入試まで1ヶ月。今週は受験生から「入試までどんな勉強をしたらいいですか?」と数多くの質問が来ました。決まって私は
直前は過去問中心に勉強しましょう!
と答えています。
その「過去問」ですが、使い方次第で最強ウエポンにもなるし不発弾で終わってしまう場合もあるんです。
今回は【駿英流】過去問の使い方を特集します。ホント過去問の扱い方で10点は余裕で変わってきます。あなたの最強秘密兵器に磨き上げましょう^^
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本当は
●入試は何点で合格出来るのか?
●目標点は何点にすれば良いのか?
を書く予定です。2月6日に更新予定していますのでしばしお待ちください
【駿英流】入試過去問実戦マニュアル2024
県立高校の受験生なら「過去問」は持っていますよね。そんな過去問ですがどんな使い方をしていますか?
単なる問題集として使っている生徒はもったいないのひと言。駿英流過去問実戦マニュアルにしたがって使ってみてください。普通の問題集とは一線を画した超実戦的・即効性のあるテキストだったんだと実感するはずです^^
あ、過去問を持っていない人は直ちに購入してください。過去5年分は欲しいところです。
【駿英流】入試過去問の使い方について
過去問を取り組むことで
●教科毎の問題数
●入試問題レベル・配点
●入試問題の傾向
などを掴むことが出来ます。
で、「新教研テストや実力テストにそっくりだ!」と気づきます。そうなんです。模擬試験の文字通り新教研や実力テストは入試問題そっくりに作られているんです。だから高校受験の場合、大学受験の赤本のような使い方をする必要がないんです。
ではどう使用するか?私が推奨する使用方法は模擬本番の実施です。
つまりガチで模擬本番をやって欲しいのです。ガチですから時間を決め5教科に取り組み採点まで行います。もちろん、作文もリスニングも実施します。
ここまでやることで
●時間配分
●記述式の書き方
●分量
●新教研&実力との違い
●取れる教科・取りにくい教科
など体感することが出来ます。
今は『入試で何点の得点だと○○高校に合格』という情報があるので「もし自分が○○年度なら合格or不合格だった」という事実を知ることが出来るんです。ある意味、新教研テストの偏差値より超絶リアルです。
なにより合格点がクリア出来ていると自信がつきます。さっそく今週から初めて下さい。
実戦する場合の注意点
正確な得点を計るため時間制限を守り(1教科50分)、実際の試験のように取り組んで下さい。面倒だからと言って作文やリスニングテストをパスしないように!
① 本番を意識して同じ条件下で取り組む
② 古い年度から取り組む(過去4-6年は練習の意味合いも強いが過去3年分は実戦さながらに取り組む)
③ リスニングテスト・作文も必ずやること
自己採点は厳しく
本番形式で過去問に取り組んだら自己採点です。あ、配点に関しては下記を見て下さい。実は福島県入試問題の配点が公表されたのは令和3年から。それまでは配点を予想し苦労したもんです^^;
記述式問題は部分点が貰えますがいつも甘く付けちゃう人は要注意!厳しめに採点して下さい。模試の自己採点でいつも甘甘な人は注意!
入試問題の配点【6年分】
入試問題の配点ですが、令和3年以降は公表されていますが、その他の年度に関しては推測で出してみました。ま、ほぼ当たっていると思います。信じて利用下さい^^
令和5年度 福島県立入試配点&正答率
令和4年度 福島県立入試配点&正答率
令和3年度 福島県立入試配点&正答率
令和2年度 福島県立入試配点&正答率
平成31年度 福島県立入試配点&正答率
平成30年度 福島県立入試配点&正答率
※正答率も付ています。
※令和3年以外は推測配点になります。
【安積・会津・磐城高校】の数学配点について
県内では安積高校と会津高校、磐城高校だけが数学を独自配点で採点しています。というわけで、安積や会津、磐城高校受験者は数学配点に注意を払いましょう。
新教研や実力テストとは違った結果になります。数学がメチャクチャ得意な生徒にはミラクルがあり得ます。
3年前に安積高校の数学配点を見た時はあまりの鬼配点にびびりました・・・。
鬼過ぎたのか年々配点はちょいマイルドになりました(笑)
磐城や会津高校の数学配点は3年前の新教研や実力テストとほぼ同じです。この方が私はしっくりきます。
【ひと言】
配点が分かる前は、安積高校の合格点を見て「数学40点以上が少ないな~、何故なんだろう?」と不思議に思っていました。
というのも新教研で満点近く取っている生徒も入試で40点以下が当たり前。4年前は数学21点でも合格している塾生がいたり、安積黎明より合格最低点が低かったんです^^;
その原因の一つが数学の鬼配点でした^^;
※公表されているのが令和3-4年。その他の年度は推測です。
令和5年度 【安積・会津・磐城】数学配点
令和4年度 【安積・会津】数学配点
令和3年度 【安積】数学配点
令和2年度 【安積】数学配点
平成31年度 【安積】数学配点
平成30年度 【安積】数学配点
自己採点表に記録する
「入試過去問」の自己採点を終えたら記録です。悪かったからと誤魔化さず正直に書きましょう。私はこんな『自己採点得点表』を作成し生徒に記録させています。シェアしますので良かったらダウンロードして使って下さい!
【最重要】過去問を元に戦略を立てる!
福島県入試過去問を最初に取り組むと
●問題分が長くてくどい!
●数学の応用問題がメチャむずい
●記述式がめんどい
●難しい読解問題があるぞ
など模試との違いに戸惑い落胆してしまいます。(ま、初見で戸惑うのは新教研テストの時も同じです)
でも二年目に取り組むと慣れてきます。「入試問題の方が得点出来るじゃん!」と感じる人も多いものです^^
まずは模試と比較し違いを箇条書きしてみよう!
●入試の方が国語は取りやすいぞ
●数学の高得点は無理だし
●社会は記述問題がカギになる
●理科は時間配分がポイントだ
こんなことが分かったらしめたもの!
どうやったら伸ばせるかを自己分析です!作戦を練りに練りましょう^^
【ここが決め手】
私が生徒にクドいほど語っているのことが
●社会で間違えた⇒教科書のどこから出題されているのか調べる
●単語が分からなかった⇒教科書のどこに出てきたのか調べる
●理科の化学式が分からない⇒教科書でチェック
といちいち教科書で確認するんです。これを徹底してやってください!!絶対に上がります^^
何度も書いてきましたが県立入試問題は教科書を元に中学校の先生が作成している問題。難しいと言っても教科書にヒントが隠されていたり、小さく掲載されているものなんです!
ホント、入試問題はよく出来ています。塾のテキストだけで学習している人は、福島県入試問題は何をベースに作成しているのか本質を理解して下さい。特に理・社は教科書&ワーク(学校)の大切さを再確認することです。
最後に・・・
過去問は常に実戦さながら時間を意識し取り組むこと!
そして自分用の合格戦略を立て実行あるのみ!!
過去問は使って使って使い倒そう!!
■ 雑記 ■
身内に1月誕生日が多くてその度にケーキを食べまくってしまいました^^;
あれほど2024年は節制しようと誓ったのに(涙)
こんなことでは生徒に「ゲームを我慢して勉強すること!」なんて言えません…
ということで節制は2月からにします笑
by 渡部
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