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【令和3年】9月号新教研の結果が出ましたので、いつも通りデータ分析してみます。

入試まで5ヶ月ちょっと。まだまだ時間はありますが、10-11月に行われる3者面談までに結果を出しておきたいところ。夏休みは夏期講習という総復習できる場がありましたが、今後は自分で弱点補強をし自ら得点力を付けなくてはいけません。

弱点補強や得点力アップを計るには新教研テストや実力テストといった模試の結果の有効活用が最も効率的!模試の結果が悪いと「そんな結果は見たくない!」と反省&解き直しを避けていませんか?

結果が悪い時こそ、そこにあなたの「上がらない理由」が隠されています!自己データを分析し受験勉強のアップデートを行いましょう^^ あ、上がった生徒は今の学習を続けること!次号も更なる上昇を!!

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9月号新教研テストの最高点にはびっくりです。突出した存在ですね^^;

【令和3年】新教研テスト9月号のデータ分析

「新教研テスト8月号」受験者数

5,839名(7月号6,557名)
※昨年度9月号は6,420名

「新教研テスト9月号」平均点!

科目 9月号 8月号 7月号
国語 22.0 23.8 22.6
数学 19.1 21.3 25.5
英語 21.7 20.4 22.7
理科 23.3 22.5 20.5
社会 23.5 23.2 22.9
合計 109.6 111.2 114.2

最高点と最低点

【最高点】249点(8月号は239点)
【最低点】17点

高得点者数

【220点以上】
58名(8月号は58名)
【200点以上】
331名(8月号は383名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 22点 27点 32点 37点 42点
数学 20点 25.5点 31点 37点 43点
英語 22点 28点 34点 40点 46点
理科 24点 29点 34点 40点 45点
社会 24点 30点 36点 41.5点 47点
合計 110点 135点 159点 184点 208点

9月号の総評&10月号アドバイス

【令和3年】新教研テスト9月号の総評

9月号新教研は「定期試験」と重なったこともあり受験者数は減少、平均点は111.2点(8月)⇒109.6点(9月)と若干下がりました

教科的に、今回受験者を悩ませた教科は「国語」でしたね。特に小説読解問題が難しかったと言う生徒が多かったですね。いつもはティーンズが主人公で感情移入がしやすいのに、大人しか出ない小説だったので心情の読解など厳しかったようです。私はめちゃ面白かったんですが(笑)

一番平均点低かったのが「数学」の19.1点。これは「連立方程式の文章問題」や「図形の証明」の難度がやや上がった結果。これからもこの傾向は続きます。進学校志望の生徒はここでの失点を減らすことがカギになります。ここが苦手な生徒は徹底的に練習しましょう。

逆に「理科」「社会」の平均点は上がりました。ま、受験勉強を本格化させてくると最初に結果が出るのが理・社ですから例年通りです。

理、社は30点付近までは重要語などの暗記学習で得点出来るようになりますが、必ず壁にぶち当たります。そこを突破するには2点問題対策が必要になってきます。

●理科の2点問題⇒記述問題、計算問題、グラフ、化学式
●社会の2点問題⇒記述問題、歴史の並び替え、作図問題

理社の2点問題は単なる暗記問題では無く記述問題、計算問題が中心。まずは学校の「ワーク」に出てくる記述問題を徹底的に暗記しましょう。

いつも書いていますが、模試の数学は出題傾向がガチガチに決まっており一番対策可能な教科偏差値60(9月号:31点)は必ず取れるようになります。要領よくとことん練習しましょう。今回も私が指導している生徒は全員60以上の偏差値でした^^

【今年の新教研は配点が変わった】
●数学:「計算問題が1⇒2点へ」「方程式の文章問題が4⇒5点へ」「関数、空間図形の最後の問題が2⇒3点へ」
●国語:「読解の記述問題が2点⇒3点or4点へ」「作文が5点⇒6点へ」

【9月号で正答率が低い問題ベスト3】

9月号の難問はこれ!
NO1⇒正答率4.2%【数学:大問6(3)一次関数の応用:線分の長さ】
NO2⇒正答率4.5%【数学:大問7(3)空間図形:体積の割合)
NO3⇒正答率8.0%【理科:大問8(5)電流の比較)

9月号で正答率が低かったのは数学の問題でした。関数の応用問題が1位(4.2%)、2位は空間図形の応用問題(4.5%)といつも通りの難しさです。3位は理科の電流計算問題(8.0%)。

今回のベスト3は例年通り。数学の最後の問題(空間図形)と理科の最後の問題(電流)は解く時間が無かったというのもあります。高得点を目指す人は、過去問演習の時に「スピード」も意識しましょう!

【新教研テスト10月号】アドバイス

中学校では10月下旬~11月上旬に3者面談が行われます。そこで受験校を決定することはありませんが受験の方向性を決めることになります。

●県立高校を受験するかどうか?
●県立高校は特色選抜を目指すのか?
●私立高校は受験するか?
●私立は専願受験にするか併願受験にするか?

ま、こんな感じですが

●県立&私立を併願にするか?
●私立専願にするか?

で迷っている生徒は重要な選択を迫られることになります。その際の資料として「直近模試の成績」が意味を持ちます。

思うように結果が出ない生徒は「私立専願にしよう」というネガティブ決断になりますし、伸びている生徒は「県立行きたいから頑張る」というポジ決断を下します。

一例をあげると、新教研テストでE判定やD判定しか取っていない生徒も親の前だと「本気出せば行けるし~」と強がっても、3者面談で「現実を見た方が良い!」と言われるとシュンとしてしまい、そこまで落とさなくても良いような高校に志望校を下げてしまいます

まだまだ時間は残されているのです。マラソンで例えれば、まだ折り返し地点。今レーズをあきらめる必要なんて全くありません。

10月号は結果にこだわりましょう!

●1点でも多く得点できるように何が出来るか?
●どんな教科・分野に力を注ぐべきか?

自分自身で考えて実行に移して下さい!上がれば自信になります。志望校に接近します^^

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
9月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

【駿英流】「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。


■ 雑記 ■
食欲の秋。最近、夜マックにはまっています。倍ビッグマックにポテナゲに、魅力的なメニューが多いです(笑) さすがにマズいことになりそうだから10月は糖質制限しよう。まずはカロリーオフのビールから!(笑)
by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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