福島県の入試情報から新教研対策問題、独自コンテンツまで提供!
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中学校は3者面談の節ですね。
●志望校を確定しなければ!
●志望校まで届いていない

と興味が無い高校に決めてしまう生徒もいますが受験まで4ヶ月!たっぷり時間は残っています。

県立高校を受験する場合は1月下旬に受験校を決めれば良いのです。今は得点を伸ばすことだけ考えましょう。

今回は10月号新教研データ分析と11月号へのアドバイスになります。

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【令和5年】新教研テスト10月号のデータ分析

「新教研テスト10月号」受験者数

5,713名(9月号は5,430名:5%アップ)
※昨年度10月号は6,130名

「新教研テスト10月号」平均点!

科目 10月号 9月号 8月号 7月号
国語 24.7 23.3 27.6 22.7
数学 19.8 15.8 19.4 22.3
英語 24.2 18.7 23.8 24.0
理科 18.8 22.8 23.9 19.7
社会 20.7 20.4 22.5 21.5
合計 108.2 101.0 117.2 110.2

最高点と最低点

【最高点】237点(9月号は237点)
【最低点】20点

高得点者数

【220点以上】
35名(9月号は27名)
【200点以上】
217名(9月号は202名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 25点 30点 35点 40点 45点
数学 20点 25点 27点 30点 36点
英語 25点 30.5点 36点 42点 47点
理科 19点 24点 29点 34点 39点
社会 21点 26点 32点 37点 42点
合計 109点 132点 155点 178点 201点

10月号の総評と11月号対策

【令和5年】新教研テスト10月号の総評

10月号の平均点は108.2点と超低かった9月号(101.0点)に比べると7.2点上がりましたが依然低調でした。

教科毎に見ると10月号は国語、英語が比較的簡単で理科、数学が難しめなテストでした。

国英の読解問題が易しい時、進学校受験者の多くは高得点を取ってきます。そこで失点すると挽回は難しくなります。国英で差を付けられてしまった生徒はまだ間に合います。今月は読解問題の強化をしていきましょう。

理社の傾向が変わった

今回私が思ったのは理社の問題傾向が入試に近づいてきたなということです。今までは「1問1答形式問題集」や「入試テキスト」に出てくるような王道問題が多く結果も出やすかったんですが、10月号では

●理科⇒計算問題、化学式、記述問題
●社会⇒記述問題、歴史並べかえ

でテキストに書いていないようなところから出題されました。

解説を見ると
「な~んだ」
「こんなとこから出たんだ」
「解き方忘れてた」

と、さほど難解な問題ではなかったことに気がづきます。

実は福島県の高校入試問題はこんな感じなんです。受験勉強頑張っているのに理社の成果が出なかった生徒は「どこから出題され、どんな勉強をすれば解けたのか」を自己分析してみましょう。めっちゃ差がつきます^^

数学はいつも通り

数学は通常運転でしたね。ただ「連立方程式の文章問題(5点問題)」がやや難しく、易しめだった「図形の証明(5点問題)」も得点出来ないとこれだけで10点の失点!これはデカいです。入試も全く同じ配点。どちらかは得点出来るよう対策です!あ、どちらも正解出来ると高得点確定ですね^^

とにかく10月号からは結果重視!「ケアレスミスが多かったから」「調子が悪かった」など言い訳などせず素直に自分の得点を実力と考えましょう!ミスも実力です。

10月号の教訓
入試まで4ヶ月!模試の答案を分析し「テスト結果に直結する勉強方法」を探ること!

出題傾向が決まっている数学の対策は簡単。強化したい問題の徹底練習につきます。

模試用の練習問題が欲しい受験生は
「駿英ネットサービス」をお勧めします!

10月号の難問ベスト3

10月号の難問ベスト3はいつもの数学2問と英語、理科」という結果でした。
教科別の「正答率10%未満」問題は数学3問(前回4問)、英語1問(前回2問)、理科3問(前回0問)、社会0問(前回2問)の合計7問(前回7問)。

理科が難しかったのが数字に表れていますね。これらの問題に正解した生徒は自信を持ちましょう!

【10月号難問はこの問題!】
NO1⇒正答率2.1%【数学:大問7(3)体積・線分の長さ】
NO2⇒正答率2.8%【数学:大問6(3)最短距離の座標】
NO3⇒正答率3.4%【英語:大問3(2)英作文】
NO3⇒正答率3.4%【理科:大問8(2)熱量・水の温度】

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
10月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

「新教研テスト11月号」絶対ここを押えるべし!

「新教研テスト11月号」から中3の学習範囲が出題されるようになります。11月号の範囲を確認してみましょう!

【11月号の中3学習範囲】
英語)間接疑問文 SVOO 現在・過去分詞の後置修飾
数学)2次方程式、二次関数の性質と調べ方
理科)化学変化とイオン、生命の連続性
社会)【公民】現代社会と私たち

ここに書いてある範囲から必ず出題されると断言しましょう!
で、最も対策して欲しいのは

社会⇒公民の登場
数学⇒二次方程式の文章問題、二次関数


です!

公民は教科書を読めば大丈夫。簡単です。公民分野は満点ゲットして下さい^^

で、数学は連立方程式の文章問題ではなく二次方程式の文章問題が出ることが多いです。二次方程式は問題のレパートリーが少ないため易しいものでです。ただ、±と二つの答が出てきますので解答の書き方だけ注意してください。

また二次関数からも出題されますが、まだ応用問題は出ません。二次関数の式を求める問題や変域、変化の割合を求める問題を練習し得点源にしてください^^

「何を勉強したら良いのか分からない」「適切な問題がなくて苦労している」そんな生徒は「駿英ネットサービス」を検討してみて下さい^^

新教研の【Key問題】はこれ!

国語⇒記述問題、作文
理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用

【駿英流】「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです!

D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし11月号新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒へ
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「2ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。


■ 雑記 ■
3者面談月間ということもあり中学生の入会や相談が増えています。中1、2で伸び悩んでいる生徒は最低限、英語・数学は踏ん張って下さい。特に英語で苦労している生徒は急務ですね。

この英文は昨日指導した中2教科書の内容。It・・・toの構文に接続詞thatが入っていました。ホント今の教科書は私の頃の中3以上。隔世の感があります^^;

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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