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今週に迫った「新教研テスト7月号」。直前に何をしたら良いのかを伝授します^^
前回の記事で新教研テストの重要性や取り組み方を書きました。で「新教研テスト7月号」の結果はそれほど重要じゃないとも書きました。

じゃ今回はあきらめよう!」と考えるのはNGです(笑)

これで志望校を決める必要は全くないけれど、目標点を設定しガチに受験し
●志望校との差
●問題の難易
●自分の弱点

を体感して欲しい練習試合のようなテストなのです。

今回は「新教研7月号直前にいったい何をすれば良いのか?」を教科別にアドバイスします。受験するからには問題傾向を掴んだ上で受験し己の力を最大限に発揮してください!

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【教科別】直前アドバイス

7月号の新教研は学校で受けたばかりの『第一回実力テスト』に似た範囲・傾向になります。ただ新教研は「作文」を実施したりと若干違う点もあります。

新教研テスト7月号の範囲・配点と教科別に注意すべき点を列記しますので参考にして下さい。10点は変わります。

7月号対策~国語編

国語の出題傾向と配点
【大問1】配点(9点)うち漢字は8点
【大問2】詩歌の鑑賞(4点)
【大問3】古典の鑑賞(5点)
【大問4】文学的文章の読解(13点)
【大問5】説明的文章の読解(13点)
【大問6】作文(6点)

直前アドバイス
出題傾向など実力テストとほぼ同じ。違いは前述した通り「作文」になる。
作文の形式は
・2段落構成
・150字以上200字以内

ですます調、作文の書き方、漢字間違いに気をつけ字数を埋めよう。内容はあまり関係ない。慣れると簡単だ。部分点ももらえるので必ず書こう!

国語の失敗は時間配分。序盤の韻文(配点4点)、古典(配点6点)に時間を取られ最後の説明文の読解問題(配点13)がいい適当読みで終わり、作文(配点6)を最後まで書けずに終わってしまう生徒が多い。作文には8-10分残すようにペース配分し解いていこう。

韻文とは「詩」「短歌」「俳句」のこと。7月号の5年間過去問を見ると、詩⇒短歌⇒詩⇒詩⇒短歌と出題されている。今年は詩or短歌か予想してみよう!私は詩と予想しましょう^^;

7月号対策~数学編

数学の出題傾向と配点
【問1・問2】:小問(20点)
【問3】確率・規則性・式の計算利用(8点)
【問4】連立方程式の文章問題(5点)
【問5】図形の証明(5点)
【問6】関数の応用問題(6点)
【問7】空間図形(6点)

直前アドバイス
数学は平均点が低い教科。計算ミスには注意しよう!あと、最後の関数の「応用問題」「空間図形」の問題は難しいと決めつけ白紙の生徒が目立つが、最初の設問(1)は簡単だ。必ず取りくもう。

数学高得点のカギは配点の高い「連立方程式の文章問題」「図形の証明問題」をどうするかにかかっている。実は7月号はどちらも簡単な問題が多いので過去問などを利用し復習しておこう。

※7月号の場合は「空間図形」も簡単なケースが多い。分からなくても長さや面積、体積の問題は閃いた数字で解いてみよう。全問正解もありえるぞ^^

7月号対策~英語編

英語の出題傾向と配点
【大問1】リスニング(12点)
【大問2】小問(7点)
【大問3】英作文(4点)
【大問4】対話文読解(14点)
【大問5】長文読解(13点)

SVOC、SVOC(that節)、現在完了形(経験)までが範囲
⇒unit1まで

直前アドバイス
英語は配点・傾向とも実力テストとほぼ同じ。ただ、範囲がちょい違うので違うところをピックアップしてみると

・SVOC
・SVOO(that節)
・現在完了形

これら中3で学習した内容(unit1)が範囲に入っており確実に出ると予想する。復習しておこう。

ただ新教研テストの英語のポイントは2題の読解問題(配点14点+13点)をどう得点するかだ。英語の長文問題は嫌いな生徒が多いが、慣れてくると取れるようになってくる

実力テストの時も書いたが、英語の長文問題の答えは長文に隠れていることが多く、慣れてくると英語の読解問題は「長文から答えを探すだけの問題」になってくる。

もちろん攻略には慣れが必要。テスト後に必ず復習し「答えはここの部分だったのか!」と反省しよう。必ず長文問題は攻略可能な問題になるぞ!英語嫌いの生徒は諦めず解けるところから頑張ろう。

