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本日で平成30年度の福島県立高校2期入試が終了しました。

昨日からこのブログのアクセスが凄いことになっています。
筆記試験を終え

●今年の入試問題はどうだったんだろう?
●昨年と比べ難しかったのか?簡単だったのか?
●配点を知りたい!

受験生は早く知りたいものですから…。

早く伝えたかったんですが、実際に問題を解いてみないとどんな感じだったのか分かりませんし、受験生と同じように5教科取り組まないと全体像は見えません

今年も全教科やってみました(この習慣20年近くになります^^;)
私の体感になりますが今年の難易と予想平均点、入試の感想&予想配点を書いてみます。

自己採点に役立つように配点も考えてみましたので、そちらも利用してみてください。

平成30年 【駿英】入試予想配点

入試の得点を教えてください!

来年も高校受験は続きます。来年の受験生のためにもあなたの受験の点数を教えてください!ニックネームの入力で構いませんのでご協力お願いします。

ブログに対する感想などありましたらメッセージに書き込んで下さいね^^

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※アンケートに答えていただいた生徒には期間限定ですが『高校1年生用駿英ネットサービス』へのアクセス権(ログイン情報)を後日送ります。進研模試などの過去問がダウンロード出来ます。希望者はメールアドレスも記入して下さいね。

平成30年 自己採点してみよう! 

まず自己採点してみましょう。
1問1点で計算している生徒もいるようですが、それでは誤差がありすぎます。
私の予想配点なら盛り過ぎになりません。実際の入試得点とあまり違いも出ません。
試してみてください。

自己採点の注意」を見て厳しく付けて下さい!

平成30年【駿英】入試予想配点

【自己採点の注意点】

●厳しく付けること
●曖昧なときは×を付けること
●80%正解な場合を除き部分点は付けない

平成30年度 福島県入試の予想得点

平成30年度の福島県入試はどうだったのか?

今年も受験後、メールがたくさん来ています。
「全然出来なかった」
「自己採点がヒドい得点です」
「英語が新教研より15点悪いです」

決まってネガティブなメールです。

「予想以上に出来ました!」
「後悔無くやりきりました!」

というメールは1件もありません。

このブログで常々言ってきましたが、模試と入試は違うんです。
●安積や福島、磐城は最低200点以上必要
●安積黎明や橘、磐城桜が丘は185点以上必要
●郡山高校や福島東は175点以上必要
これ全部「新教研」「実力テスト」の話。入試は全然違うということが分かったと思います。

福島県の入試の平均点はこんな感じですね。

過去29年 福島県立高校入試の平均点(駿英HPより)

で「今年はどんな難しさだったか」昨年と比べてざっくり話しますと

【平成30年の入試の「難しさ」について】
国語:昨年より易しい
数学:昨年より難しい
英語:昨年よりかなり難しい
理科:昨年より難しい
社会:昨年よりやや難しい
全体:昨年より難しい

今年の入試の予想得点は?

ざっくりな難易をもう一度見てください。
「昨年より易しい」と感じたのは国語のみ!昨年度の国語は過去10年で一番難しいという問題。今年は易しいといっても例年並み。決して易しい問題ではありませんでした。

その他の教科は昨年より難しかったです。特に英語はかなり難しかったです。

国語の平均が2点上がっても、他の教科は1~5点下がるでしょう。
昨年の平均は128.3。今年は約5点ダウンし122~124点になるのではと予想します。

注意して欲しいことが1点あります。
それは今回の入試は高得点奪取が難しい問題だったとことです。
特に難解な記述式問題が多い国語・英語での高得点は厳しかったですね。

進学校は軒並み最低ラインは下がるでしょう。
倍率にもよりますが、かなり合格点のハードルは下がりそうです。

※平成24年の平均点は115.9点。この年は平均も低いが難問だらけで、高得点の出ない入試だった。
●安積高校を150点で合格
●安積黎明を130点台で合格
●磐城高校を130点で合格


このような年もあるので、自己採点し無理だと諦めることはないように。

平成30年 教科ごとの予想点と感想

教科ごとに今年の問題と得点予想をしていきます。
今年の予想は当たったり外れたりでしたね。

最近は規則的に出題されていた方程式の文章問題が「連立方程式」だったとは…
すみませんでした^^;

あと、社会の第1問が「南極大陸」だとは…。

国語 昨年の平均点24.7点

韻文は予想通り『短歌』からの出題。平易だった。古典も予想通り「古文」の単独出題。答えづらい記述はあったが平均的な問題。小説問題は感情移入しやすい設定のため読みやすく、最近難解なテーマを扱っていた「論説文」だが今回は読みやすかった。小問では「敬語」が出た。

