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今回も2020年7月号の新教研テストに向けた記事になります。前回は第1回の新教研テストの特徴などを話しました。

第1回の新教研は全8回の中でも平均点が低い新教研テスト。それは無防備で受験する人が多いからです。受験直前ではありますが可能な限り対策をして受験しましょう。結果が出たとき後悔しますよ!

では本題に入ります。今回は教科ごとの対策とお役立ちアドバイスになります^^

具体的な「7月号新教研」対策!

実力テストとの違い

先だって中学校で「第1回実力テスト」が実施されましたね。テストは見ていませんが例年と同じ傾向なら、新教研テストも類似しています。ま、どちらも福島県立高校入試の模試ですので当たり前ですね。

ただし、新教研テストと微妙に異なる感じです。この辺りは受験し「テストの違い」を掴んで下さい。
●新教研テストの方が好き
●実力の方が取れる

と生徒によってまちまちです。毎回どちらのテストにも準備し差がない結果になるよう努力しましょう。

そうそう、1番違う点は新教研テストには「課題作文(国語)」があるということですね。後で触れますがここは必ず押さえておきましょう。

平均点のおさらい

昨日も取り上げましたが、過去の平均点をご覧下さい。この平均点が偏差値50です。得点の基準になります。頭に叩き込んでおきましょう。

2017年 2018年 2019年
国語 25.9点 26.8点 23.7点
数学 22.3点 21.0点 17.6点
英語 24.9点 19.3点 22.0点
理科 20.8点 18.0点 17.0点
社会 22.6点 21.4点 22.6点
合計 116.5点 106.5点 102.9点

教科ごとアドバイス

国語

国語の出題形式は決まっています。小問(漢字含む)の他には古文1題、韻文1題、小説1題、解説文1題、作文1題といった感じです。

特に韻文は易しいです。表現技法など復習しておき、本番では時間はあまりかけないようにしましょう!
韻文というのは、「詩」「俳句」「短歌」のこと

古文は現代仮名遣いに直しなさいという問題が必ず出ます。非常に簡単です。苦手な生徒は復習しておきましょう。

国語苦手な生徒は作文を飛ばしてしまう生徒が多いです。作文は5点の配点!慣れてしまえば得点源になります。2段落構成と漢字、ですます調、書き方などに気をつけ150字以上200字以内にまとめれば4点は取れます。絶対に書きましょう。誰でも取れます^^ なお、作文は最後の問題。8~10分は残しておくことがコツです。

※作文練習用に使っている用紙です。ダウンロードし練習用に使って下さい。
作文練習用紙

とにかく国語を苦手としている生徒(特に男子)は多いのですが、新教研テストの国語は最も平均点が高く差が付きにくい教科。時間配分に注意し作文まで完成させれば失敗はあり得ません。

数学

数学は平均点が低い教科。1点の重みを感じながら答案用紙に向かいましょう。
7月号で失敗する人の多くは、最後の空間図形の問題は難しいと思い捨ててしまう生徒が多いんです。

でも最初の設問(1)は簡単です。必ず取り来ましょう。で、7月号の場合は意外と簡単なケースも多く全部解けても不思議ではありません。

高得点のカギは配点の高い「連立方程式の文章問題」「図形の証明問題」をどうするかにかかっています。7月号はどちらも簡単なケースも多いので今からワークを復習してみて下さい。

あと、「規則性の問題」「確率の問題」「資料の問題」の復習は教科書でいいですのでやっておきましょう。後悔しますよ~

英語

英語はリスニングテストが12点。記号で答える基本問題が6点。あとは英作文4点、文章読解(長文)が2題出て28点という配点。高得点のカギは配点の高い長文読解問題の攻略に尽きます。

その長文問題。全部読まなくても半分は解けるんです。英語嫌いの生徒も諦めないで解ける部分は頑張りましょう。

実は長文問題は慣れてくると、答えは長文に隠れていることが分かります。つまり長文読解問題は「長文から答えを探すだけの問題」なんですね。もちろん攻略には慣れが必要です。テスト後に必ず復習し「答えはここの部分だったのか!」と反省しましょう。必ず解けるようになりますから!

理科

7月号の新教研テストで最も平均点が低い教科が理科です。そんなに難問が多いのかというと実は基本問題が多いんです。唸るような難問、面倒な計算問題はさほど出題されません。

理科は中3で学習した内容は一切出ません。平均が低いのは復習しないまま受験しているだけなのです。

理科は「物理問題」「化学問題」「生物問題」「地学問題」の4分野から平均的に出題されます。まずは重要語句(教科書の太字)をしっかり復習しておきましょう。半分(25点)は取れます。

理科の高得点のカギは「記述式」「計算」「グラフを書く」など2点問題への正解率にかかっています。全問が応用問題ではありませんので、そこは集中して解答して下さい。ちなみに2点問題は9問程度あります。

社会

社会は地理・歴史が満遍なく出題されます。理科同様、社会も全体的に復習出来ているかにかかっています。重要語句に目を通しておきましょう。今年で言えば中2までの範囲となりますので範囲は多少狭くなっています^^

社会の高得点のカギも2点問題への適応力です。社会には計算問題など滅多にありません。「記述式で説明する問題」が最大の応用問題で配点も2点になります。記述式と言っても出題傾向は決まっています。対策しておきましょう。ちなみに記述式問題は5問程度あります。

実戦アドバイス

新教研テストの場合、答案用紙に配点が書いてあります。解答用紙に記入しながら「これは2点問題、これは4点、これは1点だ」と配点も頭に入れるように!理科や社会は配点の高い問題に気合いを入れること!

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joshismaile77


■ 雑記 ■
ステイホームの習慣で映画を毎日のようにネットフリックスで見ています。最近は考えなくても良いスカッとアクション映画を好んで見ていて、この1週間はジェイソン・ステイサム週間です(笑) 男の哀愁はいいもんです^^;

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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