7月号対策~理科編

理科の出題傾向と配点
※範囲は中1・2年の全部。昨年の配点は次の通り。
【大問1・2】生物分野の問題(12点)
【大問3・4】地学分野の問題(13点)
【大問5・6】化学分野の問題(13点)
【大問7・8】物理分野の問題(12点)

直前アドバイス
7月号の新教研テストで最も平均点が低い教科の常連が理科。そんなに難問が多いのかというと実は基本問題が多い。ハイレベルな計算問題はさほど出題されない。

どうして平均点が低いかと言えば中3で学習した内容から一切出題されないことにある。理科は分野別に学習する教科。中1・2で習った事は自分で復習するしかない。

理科は「物理問題」「化学問題」「生物問題」「地学問題」の4分野から平均的に出題される教科。まずは重要語句(教科書の太字)をしっかり復習しよう。これで平均以上(25点)は取れる。

理科の高得点のカギは「記述式」「計算」「グラフを書く」など配点2点問題の正解率にかかってくる。全問が応用問題ではない。取れる問題はゲットしよう。(ちなみに2点問題は9問程度

7月号対策~社会編

社会の出題傾向と配点
【大問1・2・3】地理の問題が3題(25点)
【大問4・5・6】歴史の問題が3題(25点)
※歴史の範囲は「開国と近代日本の歩み」まで
※地理は全範囲。歴史は日清・日露、韓国併合、辛亥革命あたりまでで第一次大戦は入らない

直前アドバイス
社会は地理・歴史から満遍なく出題される。7月号は社会の平均点はめちゃ低く、復習せず受験している生徒が多いのが分かる。理科同様、重要語句の暗記で半分は取れる!必ず目を通しておこう。

社会の高得点のカギは2点問題への適応力。社会の2点問題は
●記述式(語句の説明)
●記述式(資料の読み取り)
●出来事並び替え(歴史)

など。記述式と言っても良く出る問題は決まっており対策は可能だ。昨年度の2点問題は10問。その出来で社会の出来は決まる。

一番効率的なの直前対策は?

前回の記事で「新教研テスト7月号の平均点」をあげましたが「低っ!」と驚いたと思います。その原因は前述の通り「対策せず受験する生徒が多い」からなんです。

前回も言いましたが全8回の新教研テストの中で7月号は
●最も簡単な新教研テスト
●志望校を決定する上で一番あてに出来ないテスト

なんです。

新教研7月号は
●今の偏差値&学力を知る物差し
●志望校偏差値を体感するテスト

を思い知るテストなんだと理解し受験して下さい。

最後に直前にどんな勉強をするのが効果的かを話しますと
クドいですが過去問練習に限ります。過去問に取り組むことで問題慣れします。時間配分も分かります。何点取れるのかも掴めてきます。

これが問題慣れと言うのですが効果抜群です。7月号は対策しない生徒がホント多いテスト。ハッキリ言って塾などで対策した人が絶対的に有利なんですね。

もし過去問に取り組んでいない生徒は過去問だけでも塾の先生に頼んで入手して下さい。未知の模試に何の情報もなく取り組むのは不利としか言いようがありません。

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【ざっくり模試目標点】

●商業高校:110点~130点
●工業高校:100点~130点
●普通科進学校:140点~
●人気進学校:165点~
●地域1の進学校:185点~


■ 雑記 ■
7月に入りました。子供の頃から7月は一番好きな月でウキウキしてしまいます。

大学時代『ランブルフィッシュ』という映画で「俺はあと何回夏がやってくるのだろうか?」みたいなセリフがあってかっけーなと感じたものですが、今は現実的に「あと何回海に入れるのかな」考えてしまいます(泣) 

今年は暑そうだから行けるだけ海に行こう。孫とだけど^^
by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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