今回は【令和2年】新教研9月号の結果が出ましたので、そのデータになります。
9月号新教研は、問題も難しかったんですが、「定期試験」や「実力テスト」と重なり準備不十分で受験した生徒が多かったこともあり平均点はめちゃ低空飛行でした。現在私が担当している受験生も思わしくなかったです^^;
しかし、これも実力です。どんな時期に行われようが、対応する力をつけましょう。受験まで半年を切り、今後は志望校変更やら私立併願校の決定やらメンタル的に厳しい局面がやってきます。いつも言っていますが、受験は本番が迫るほど精神力の勝負になってきます。
今回は今の時期だからこそのアドバイスも書いてみました。
●全然成績が伸びない
●目標点に数十点足りない
●志望校をどうするか悩んでいる
そんな生徒は参考にしてください。
【令和2年】新教研テスト9月号のデータ分析
「新教研テスト9月号」受験者数
6,420名(8月号6,154名)
※昨年度9月号は7,331名
「新教研テスト9月号」平均点!
科目 | 9月号 | 8月号 | 7月号 |
---|---|---|---|
国語 | 25.4 | 25.1 | 26.9 |
数学 | 16.2 | 17.8 | 21.1 |
英語 | 22.1 | 24.7 | 21.1 |
理科 | 19.9 | 23.6 | 18.6 |
社会 | 19.9 | 22.2 | 22.9 |
合計 | 103.5 | 113.4 | 110.6 |
最高点と最低点
【最高点】237点(8月号は239点)
【最低点】15点
高得点者数
【220点以上】
41名(8月号は55名)
【200点以上】
243名(8月号は355名)
偏差値・得点の関係
科目 | 偏差値50 | 偏差値55 | 偏差値60 | 偏差値65 | 偏差値70 |
---|---|---|---|---|---|
国語 | 26点 | 31点 | 36点 | 41点 | 46点 |
数学 | 17点 | 22点 | 28点 | 33点 | 38点 |
英語 | 23点 | 28.5点 | 35点 | 41点 | 47点 |
理科 | 20点 | 26点 | 32点 | 37点 | 43点 |
社会 | 20点 | 26点 | 31点 | 37点 | 42点 |
合計 | 104点 | 129点 | 153点 | 178点 | 203点 |
9月号の総評と今の学習で果たして良いのか?
【令和2年】新教研テスト9月号の総評
しかし9月号の平均得点は低かったですね~ 数学16.2点、社会19.9点、理科19.9点と3教科が20点に満たないという低空飛行です。国英は通常通りでしたので、今回は平均点の低かった3教科の感想を詳細に書いてみますね。今後の勉強の参考に!
数学は確率が難しく時間がかかる問題でした。ここで戸惑い混乱した生徒もいたのではと思いますね。後は大問6「関数の応用」大問7「空間図形」は、練習すれば通常2問は解ける問題なのですが、どちらも2問目さえ難しく、3問目は正答率がめちゃ低かったです。
しかし、「連立の文章問題」「図形の証明問題」は簡単で小問を押さえれば、ある程度取れた問題でもあります。
失敗した生徒は「今回は難しかったから仕方ない」で終わらせず、このようなテストでも得点できるよう学習方法を見直しましょう。
理科はとにかく計算問題が多かったですね。実は県立入試の平均点が低いときは計算問題が多いときなのです。(計算問題は配点も高い) 数問厳しい問題はありましたが、20点に満たないほどの問題ではありません。
今回、理科で偏差値を下げた生徒は理科を暗記教科と勘違いしている生徒が多いです。用語など単純な学習を見直すいい機会です。まずは9月号の計算問題を理解し何度もトライしましょう。思っているより易しいですよ。あ、大問5の(3)の計算問題は難問でしたが^^;(正答率1%)
社会は見慣れない問題が多かったかもしれませんね。実際「いつもと雰囲気が違うぞ」と感じた生徒が多かったようです。しかし内容的には教科書レベルの問題しかないんです。県立入試の社会は新傾向の問題が多いです。浅い暗記ではある程度までしか得点できません。
思うように伸びない生徒はもう一度学習方法自体を見直しましょう。社会を単なる暗記教科となめてはいけません!
私は歴史は年号を暗記させています。暗記した生徒たちは今回2題出題された「歴史 並べ替えの問題」はどちらも簡単に解けました。(配点も高く4点ゲット)
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
9月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。
●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点
●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野
このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!
「新教研テスト」今後のアドバイス
いつもなら来月号のアドバイスを書いているのですが、入試まで半年を切った今、入試までの学習計画、勉強方法を見直す時期ですので、今回は今後の取り組み方についてアドバイスします。
中三に入り模試は
●実力テスト合計3回
●新教研テスト合計3回
行われてきました。
10月に入りいい機会です。今までの結果(得点・偏差値)を教科別に書き出してみましょう。順調に伸びていれば勉強法は間違っていません。今までの学習方法に自信を持ち継続するのみです。
問題は「伸びていない生徒」「下がった生徒」です。はっきり言います。今の勉強方法は間違えています。すぐに見直すべきです。
9月号の新教研テストのような平均点が低い問題の時、真の実力が出るもの。どんなタイプの問題でも目標点を突破出来るよう作戦を立ててください。時間がかかってもかまいません。自分に適した勉強方法を掴んでください。分からないときは、塾の先生や学校の先生の力を借りアドバイスしてもらうと良いです^^
どうしていいか分からないときはメールください。
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【駿英流】「志望校判定」の見方
S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理
C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否線上へ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!
D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし2ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。
E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。
■ 雑記 ■
最近は読書が疲れるので、オーディオブックを利用し耳から本を読んでいる^^
お気に入りは「MOOK STUDY日本の歴史」!これは面白い。
本日は、第92回の樋口季一郎と第93回の応仁の乱を聞いたのだが、エピソードも興味深かった。
室町の6代将軍足利義教はくじで選ばれた濃すぎる将軍。信長並みの破壊的な将軍だったとは知らなかった…
by 渡部
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