2025年の福島県立高校入試の出願先変更期間は2/13(木)午前中まで。13日夕方には最終倍率が確定します。いよいよです。
今回は「一次倍率」を見て今年度の注目倍率やサプライズ倍率などを深掘りしてみます。
まだ出願先変更で迷っている生徒は先人の意見として受験校決定の参考にして下さい。
【次回予告】
新教研テスト2月号の結果が出ました。そのデータ分析と受験本番に繋げるためのアドバイスを書きますね。
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今年の出願先変更と穴場校は?
出願先変更はした方が良い?
毎度書いているんですが、出願先変更は受験生にとってもの凄く有利なルールなんです。言ってみれば後出しジャンケンなんですね。
そもそも出願先で迷っている生徒は『俺、合格ラインギリギリなんだけど どこを受験したら良いの???」という人が多いんです。
入試で得点を上げるのは大変ですが、倍率が低いと何もしなくてもボーダーは下がります。普段155点が合格ラインの高校が、予想外の低い倍率で145点に合格ラインが下がるかもしれないんです。
とは言っても受験はギャンブルではありません。自分史を刻む重要な選択。行きたい高校を優先し最後の最後までやり続けましょう!!
あ、出願先変更でどの程度動きがあるのかは昨年の出願先変更を下に載せておきますね。
ズバリ!今年の穴場校は?
毎年どこかしらの高校でサプライズ倍率があります。今年の穴場とも言える高校をピックアップしてみました。今年の出願先変更のカギとなります。
注目校橘高校普通科⇒1.00倍
注目校福島南文理科⇒0.98倍
注目校安積黎明普通科⇒1.13倍
注目校郡山高校普通科⇒0.92倍
注目校いわき光洋高校文理科⇒0.90倍
【学区別】気になった高校(倍率)を深読み
学区毎に今年の傾向、サプライズ倍率、穴場、出願先変更の考察をしてみました。私的に今年は県中地区普通科が想定外でした。
【県北学区】
今年の県北学区で一番のサプライズは普段人気の橘高校「一般倍率」が1.00倍というのにつきます。いつもなら福島高校から落としてくる生徒、福島東に落としたくないという生徒が一定数いるため橘は激戦になります。しかも昨年の橘は低い倍率だったため私は「今年の橘は高くなるぞ~」と考えていたんです。
逆に福島東は「一般倍率」が1.48倍と県北屈指の激戦となりました。その分
●福島南文理科⇒0.98倍
●福島西普通科⇒1.26倍
と昨年と比較すると下がりました。
【県北学区の穴場】
橘高校普通科⇒1.00倍
福島南文理科⇒0.98倍
出願先変更は?
今年の県北は福島高校が1.21倍と高いため、橘高校への移動が多そうだ。また福島東普通科は1.48倍と超激戦。福島西普通科や福島南文理科への移動はもちろんだが橘高校への移動もありそうだ。
【県中学区】
今年は郡山高校英語科がなくなり探求科が新設。英語科は郡山普通科よりボーダーラインは低かったが探求科は普通科をしのぐと前評判。でも「それなら安積黎明で良くない?」と考える人が多数と思われ・・・。
そんな感じに今年の県中学区普通科戦線は荒れるぞと私は予想していました。で蓋を開けてたらやっぱり県中の普通科戦線は異常事態でした^^;
まず郡山高校探求科が「1.46倍」と高く、その影響で
●郡山高校(普通科)⇒0.92倍
と定員割れ
郡山の進学校ツートップも倍率も下がってしまいました。
●安積黎明高校⇒1.13倍
●安積高校⇒1.15倍
特に常に県内屈指の倍率になる安積黎明高校が1.1倍台なんて最近見たことありません。
あと英語科がなくなった影響もあります。いつもなら「郡山英語科と郡山東のどちらにしようかな」と悩んでいた生徒が一定数いたのだが英語科がなくなったことで郡山東一択になり
●郡山東普通科⇒1.47倍
と県内屈指の倍率になってしまいました^^;
【県中学区の穴場】
安積黎明普通科⇒1.13倍
郡山高校普通科⇒0.92倍
出願先変更は?
郡山高校探求科から郡山普通科への移動は多そうだが、安積黎明普通科への移動も起こりそうだ。高倍率の郡山東から郡山普通科への移動も若干名考えられる。
また安積高校から安積黎明普通科への移動もちょっとは有りかなと考えている。結果、安積黎明、郡山高校普通科の倍率は上がり郡山東と郡山高校探求科の倍率は下がるだろう。
【県南学区】
今年は白河高校普通科の定員が40名減。その結果白河普通科の倍率が1.08倍と定員割れにならなかっですね。
県南は光南高校の人気は高い(志願倍率1.13倍)がほとんどの高校は定員割れという状況。
出願先変更は?
白河高校普通科から白河旭普通科への移動が若干名あるだろう。
【会津学区】
昨年定員割れだった会津高校と葵高校が
●会津高校普通科⇒1.01倍
●葵高校普通科⇒1.07倍
と志願倍率1倍を超えたのが今年の特徴。
出願先変更は?
激戦は会津工業。学科間移動や喜多方桐桜などへの若干名の移動が考えられる。
【いわき学区】
今年のいわき学区の進学校ツートップは
磐城高校普通科⇒1.16倍(やや上昇)
磐城桜が丘普通科⇒1.17倍(上がった)
という結果でした。
対して人気の高いいわき光洋文理科の倍率が0.97倍と低かったのが今年の注目点ですね。
【いわき学区の穴場】
いわき光洋高校文理科⇒0.90倍
出願先変更は?
磐城高校⇒磐城桜が丘高校、磐城桜が丘高校⇒いわき光洋高校への若干名の移動が考えられる。
【相双学区】
定員割れの高校が多く今年も無風でした。
出願先変更は?
相馬農業は学科移動の生徒が若干名いるだろう。ただ学科の第二志望があるため極少人数と思われる。
【付録】昨年度(2024年)の試最終倍率と出願先変更人数
※「一般倍率」は特色受験者から算出した想定倍率となります。
※「倍率」は赤字「出願先変更数」は青字です。
※ファイルはPDF形式です。
「県北学区」前期選抜 最終倍率一覧
「県中学区」前期選抜 最終倍率一覧
「県南学区」前期選抜 最終倍率一覧
「いわき学区」前期選抜 最終倍率一覧
「会津学区」前期選抜 最終倍率一覧
「相双学区」前期選抜 最終倍率一覧
■ 雑記 ■
今回の記事は県立高校の倍率がテーマ。例年、想定倍率より高い低いという現象は必ず起こります。ぶっちゃけ低い倍率だからこそ合格した生徒もおり、これも運命なんだなと思ってしまいます。
大学受験も然りで、今年の福島県立医大医学部の一般試験は低い倍率になっており特に地域枠は穴場のような感じ。
今年も駿英の塾生で県立医大医学部を志望している生徒がおり、受かってくれることを願うのみです。
by 渡部
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