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来週、福島県内で中学3年生対象の『第1回実力テスト』が行われます。この実力テストは福島県の高校入試を想定した『模擬試験』。今後、受験する高校は模擬試験の結果を踏まえて決定することとなります。

今回は初の実力テストを直前に控えどう対策したら良いのかを書いてみました。直前学習の参考にして下さい^^

ちなみに、福島県の『模試』は
●実力テスト(全7回)
●新教研テスト(全8回)

あります。

範囲を目立つところに貼り、今後は模試の得点(偏差値)を目標に勉強しましょう!それが一番効率良い県立高校入試対策です!

※来週は「7月号新教研対策」をより詳細に行いますね。

駿英ネットサービスでは「新教研テスト」対策はもちろん、今年度から「実力テスト」も扱っています6月末日までキャンペーン中です^^対策問題に困っている人はご検討下さい。

「第1回実力テスト」直前対策!

多くの中学校で6月28日(月)に「第1回実力テスト」が実施されます。テスト直前になってしまいましたが、今からやれることは数多くあります。

まずはテスト範囲をしっかり把握しましょう。
●今回は中2までが範囲
●短歌が出る
●歴史は明治まで

などが分かります。

今回のテスト範囲を理解したら次に「実力テスト配点」を叩き込んでおきましょう。実力テストは定期試験と違います。250点満点で平均点は110~120点程度。

自分が目指す高校から割り出した5教科合計の目標点を設定したら、次に各教科の目標を設定し直前対策です。教科毎の直前アドバイス&配点などを記しますので直前学習の参考にして下さい^^

国語編

テスト範囲&配点

テスト範囲
・漢字の読み・書き
・漢字・言葉の知識
・短歌の鑑賞
・説明的文章の読解
・文学的文章の読解
・古典の鑑賞

配点(50点満点)
●大問1(配点9点)
漢字8問、楷書行書から1問

●大問2(配点6点)
短歌から出題
※切れ字問題など

●大問3(配点7点)
古典問題
※現代仮名遣いへ変換は必須!

●大問4(配点14点)
説明文の読解
※全て2点問題

●大問5(配点14点)
小説の読解
※全て2点問題

アドバイス
国語は小説&説明文の読解問題の配点が28点!この出来で体勢は決まる。とにかく時間配分に注意し読解問題は最後まで解くことだ。
平均点は5教科の中で一番高く30点付近。国語苦手でもそれほど差は付かない。自信を持ってしっかり取り組もう。
あ、範囲を見ると「短歌」は絶対出る!切れ字・表現技法など必ず復習しておこう。

数学編

テスト範囲&配点

テスト範囲
(1年)
・正負の数、文字と式
・方程式、比例と反比例
・平面図形、空間図形
・データの分析と活用

(2年)
・式の計算、連立方程式
・1次関数、平行と合同
・三角形と四角形、確率
・データの比較

配点(50点満点)
●大問1(配点6点)
計算問題4問と文字式

●大問2(配点12点)
小問が6問×2点

●大問3(配点10点)
確率が4点、ヒストグラム・相対度数6点

●大問4(配点4点)
連立方程式の文章問題

●大問5(配点6点)
三角形の合同証明が4点
面積を求める問題2点

●大問6(配点6点)
1次関数の応用から3問×2点

●大問7(配点6点)
空間図形の応用3問×2点
※立方体より

アドバイス
常に平均点が低い数学。平均点はおそらく20点未満になる。そんな数学だが出題内容&傾向は決まっており、実は一番対策が効く教科^^
大問数や配点は昨年同様と思われるので自分の弱い単元・問題を練習しておこう。
数学に関しては過去問での学習が最も有効的。実力テストの過去問は多くの学校で渡されるはず。目標得点を決めしっかり得点しよう。

私は「確率」「データの活用」「連立文章問題」「図形の証明」「関数」を生徒の目標点に合わせて過去問練習させています。中でも確率やデータの活用は必須問題。ここは解けるようにしておきましょう^^

