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中学3年生は3者面談の季節。多くの受験生は実力テストの結果を提示され入試の現実を思い知らされるもんです^^;

ま、三者面談でのテーマは主に
●私立併願をどこにするか?
●私立単願なら評定は届いているのか?
●県立は今のところどこを希望しているのか?

県立高校の受験校を決定するのはまだまだ先ですので、先生に厳しいことを言われても
●もう無理そうだから下げよう(涙)
●もう手遅れだ

などとは決して思わないように!受験まであと4ヶ月以上あり、マラソンで例えればまだ折り返し地点と言ったところ。これからが本当の勝負なんです^^

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【令和6年】新教研テスト10月号のデータ分析

「新教研テスト10月号」平均点&受験者数

新教研10月号受験者数

5,609名(9月号5,115名)494名アップ

新教研10月号平均点!

科目 10月号 9月号 8月号 7月号
国語 25.8 23.6 24.8 25.0
数学 17.1 23.2 21.7 24.9
英語 21.1 27.5 22.2 26.1
理科 20.7 20.8 22.8 20.7
社会 21.1 23.3 22.4 17.5
合計 105.8 118.4 113.9 114.2

新教研10月号のデータ深掘り

最高点と最低点

【最高点】232点(9月号は241点)
【最低点】14

高得点者数

【220点以上】
22名(9月号は55名)
【200点以上】
181名(9月号は295名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 26点 31点 36点 42点 47点
数学 18点 23点 29点 34点 40点
英語 22点 27点 33点 38点 44点
理科 21点 26点 31点 36点 41点
社会 22点 27点 33点 38点 44点
合計 106点 130点 153点 177点 200点

新教研10月号の総評と11月号対策!

【2024年】新教研テスト10月号の総評

10月号の平均点は今年度最低の105.8点でした。前回が今年度最高の118.4点だったためそのギャップに落ち込んだ生徒も多かったですね。特に数学の平均点が17.1点と続いていた易しめの出題傾向が一変し小問以外はほぼゼロ点という生徒も目立ちました^^;

私も5教科やってみましたが、「やっと入試の模擬試験らしいテストになってきたな」というのが率直な感想です。今までが甘すぎたんです。入試と比較すると数学を筆頭に理科、社会があまりにもイージーに取れ過ぎました。

教科毎に見ると10月号は数学、理科に難問が多く、社会も記述式の正答率がやたら低かったです。あ、英語は小問が通常より難しく平均点を下げましたね。

平均点が下がったと言っても受験生全員が同じ条件。偏差値自体の計算は変わりません。今回上がった生徒は難しいテストで実力発揮出来るタイプ。自信を深めて下さい。

逆に大幅に下がった生徒はいつも以上に自己分析をしましょう。難しいテストがウイークポイントなんです。テストの解き直しを繰り返し嫌な10月号を払拭しておきましょう!

難しいテストの時の対処法を1つアドバイスします。テスト中、「やべえ、難しい!」と感じたら一息入れ「今回はムズいテストだぞ!」と開き直り1点でも多く取るぞ作戦に切り替えです^^ 焦って時間配分やケアレスミスを極力なくすことに集中しましょう。予想以上の良結果が出てくるものですよ。

10月号から学ぶ
☆難しいテストの時こそ1点の重みが大きくなる!

テストには難しいめの時もあれば、易しめの時もあります。どんなときにも力を発揮するには己の実力をフルに発揮することです。

もしテスト中に「今回はムズいぞ^^;」と焦ったら、深呼吸し「平均点低いんだからミスを減らす戦法でいくぞ!」と柔軟に考えよう。実戦に強くなれます^^


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【10月号】難問ベスト3はこの問題

新教研テスト10月号の難問ベスト3の発表!今回は平均点がメチャ低く正答率が低かった問題が激増しました。
教科毎に見ると正答率10%未満の問題は数学3問、英語3問、理科4問、社会2問の合計12問という結果でした(ちなみに9月号は3問)。

予想通り10月号は難易を増しましたが、注目すべき点は3%未満の問題が数学1問、英語1問、理科1問と3問もあったんです^^; 11月号も覚悟しておきましょう!