コメント:国語
昨年度が超難問だったため注目していたが、今年は「小説」「論説文」とも読みやすく解きやすかったですね。読みやすい問題の時は何度も読む必要がないため、時間配分での失敗は少なかったのではと思います。ただし記述式問題は解答が難しく通常通り高得点は少ないでしょう。韻文や古文は例年並みでした。平均点は上がり27~28点を予想

数学 昨年の平均点24.9点

今年は予想外の「連立方程式」からの出題。問題自体は簡単だった。今年は出題形式が若干変わり、
①「大問3」の確率と資料の問題の順番が逆
②「大問5」の図形から2問の出題へ

問題形式が変わった。
「関数の応用」「空間図形」は難しくいつもの福島県の数学だった。

コメント:数学
今年の数学は「連立方程式」「空間図形」といった、普段正答率の低い問題が比較的易しかったです。特に「連立」は入館券といった簡単に式が立てられる問題。正答率は上がりそうです

反対に、小問に時間のかかる問題が多く戸惑った生徒も多かったですね。全体的に難問の年ではなかったのですが時間配分の失敗も多そうです。高得点の生徒もいれば10点台の生徒も多い問題でした。全体的に昨年よりは難しく今年は数点下がり、平均点は22~23点を予想

英語 昨年の平均点24.3点

今年変わったのは「リスニング問題」の放送問題3と「英作文」でも出題方法。あと「対話分」は表を見ながら解答するいつもの問題。「長文問題」はメルボルンでの体験。例年通りの出題内容・話題だがキーとなる単語がかなり難しめだった。

コメント:英語
昨年一番難しい問題は国語だったが今年は英語でした。「英作文」「対話分」「長文読解」の記述解答が難解。部分点はもらえても「完全正答率は低いだろうな」という問題が多かったです。長文に出てくる単語が難しく、よほど得意でなければ読み切るのが相当キツかったのではないでしょうか。単語力の重要性を再確認しましょう。平均点は下がり22~23点と予想

※難しいのに予想をあまり下げなかったのは、英語にはリスニングテストと小問があり苦手な生徒も14~16点ぐらい取れてしまうのです。
ただし、高得点は非常に難しいでしょう。今回「英語」で番狂わせがおきるかも知れません。

理科 昨年の平均点29.0点

「植物の分類」「消化・呼吸」「溶解度」「星」「気圧配置」など予想した単元から出題されホットした^^ 生物2題、地学2題、化学2題、物理2題と偏りがなく定石通りの問題も多かった。ただ計算問題が多くそこでの時間配分が出来を左右した

コメント:理科
昨年度は理科の平均点が最も高かかったんです。入試の理科は分量が多く時間配分がカギ。だから計算問題が多い年は解答時間がかかり平均点が下がる傾向にあります。
今年は…
計算問題が8問出たんです。(昨年は3問)。難解な計算は少なかったものの計算は時間がかかるものです。苦手な生徒はやろうともしません^^; 

あと、漢字で答えなさいという用語を漢字で書かせる問題が2問出題されました。「天球」「再結晶」でしたが戸惑った生徒もいたのでは。

今年の平均は昨年を下回ると推測します。平均点は24~25点を予想

社会 昨年の平均点25.5点

世界地理は「広範囲」から、日本地理は「中部地方」からの出題だった。どちらも予想は外れ…。申し訳ない。歴史は標準的な問題。文化は今年も「天平文化」。大外れ(泣)
公民分野は記述式が多く、未習の生徒が多くて心配していた「教科書後半部分からの出題」はなかった。

コメント:社会
世界地理は今年も広範囲からの出題でした。今後もこの傾向が続きそうです。日本地理は「中部地方」。意外でした。新傾向の問題として地理分野で割合を計算し表を完成させる問題が出ました。「どうやるの?」と戸惑った生徒も多そうです。
社会は記述式が8問。2点の問題が多く高得点のカギとなりました。
今回、社会が一番裏切らない教科だった。平均点は若干下がると推測。昨年並みの24~25点を予想。

【福島県立高校入試スケジュール】

・Ⅱ期出願期間 2月14~19日
・Ⅱ期出願先変更期間 2月20~22日
・Ⅱ期選抜試験 3月8~9日
・県立高校合格発表日 3月14日

■■ 雑記 ■■

たくさんメール来てますが返信おくれています。
必ず出しますのでお待ち下さい!

by 渡部

oshirase

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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