入試まであと3日ですね。今日は土曜日。入試前、最後の土日です。
過去問に取り組んだり、基本事項の復習をしたり、最後の最後までやれることを実践してくださいね。
福島県の数学問題の対策
前回は国語の対策についてシェアしましたが、今回は数学です。福島県の数学の問題は全国の公立入試の中でも難問の部類に入ります。過去問を解いてみた人は分かったと思いますが、問題の出題傾向や問題数は例年同じです。どこが難しい問題でどこが易しい問題かがあらかじめ分かるんですね。
自分の目標点に合わせて
●捨てて良い問題
●取り組むべき問題
を前もってシュミレーションしておきましょう。
では数学で失敗しないために、目標得点別に入試問題の実践的な取り組みかたの例を挙げてみます。役に立ちますよ!
県立入試「数学」得点の実践的な稼ぎ方について
【20点を目指すなら】
・大問の(1)(2)を2問までの間違いでクリアする。
・(3)の関数と確率と規則性?などの問題で3問正解する。
これで20点ほどの得点になります。
過去問で練習してください。
【30点を目指すなら】
・大問の(1)(2)を2問までの間違いでクリアする。
・(3)の関数と確率と規則性?などの問題で4問正解する。
・(4)(5)の方程式か証明の問題で部分点以上をもらう。
・(6)(7)の応用問題で2問正解する。
【38点以上目指すには】
・大問(3)までは1~2問の間違いでクリア
・方程式の応用か図形の問題のどちらかを正解
・(6)(7)の応用問題で合計4問以上の正解
こんな感じに過去問を眺めて自分なりにプランニングしてみましょう!
【方程式の文章問題】今年の予想は
数学の平均点は例年20点程度なんですね。30点以上得点できればある程度の偏差値が取れます。進学校を狙っている生徒は35点以上は得点したいものですね。
そこでカギとなる問題が「方程式の文章問題」「図形の証明問題」となります。どちらも自分の言葉で解答する問題で配点も高いです。
まずは、過去15年間の「方程式の応用」「図形の証明」の傾向をまとめてみましたので正答率と合わせてご覧下さい。
→ 福島県立入試分析 数学(方程式・証明・規則性)の出題傾向~15年間の出題分析
方程式の文章問題は、以前は「連立方程式の応用」から出題されたのですが、
ここ5年は「2次方程式の応用」→「連立方程式の応用」→「2次方程式の応用」→「連立方程式の応用」→「2次方程式の応用」と出題されました。
今年はズバリ、「連立方程式の応用」の出題でしょう!
解答の書き方など準備しておいて下さい。
応用問題「関数の応用」「空間図形の応用」への心構え
入試の最後の問題は「関数の応用」と「空間図形の応用」になります。これは例年のこと。今年も変わらないはずです。問題数はどちらも小問3問で構成されています。
ここの問題の取り組み方についてアドバイスしますと、よほど数学が得意でない限り、「関数の応用」の③と「空間図形の応用」の③は捨てた方が無難です。逆に①の問題は簡単ですので必ず手を付けてください。
●時間がない
●見ただけで難しそう
と、あきらめず必ず取り組むことです!
では証拠をお見せしましょう。
昨年度と一昨年の「関数の応用」と「空間図形の応用」の正答率をご覧下さい。
【平成25年度】
6「関数の応用」の正答率
(1)65.1%
(2)①10.2% ②1.4%
7「空間図形の応用」の正答率
(1)72.8%
(2)11.0%
(3)0.2%
【平成26年度】
6「関数の応用」の正答率
(1)61.6%
(2)①59.8% ②1.4%
7「空間図形の応用」の正答率
(1)3.0%
(2)21.4%
(3)0.8%
どうでしょうか(1)と(3)の正答率の差は凄いですね。(3)の問題はほとんどの生徒にとって無視して構わない問題なんです。特に「空間図形」の(3)は解けた生徒は県内で数名。ここは最初から飛ばしていい問題だと割り切りましょう。
ちなみに平成24年度の「空間図形の応用」の③の正解率は0.0%。受験生の誰1人として解けなかった難問でした。
私は生徒に「応用の(3)に時間を使うなら、規則性の問題を手で全部数えて方がいい!」とアドバイスしていますよ。もちろん数学が得意で難関校上位合格を狙っている生徒はチャレンジして下さい!かなり手応えがある問題です。
それでは、上記のデータを見てもう一度過去問を眺めて下さいね。福島県の数学は時間配分と問題の見極めが全てです!
追伸
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