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「直前5点アップ作戦」シリーズです^^

今まで、リスニングテスト対策、数学対策、国語対策とやってきました。
今回は社会の対策です!

受験生は知るわけもありませんが、平成25年度に教科書が全面改訂され教科書が厚くなり中身が大きく変わったんです。そして平成28年度も改訂。もっと厚くなりました^^;

●平成25年度 教科書全面改訂
●平成28年度 教科書改訂

社会と理科は分野別の教科ですので、教科書の内容が変わると問題の内容もガラッと変わるんです。入試過去問、特に「入試虎の巻」を勉強している人は、教科書改訂前の社会・理科はあまり当てにならないかも知れません。注意して下さい。

あ、昔の教科書はもっと厚かったんですよ。なにせ土曜日も普通に4校時の学校がありましたから。

【福島県立入試】社会の出題傾向と予想&難しさについて

駿英のホームページでは過去7年の

●世界地理
●日本地理
●文化(歴史)

の出題された問題を分析をしています。

歴史は全範囲の出題のため「○○時代」が出る!という予想が出来ません。文化で勘弁して下さい。

公民は身近な問題と絡めての出題となり予想が難しいんです。だからブログ上では予想したことがありません。今後の課題にしておきます…。

というわけで今回も

・世界の地理はどこからの出題か?
・日本の地理はどこから出題されたか?
・歴史は「何文化」からの出題だったか?

これを分析・予想しますね。

社会入試分析&予想

駿英のホームページで社会の分析をしていますが、そのキャプチャー画像を見てください。

ここから傾向を掴んでみます。

入試予想世界地理

平成24年度までは世界全域からの出題。教科書が全面改訂された平成25年度から分野別に出題されるようになりました。したがって今年も分野別からの出題ですね。

問題はどこからの出題か?なのだが並べてみると

「南北アメリカ」→「ヨーロッパ」→「アジア(東南・南・西アジア)・オセアニア」→「アフリカ(中南アフリカ)」

ときたので、残る地域は「東アジア」「南極」ぐらいなんです。

そこで私の予想は本命が「南北アメリカ」と予想。対抗が「ヨーロッパ」としておきます。あ、穴はアジアといっても「中国・韓国・台湾などの東アジア」にしますね。

ちなみに昨年はブログにこんな記事を書いていたんですね~

今年の予想だが、残った地区のアフリカ地方に2重丸を付けたい。そして、出題しやすいアメリカを対抗に考える。

ご存じのようにアフリカの出題。見事的中でした。

入試予想日本地理

日本地理も教科書改訂の25年から並べてみますね。

「中国・四国地方」→「東北・関東地方」→「九州地方」→「関西・中部地方」

こういう順序です。残った地方は「北海道」のみですね。

悩ましいところですが私の本命は「北海道・東北」または、もっと広い範囲で「北海道・東北・北関東」にします。対抗は順序通り「中国・四国地方」でいきます。

ちなみに昨年度の予想は

悩むところだが、今年は関西・中部・東海辺りではないかと睨んでいる。穴で北海道だ。

もちろん的中していました^^ ま、予想しやすかったですが…。

入試予想歴史(文化)

歴史(文化)の予想は難しいです。平成24年度から並べてみますね。

「東山文化」→「国風文化」→「禅宗・最澄(仏教の問題)」→「元禄文化」→「国風文化」

出題されていないのが、飛鳥文化、桃山文化、化政文化です。
今年は、本命を桃山文化、対抗を化政文化にします。

文化の復習は簡単です。鎌倉文化、東山文化も押さえておきましょう!

昨年度の検証です。気が進みませんが…

出題されていないのは、飛鳥文化と桃山文化と化政文化。そろそろ出題されるか。
あとは鎌倉文化~東山文化も押さえておくように!

大外れです^^; 失礼いたしました。

入試社会の特徴を読む!

福島県の社会の特徴は、取れる人と取れない人の差が激しいことに尽きます。これは受験勉強を頑張った人が得点でき、サボった人は得点できない教科ということなんですね。

私は生徒に社会は「社会は勉強を裏切らない教科」と言い続けています。受験勉強が報われる教科、それが社会なんです。

他の教科同様、昨年度の入試を偏差値化してみました。

平成28年度入試理科偏差値

【平均点28.6】
●15点⇒偏差値37
●20点⇒偏差値42
●25点⇒偏差値46
●30点⇒偏差値51
●35点⇒偏差値56
●40点⇒偏差値61
●45点⇒偏差値66

これを見ても、数学や国語とは全然違うことが分かります。
こういう偏差値になるのは得点が適度にばらけているからです。

41点以上の得点者を数えてみるとこんな結果でした。

国語⇒102人
数学⇒51人
社会⇒1,109人

凄い差です!数学は51人しかいないのに社会は1,109人!!違いが分かったと思います。

社会の偏差値で考えると、進学校を目指す生徒は36点以上の得点が必要、難関進学校なら40点以上が必要になっています。

入試社会 得点のコツ

社会の配点は、記述式(説明する問題)が2点。あとは全て1点だと思われます。高得点のコツは、記述式で失点しないことです。(ミスで部分点しかもらえないの受験生が多い)

昨年で言えば、2点の記述式の問題が10問ありました。もし全部出来たら20点です。全部正解したとしても全て部分点なら10点しか取れません。その差は大きいです。

数学と違って社会は時間を気にする教科ではありません。記述式はケアレスミスを注意してください。


■雑記■
今朝、新聞を眺めたら、4月から異動する県立高校の校長先生が顔写真付きで紹介されていました。校長先生を見ると馴染みのある名前が二人。一人は小学校からの同級生。一人は高校時代のサッカー部の後輩。懐かしいと思って顔写真をガン見(笑) 懐かしいと同時に寂しさも…。いつの間にかこんな年になっちゃったんですね~


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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