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8月に入り毎日暑いですね~。私、早くもバテそうですが栄養ドリンク飲んでのりきります(笑) 皆さんも頑張っていきましょう!

今日は「夏休みの勉強術②」を送ります。本当は8月号の新教研テストの直前対策を書きたかったのですが、前回の記事「7月号の傾向と対策」に対し、「新教研からテスト問題が送付済みなのにその内容は如何なものか」と意見を頂いたので、直接的な対策は控えたいと思います。

毎回、新教研から問題が送られてくるのはテスト日の数日前。実は今回も問題は分かっているのです。楽しみにしていた生徒には申し訳ないですがご理解ください。

では今回は、今の時期どの教科を頑張るべきかを記事にしました。本音で書きましたので参考にしてください。

教科の特徴を知ろう!

福島県の公立試験は5教科全て50点満点(合計250点満点)で実施されます。ほんの一部の高校が傾斜配点を行いますが考えなくて良いでしょう。一見平等に見える5教科の試験ですが、科目間で必要な知識、内容が圧倒的に違うのです。教科毎に特徴を挙げてみましょう。

【5教科の特徴】
●英語:中学校からの積み重ね教科
●数学:小学校からの積み重ね教科
●理科:広く浅い知識が求められる分野別教科
●社会:広く浅い知識が求められる分野別教科
●国語:特殊教科

どうでしょう。何となく実感できるのではないでしょうか。生徒に知って欲しいのは、英語・数学と理科・社会は特徴が全く違うという事なんです。(英語は中学校からの積み重ね、数学は小学校1年生からの究極の積み重ね教科!) 

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積み重ね教科の場合、つまずいた時はそこに戻って復習する必要があります。
積み重ね教科の場合、無限に応用問題が作れます。
積み重ね教科の場合、各年に比例し難しさは増します。


要するに「積み重ね教科は勉強に時間がかかる教科、つまづきやすい教科」なのです。英語塾や数学塾があっても、理科塾や社会塾がないのは当然です。

夏休みに何を勉強すべきか

分野別教科の理科や社会は中1で学んだ事が土台になり中3で難しくなるという事はありません。それは高校での話です。学ぶだけ内容が深まることもないですし、問題も似たような問題になります。ということは、理科や社会はこれからで十分な教科なんですね。量的に考えると、本格的に取り組むのは10月からで十分になります。

今は英語・数学中心に学習しましょう!理科や社会は、一通りの重要事項を暗記したり、教科書を読んだり、苦手分野を克服していけばいいです。理科や社会に不安がない生徒は模擬試験(新教研や実力テスト)で間違えたところの復習、または新教研テストの過去問演習で構いません。

英語や数学を苦手としている受験生は、この夏休みという期間をは黄金の時間になります。十二分に利用し対策してください。ちなみに「英語の勉強法」「数学の勉強法」は夏休み中にブログに書きますね。理科や社会の勉強法も需要があれば載せていきます^^;

「8月号新教研テスト 数学」に向けて

一番、力点を置いて欲しい数学の新教研テストについての所見です。予想してはいまいたが7月号の新教研テストの数学は低かったですね。平均点(15.6点)は超低空飛行です^^; この低い平均ですと30点取るとあり得ない偏差値が取れてしまいました。福島県内の高校で考えますと偏差値65取れば、どこの進学校も目指せるレベルなのですが、7月号の新教研数学ですと32点で65の偏差値だったんです。32点ですよ!

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先ほど数学に力を入れて欲しいといった理由が、まさにこの結果に表れています。ちょっとデータを調べてみますね。

【7月号数学の偏差値】
偏差値70→38点
偏差値65→32点
偏差値60→27点
偏差値55→22点
偏差値50→16点
偏差値45→11点
偏差値40→5点

☆家庭教師の目☆
進学校を目指す生徒は30点は必ず取るようにして欲しいですね。それほど難しくないんですよ。問題に慣れれば誰でも20点は取れます。新教研のコツは「取れる問題を落とさない」これに尽きます。7月号を復習し過去問を演習し慣れておくと良いでしょう。

7月号新教研数学の正答率の低い問題

新教研テスト作成の面白いデータがあります。正答率なんですがこれを活用して欲しいですね。正答率が高い問題で自分が間違えたらそれは落としてはいけない問題。そこが弱点です。みっちり復習しておきましょう。逆に正答率が低い問題は出来なくても仕方ないです。

では正答率ワースト3を見ますね。

【7月号新教研数学正答率ワースト3】
1位)1.8%→大問6(2)②「1次関数の応用」
2位)3.1%→大問4 「方程式の文章問題」
3位)7.9%→大問7(3)「空間図形」

☆家庭教師の目☆
連立方程式の文章問題はそれほど難しい問題ではなかったが3.1%の正答率には驚きです。逆に証明問題の正答率は22.3%と高かったですね。この2題、どちらも4点満点という高配点なんです。7月号は県立入試に比べればかなり易しいレベルでした。証明と連立不定式の文章問題、バッチリ対策しておくことです!

新教研テスト7月号の正答率はこちらです

前回、「新教研テスト」の目標点設定方法は解説しましたが、どうしても目標点が分からない生徒は、「○○高校○○科は新教研テストで何点取れば良いんですか?」と問い合わせフォームから聞いてください。もちろん無料で答えます。
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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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