今年もあと40日。
計画立てが好きな私は「~まであと何日」というサイトを良く利用します。では県立高校入試まであと何日でしょうか? 「2021年3月3日」と入力したところ
101日!
いや~入試まで101日なんです^^; 新教研11月号の結果も出たところですし、ギアを一段切替えましょう!まずは11月号の結果を分析し
・勉強内容
・力を入れるべき教科
・あと何点上げる必要があるのか
を再度見直しです。まだまだ反省点の多い受験生は「自分改革」を決行しましょう!まだ間に合います!
本文で書きますが、私は常々12月号と1月号の結果で受験校を決定するよう言ってきました。今年もなんら変わりありません。来月(12月5日)はいよいよ12月号新教研!いつも以上に結果重視です^^
プロローグはこのぐらいにし本題に入りますね。今回は「11月号新教研テストの結果分析」と「12月号に向けて」の記事になります。12月号の出題予想もちょいとしてみましたので参考にして下さい^^
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【令和2年】新教研テスト11月号のデータ分析
「新教研テスト11月号」受験者数
7,021名(10月号7,083名)
※昨年度10月号は7,865名
「新教研テスト11月号」平均点!
科目 | 11月号 | 10月号 | 9月号 | 8月号 | 7月号 |
---|---|---|---|---|---|
国語 | 24.6 | 24.0 | 25.4 | 25.1 | 26.9 |
数学 | 18.2 | 14.0 | 16.2 | 17.8 | 21.1 |
英語 | 25.1 | 23.1 | 22.1 | 24.7 | 21.1 |
理科 | 21.9 | 22.2 | 19.9 | 23.6 | 18.6 |
社会 | 22.9 | 20.4 | 19.9 | 22.2 | 22.9 |
合計 | 112.7 | 103.7 | 103.5 | 113.4 | 110.6 |
最高点と最低点
【最高点】237点(10月号は235点)
【最低点】16点
高得点者数
【220点以上】
45名(10月号は16名)
【200点以上】
276名(10月号は103名)
偏差値・得点の関係
科目 | 偏差値50 | 偏差値55 | 偏差値60 | 偏差値65 | 偏差値70 |
---|---|---|---|---|---|
国語 | 25点 | 30点 | 35点 | 40点 | 45点 |
数学 | 19点 | 24点 | 29点 | 35点 | 40点 |
英語 | 26点 | 31点 | 37点 | 42.5点 | 48点 |
理科 | 22点 | 27点 | 32点 | 37点 | 42点 |
社会 | 23点 | 29点 | 34点 | 39点 | 44点 |
合計 | 113点 | 136点 | 160点 | 183点 | 206点 |
11月号の総評と12月号新教研へ向けて
【令和2年】新教研テスト11月号の総評
今年の平均点は低すぎ
前回(10月号)と比べると数学の内容が易しくなり、英語も解きやすく平均点は10点ほど上がるなと予想していましたので、ほぼほぼ予想通りの結果でした。でも昨年や一昨年なら平均点120点の問題。全体的に今年の受験生の学習ペースは遅いように感じます。
具体的にいうと、数学の平均点は低過ぎ、理科や社会といった秋から伸びてくる教科もまだまだ甘いといった感じです。受験生には頭が痛いかもしれませんが正直な感想です^^;
ま、原因は明らか。長期の臨時休校が受験スケジュール狂わせているからです。学校の授業ペースが超ハイペースで、中3生は定期試験の勉強で手一杯。今回の11月号の新教研テストも期末テスト直前だったという生徒も多いでしょう。
今年の特徴は得点差が大きいこと
今年は平均点が低いとネガティブなことを話しましたが、視点を変えると得点が上がると偏差値がめちゃ上がりやすいとも言えます^^
定期試験と並行し受験勉強も進めている生徒は着実に上がっています。志望校の基準点が低いのですから結果も出やすいです。実際、駿英の生徒で
・Bランク⇒Aランク
・Cランク⇒Bランク
・Dランク⇒Cランク
と11月号で結果を出した生徒が続出しました。特別なことをしたわけではありません。数学の落とせない問題と理科・社会という結果が出やすい教科を徹底的に練習した成果です。
2学期の定期試験が終わり、模試に向けた対策がみっちり出来ます。11月号の結果を反省し次回に繋げましょう!
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
11月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。
●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点
●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野
このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!
「12月号新教研テスト」に向けて
12月号で必ず出る範囲とは
今回は「中3の範囲」が広くなりました。ここから数多く出題されます。必ず押さえておきましょう。
【12月号】新教研の中3範囲を抜粋
数学)2次方程式、二次関数
英語)疑問詞+不定詞、It…for-to~の文、want+人+不定詞の文
理科)化学変化とイオン、生命の連続性
社会)現代社会とわたしたちの生活、個人の尊重と日本国憲法
範囲を見たらワークを取り出してみて下さい。私なりに予想してみますと
数学は「2次方程式」と「2次関数」が必出。「2次方程式」は大問4の文章問題で出題されるかも。配点も高いので練習しておこう。
2次関数は問2で「2次関数の式を求める」「変化の割合」「変域」が出題されると予想。もしかしたら大問6で「1次関数と2次関数の融合問題」が出題されるかも?ここも練習しておこう。
英語はhow to,what toがどこかで出題される。また長文でIt…for-to~、want+人+不定詞の文が出てくると思われるので基本文は徹底的に覚えておこう。私は大問3(英作文)で「want+人+不定詞」の文が出るのではと予想しているのですが…
理科はイオン問題が1問、遺伝の問題が1問出ると予想。イオンは難しめな中和問題が出そうかな^^;
社会は公民を確実に得点するのが必勝法。人権、日本国憲法、共生社会の辺りを教科書&ワークで徹底的に復習すること!
12月号の重要性
新教研テストもあと3回しかありません。ただし最後の新教研テストの結果は出願後になります。したがって、新教研テストの結果を見て受験校を決める場合
●12月号新教研テスト(12/5)
●1月号新教研テスト(1/7)
の結果で決めることとなります。
私は12月号からが本番だと常々生徒に話しています。11月号までは練習です。ミスしても「原因を理解させ次回は気をつけよう」と促すだけですが、12月号からは結果しか見ません。
「漢字を間違えた」
「分かっていたけど足し算でミスった」
「完全に勘違い」
そんな言い訳は完全に聞き流します(笑) 些細なケアレスミスであっても実力です。1点でも多く取りに行きましょう。1点の大切さを知ることが、ミスを減らし基本問題の重要性を身をもって知るきっかけとなるのです。
「12月号」と「1月号」で受験校を決めるんだと、自分に言い聞かせ1点でも多く得点するため、あと2週間密度の濃い勉強を行って下さい。
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【駿英流】11月号「志望校判定」の見方
S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理
C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!
D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「新教研テスト12月号の結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。
E判定の生徒へ
この時期になってのE判定は厳しいです。諦めきれない生徒は新教研テスト12月号で結果を出しましょう。最後のチャンスです。
■ 雑記 ■
受験勉強本番というのに新型コロナ第3波が心配です。私もすっかり慣れてしまっていたので反省することしきりです。今年もあと40日。体調管理を万全に乗り切りましょう!
あ、冒頭に紹介した「あと何日」は便利でお勧めです^^
by 渡部
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