の定員減になった高校

平成30年度 福島県立高校で定員減になった高校&学科が改編になった高校は駿英家庭教師学院のホームページに載せましたのでご覧下さい。

平成30年度 定員減の県立高校と学科が変わった高校

中学生の人数の減少に伴い定員が減るのは仕方のないことですが、人気校や地域一番の進学校の定員減は受験生にとってキツいものです。

今年はそんな高校が数多くあります。ピックアップしましたのでご覧下さい。

定員減の注目校

県北地区
橘高校(普通科)320(昨年度1.20倍)⇒280人
福島西(数理科学科)40(昨年度1.21倍)⇒0人(廃止)

県中地区
安積黎明(普通科)320(昨年度1.34倍)⇒280人

会津地区
会津(普通科)280(昨年度1.02倍)⇒240人

いわき地区
磐城(普通科)320(昨年度1.21倍)⇒280人

平成30年度の定員減で注目したこれらの高校は各地区の伝統校or人気校です。

定員減で影響を受ける高校と倍率を推測

定員減で影響を受けるのは、定員減をした高校だけではありません。定員減で志望校をあきらめランクを落とす生徒を考えて予測する必要があります。

今年の定員減で影響がを受けるであろうと思われる高校をあげ、倍率を予測してみましたので該当する生徒は参考にしてみてください。

県北地区
橘高校普通科の40名の定員減と福島西(数理科学科)廃止で影響を受ける学校
①橘高校普通科(昨年度1.20倍)…今年は1.3~1.4になるのではと予測。
②福島東普通科(昨年度1.40倍)…橘受験を断念する生徒が流れる。昨年が高倍率だったので、昨年並みかやや上がり1.4~1.45倍と予測。
③福島西(昨年度1.21倍)…昨年まで福島西(普通科)から落として受験した生徒や福島東から流れてくる生徒が増えると予測。

県中地区
安積黎明の40名定員減で影響を受ける高校
①安積黎明普通科(昨年度1.34倍)…今年は1.4~1.5まで上がると予測。
②郡山高校普通科(昨年度1.42倍)…安積黎明から流れてくる。今年も高倍率で1.4~1.5と予測。
③郡山東普通科(昨年度1.43倍)…郡山高校同様、安積黎明から流れてくる。今年も高倍率で1.4~1.5と予測。

会津地区
会津高校の40名定員減で影響を受ける高校
①会津普通科(昨年度1.02倍)…昨年は低倍率。今年は定員減の分だけ若干上がると予測。
②葵高校普通科(昨年度1.15倍)…会津高校ギリギリの生徒が流れてくる。今年は1.2~1.25と予測。

いわき地区
磐城高校普通科の40名定員減で影響を受ける高校
①磐城高校普通科(昨年度1.21倍)…定員減の分だけ倍率が若干上がると予測。今年は1.3倍辺りか。
②磐城桜が丘高校普通科(昨年度1.31倍)…磐城高校から落とした生徒が流れてくる。昨年同様高倍率になるだろう。今年は1.4辺りか。

過去に定員減を行った高校の倍率はどうだったか?

私が予測したところで説得力がありません^^; 過去に定員減を行った高校の倍率や影響を受けた高校の倍率を調べてみましたのでご覧下さい。

注目して欲しいのが平成25年度!どこも倍率が高いことに驚かれると思います。たった5年で中学生の数が減っているんです。昔と比べ、今は入りやすいんですよ~

あと、平成20年の県中地区は大変な年でした。安積高校と安積黎明が同時に定員減!予測が付かず困ったものです。

【平成24年度⇒平成25年度】倍率の推移

【県北地区】

変更点
福島東普通科320人→280人

倍率の推移
●福島東高校普通科 1.24倍⇒1.35倍
●福島南高校文理科 1.11倍⇒1.41倍
●福島西高校普通科 1.50倍⇒1.64倍
●橘高校普通科 1.23倍⇒1.16倍


【県中地区】

変更点
郡山高校英語科80→40人
郡山東普通科320人→280人

倍率の推移
●郡山高校英語科 1.41倍⇒1.69倍
●郡山高校普通科 1.38倍⇒1.50倍
●郡山東普通科 1.34倍⇒1.59倍
●安積黎明普通科 1.32倍⇒1.36倍

【平成22年度⇒平成23年度】倍率の推移

【会津地区】

変更点
会津高校普通科320人→280人

倍率の推移
●会津高校普通科 1.03倍⇒1.07倍
●葵高校普通科 1.10倍⇒1.27倍

【平成19年度⇒平成20年度】倍率の推移

【県中地区

変更点
安積高校360人→320人
安積黎明高校360人→320人

倍率の推移
●安積高校普通科 1.19倍⇒1.25倍
●安積黎明高校普通科 1.40倍⇒1.56倍
●郡山高校普通科 1.28倍⇒1.41倍
●郡山東高校普通科 1.84倍⇒1.53倍

アドバイスですが「倍率に神経質になりすぎないようにする」ということです。意識すべきは入試での得点!これにつきます。

出願に迷ったら「志望校合否サービス」も判断材料にしてください!

【福島県立高校入試スケジュール】
・Ⅰ期出願期間 1月18~23日
・Ⅰ期選抜試験 2月1~2日
・合格内定発表 2月6日

・Ⅱ期出願期間 2月14~19日
・Ⅱ期出願先変更期間 2月20~22日
・Ⅱ期選抜試験 3月8~9日
・県立高校合格発表日 3月14日

■■ 雑記 ■■

新教研テスト2月号の数学のラスボス問題(大問7 空間図形)の(1)(3)は実戦公式がズバリ使えましたね!

ブログを見て覚えた生徒からさっそく感謝メールが…。良かったのですがホントに出るとは^^;

信じるものは救われます(笑) 皆さんもやってみてください!

by 渡部

oshirase

駿英ネットサービスのご案内

今年で11年目の「駿英ネットサービス」で無駄のない受験勉強を!
●県立入試ラストスパート問題
●受験校のメール相談
力になります!「駿英ネットサービス」をご検討下さい^^

入試過去問のオンライン解説・添削コースやっています。

駿英ネットサービスのご案内

【3学期生徒募集】自分に合った勉強方法を見つけよう!
今学年の成績がパッとしない生徒は学習環境の見直しが急務!ズルズルと時間が経過しないよう今の勉強方法で良いのか自問自答してみよう!

駿英の指導は
●中学生コースは5教科指導可能
●徹底した新教研テスト対策
●映像授業とは全然違う高校生への直接指導
●どのレベルも分かりやすいと評判の高校数学
●スペシャリスト揃いの高校コース

駿英の個別指導は完全完全1対1!家庭教師そのままの授業を教室にて行います^^
ぜひ、駿英の家庭教師&教室指導をご検討ください^^

※映像授業で高校数学が分からない時はお早めに!スペシャリストが待っています^^
※難関大学用数学・物理、私大用古文など指導できる先生は限られてきます。まずはお問合せ下さい。

「質問&相談」フォーム

お問い合わせ(LINE公式)

この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

コメント一覧

この記事へのコメントはありません。

コメントする

コメント

※メールアドレスは公開されません。