【10月号】難問ベスト3

NO1⇒正答率0.3%(理科:大問6(4)イオンの数(グラフを書く)
NO2⇒正答率0.4%(数学:大問7(3)四角錐の体積比
NO3⇒正答率1.3%(英語:大問5(6)適語補充(長文問題)

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
10月号新教研テストの正答率
作戦にデータ分析は必須!このデータは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

「新教研テスト11月号」戦略

11月号の出題予想!

「新教研テスト11月号」範囲を見て下さい。必ず狙われるのが中3の学習範囲!さっそく挙げてみましょう。

【11月号の中3学習範囲】
英語)間接疑問文 SVOO 現在・過去分詞の後置修飾
数学)2次方程式、二次関数の性質と調べ方
理科)化学変化とイオン、生命の連続性
社会)【公民】現代社会と私たち

ここに書いてある範囲から必ず出題されます
で、11月号で必ず対策して欲しいのは

社会公民の登場
数学二次方程式の文章問題、二次関数


です!

公民はまだ序盤。対策と言っても教科書を読めば大丈夫。簡単です。公民分野を得点源に社会爆上げを目指しまして下さい^^

で、11月号で最も注意して欲しいのは、数学の方程式の文章問題!おそらく連立方程式の文章問題ではなく二次方程式の文章問題が出るからです。高配点です。必ず対策しておきましょう。二次方程式は問題のレパートリーが少ないため易しいものでです。ただ、±と二つの答が出てきますので解答の書き方だけ注意してください。

あ、今回から二次関数からも出題されますが、まだ応用問題は出ません。おそらく小問で二次関数の式を求める問題や変域、変化の割合を求める問題でしょうから絶対に正解して下さい。

英語「現在分詞、過去分詞」「SVOO」「間接疑問」は必ず小問でも出ます。復習して下さい。

理科「遺伝」「イオン化傾向」「電池」から出るんじゃないかと考えています。私を信じてワークで復習を^^

国語「韻文」予想!

新教研も実力テストも必ず「大問2」で韻文が出題されます。(韻文とは詩・短歌・俳句のこと)この韻文問題、順序良く出題されているんです。

・7月号⇒短歌
・8月号⇒詩
・9月号⇒俳句
・10月号⇒短歌
・11月号⇒?

はたして11月号は何が出る?ま、詩からの出題でしょうね。詩の表現技法など復習しておいて下さい^^ あ、韻文は配点が4点と低いんですが練習すれば簡単なんです。入試まで得意にしておきましょう。

「何を勉強したら良いのか分からない」「適切な問題がなくて苦労している」そんな生徒は「駿英ネットサービス」を検討してみて下さい^^

新教研の【Key問題】はこれ!

国語⇒記述問題、作文
理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用

志望校判定の考え方

新教研テストには「志望校判定」があります。4つの志望校が記入出来、それぞれの高校への判定がシビアに出てきます。

●A判定でも不安でいっぱいの生徒
●B判定でガッカリしている生徒
●C判定で志望校変更を考える親御さん
●E判定でも志望校を変えようとしない生徒

と反応はバラバラです。「志望校判定」についてざっくり話しますと、

S判定⇒トップクラスでの合格
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

とこんな感じです。C判定以上の生徒は合格圏内に入っているのですから、志望校変更の必要はありません。

しかし、D判定とE判定の生徒は要注意!上げるためには相当な意識改革が必要です。

D判定の生徒の場合
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし12月号新教研テストまでD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒の場合
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。

実はA判定の生徒も志望校変更を考えた方が良い場合があります。それは「上位校への志望校変更」です。上位校が無ければ仕方ありませんが、もったいない生徒もいます。そんな生徒は自分の能力がフルに発揮できる高校を再考しましょう。


■ 雑記 ■
先週の土曜日は私の芳山小学校からの幼友達が二人郡山に来たので久しぶりに朝5時まで飲み明かしました。いや~楽しかったです♪やっぱ気を遣わない旧友は宝物ですね。

ただ困ったのはその疲れが3日間続いたこと… 希に見るヘロヘロ週間でした^^;

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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