県立Ⅰ期の結果の受け止め方

平成26年度の福島県高校入試Ⅰ期選抜試験の結果が2月6日（土）に出ました。
通知は学校を通して行われます。多くの中学校は放課後、担任の先生から直接通知されるようですが･･･。

さて、今回は1期を受験した生徒へアドバイスを送りたいと思います。

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1期試験の受け止め方

福島県立高校の1期試験の結果が出ました。入試は資格試験と違い、定員が決められています。だから
●内定の通知を貰った生徒
●ダメだった生徒
と明暗が分かれるのは当然！

今回は結果の受け止め方についてアドバイスしますね。

【内定した生徒へ】

内定（合格）が確定した生徒は、数日間は解放し喜んで下さい。中学生活を頑張った成果がそこにあるのですから。

特にスポーツで合格した生徒は部活動に参加し基礎力を作っておくことが必須です。春休みから厳しい高校の部活動が待ってますから。

内定者にこれだけは言っておきたいのですが、現時点で同じ実力でも、1ヶ月後、2期で合格した生徒に比べ実力差が出ます。この差は大きいものです。特に進学校へB推薦で合格した生徒はしっかりと勉強しておきましょう。高校へ入学したのはいいものの1学期から赤点地獄を味わう生徒を大勢見ていますよ(笑)

【不合格だった生徒】

1期で内定がもらえなかった生徒は悔しいと思います。今はこんな心境の生徒も多いかと･･･。

●もうダメだ。志望校を落とす！
●落ち込んで勉強する気になれない
●内定者が羨ましくて仕方ない
●受験した高校が嫌になった

中学生にとって不合格は大きな試練です。しかし、もともと厳しい倍率だったのですから早く気持ちを切換えて2期に向けて取り組みましょう。「受かったら儲けもん！」と受験した生徒は尚更です。

長年受験生を見てきた私からの見解ですが、『真の入試はⅡ期にある』ということです。全員が同じ問題を解き合否が出るという公平な2期試験だからこそやりがいもありますし、志望校を勝ち取ったという達成感が生まれるんです。私も35年前の合格発表日を昨日のことのように覚えていますから。

そしてその経験が、大学受験や資格試験という険しい山に挑戦する際の武器になるんですね。入試まで1ヶ月と少し。まだまだやれることはあります。短期記憶も生かせる期間。驚くほど伸びた生徒もいます。今は努力あるのみ！やりましょう！！

最後に私が昨年指導していた生徒の話を。この生徒、1期受験はＡ薦受験でダメ。その後1ヶ月頑張り、2期試験で合格。彼が合格後私に言ったことは次の通り。

「正直1期に淡い期待を抱いてました。でも落ちてからの1ヶ月で僕は伸びました。あのまま合格していたら数学や理科の応用問題が分からないで入学し、凄く苦労したと思います」

ちなみに、彼は今、高校の数学の先生を目指して高校生活をエンジョイしています。

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