※数学の目標点
20点~:平均レベル
30点~:進学校
40点~:難関進学校

英語編

テスト範囲&配点

テスト範囲
・リスニング
・長文読解
・対話文読解
・動名詞
・命令文、進行形の文
・不定詞
・接続詞、助動詞を含む文
・比較の文
・連語・慣用的表現

配点(50点満点)
●大問1(配点12点)
リスニング問題

●大問2(配点6点)
選択、整序問題など5問

●大問3(配点4点)
英作文が2問×2点

●大問4(配点14点)
対話形式の読解問題

●大問5(配点14点)
長文読解問題

アドバイス
国語同様、英語のカギは読解問題対話文(14点)&長文(14点)と読解問題は2問出るが配点も高くこの出来で決まる。
長文読解が苦手な生徒も多いが、実は前後に答えが隠されていて全文読まずに答えられる。ま、それが出来れば苦労はしないのだが^^;とにかく読解問題もあきらめず解答しよう。答え(ヒント)は問題文に隠れている
高得点のカギは英作文!正答率も低く個々が出来れば自信を持っていい^^

理科編

テスト範囲&配点

テスト範囲
(1年)
・物の世界
・身のまわりの物質
・身のまわりの現象
・大地の変化

(2年)
・化学変化と原子・分子
・動物の生活と生物の変遷
・天気とその変化
・電気の世界   

配点(50点満点)
【生物】(配点12点) 
●大問1:蒸散の問題6点
●大問2:血液、血液循環など6点

【地学】(配点13点)
●大問3:柱状図、化石など6点
●大問4:天気、乾湿計7点

【化学】
●大問5:ガスバーナー、気体の性質など5点
●大問6:酸化、還元7点

【物理】
●大問7:凸レンズの実験(実像、虚像)7点
●大問8:直列・並列回路、オームの法則6点

アドバイス
理科は「生物」「地学」「化学」「物理」の分野から満遍なく出題される。今回の範囲は中1~2の復習なので、どんな問題が出題されるのかワークを見て予想してみよう。
「ここが出たらヤバい」「ここが苦手だな」と恐怖を感じたらそこを復習しておくべき^^ ちなみに過去問は絶対にやっておこう!絶対に参考になる。

社会編

テスト範囲&配点

テスト範囲
(地理)
・総合問題

(歴史)
・古代までの日本
・中世の日本
・近世の日本
・開国と近代日本の歩み

配点(50点満点)
【地理分野】
●大問1:世界地図、気候、大陸など9点
●大問2:ヨーロッパ地方から7点
●大問3:関東~西日本9点

【歴史分野】
●大問4:縄文~室町(配点9点)
●大問5:安土桃山~江戸(配点9点)
●大問6:産業革命~幕末、明治維新(配点7点)

アドバイス
社会も理科同様、満遍なく出題され
●地理25点
●歴史25点
という配点。
世界地理、日本地理は予想して取り組むと良い!ちなみに昨年は「ヨーロッパ」と「関東~西日本」だった。

あ、模試の予想しても意味はないように思えるが、テスト範囲を見て出題を予想することでテストに対し戦略的に取り組むようになり、結果テストに強い体質になる。これも戦略の一つ!

歴史は範囲が広く歴史嫌いの生徒は「今更やっても」とあきらめて復習しないケースが多いが、教科書の太字だけでも見直しておこう!
※歴史学習にお勧めなのが1問1答形式の問題集!クイズ形式で重要語句が暗記できる^^

【直前対策】心構え編

「ドラゴン桜」で桜木先生が語っていたように、模試は自分の学力を計る最も有効な手段なんですね。

自分の学力を知ってこそ
●適正な志望校
●取れない教科、取れる教科
●志望校へ何点必要か
●偏差値

などを知ることが出来るんです。

県立高校受験まで8ヶ月。第1回実力テストは長い長い受験勉強のほんの序盤・・・。今回は現在の自分の立ち位置を見るテストと戦略的に捉え試験に臨みましょう。

ちなみに、受験校を決めるのは11月以降の模試結果になります。私は受験相談を受ける際に「第1回実力テスト」の結果など全く参考にしません^^;

■ 雑記 ■

今週は定期試験実施の学校が多いです。中学三年生は来週は「実力テスト」で再来週が「新教研テスト」!可哀想ですが受験までの8ヶ月間これが続きます。

おそらく山あり谷ありの8ヶ月^^;これが精神的に成長させてくれるんです。頑張って乗り切りましょう!

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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