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あと一週間で冬休み。自分の時間をたっぷり使える重要な期間。冬休みの勉強が成功し、1月の模試で偏差値が急上昇なんて生徒は毎年いるものです。

「そんなこと分かっているけど…。何から手を付けて良いのか分からない!」
という生徒も多いでしょう。今回はそんな受験生へ私の経験を踏まえアドバイスしますね。

何をやったら良いのか分からないときの対処法

今までの【合格必勝講座】で、
●目標を1月の模試に設定しよう!
●無駄な勉強を省こう!
●得点に直結する実戦的な勉強を心がけよう!

とアドバイスしてきました。

とは言っても、
「何から手を付けて良いのか分からない」
「やる気があっても問題集を前にすると手が進まない」
「この勉強法でいいのか不安」

という生徒も多いことでしょう。

私も大昔ですが、中3の12月は同じ悩みを持っていた記憶があります…。
冬休みまでは学校で購入した受験テキストを惰性でやってるだけの受験勉強だったんです。

「これでいいのかな?」
と常に不安な気持ちを抱いていました。

当時、中三時代という月刊誌があったんですが、そこに「合格体験談」が載っていたんです。単純な私は自分に出来そうな二つの勉強法を実戦したんです。こんな勉強法でした。

① 薄い受験用問題集を準備し冬休み中に2周やりこなす
② 理社は一問一答式の問題集を準備し冬休み中に全部覚える

思い込んだら即実戦!本屋で「薄~い総復習のテキストを5教科分」と「理科と社会の一問一答式の問題集」を購入。今でも覚えています。クリスマスからこの勉強法を開始したのです。

やることが決まっていると人間は頑張れるものです。とにかく冬休み中に終わらせようと計画(ノルマ)をたて総復習テキストを毎日学習しました。今まで一冊全部問題集を終わらせたこと何て無かったので全部埋めたときは感動しました。メチャ薄い問題集だったんですが^^; 

一問一答式の問題集は単純な暗記学習です。隙間時間にやりました。始めは苦痛ですが、慣れると一番楽しく簡単な勉強です。ページが進むほど出来るようになったのが実感できるのも一問一答ならではの良さ。

一通り終えた頃にはホント自信が付きました。不思議なものである程度知識を得ると、もっと細かく覚えてやろうという欲も生まれます。その後、教科書の年表に出てくる年号を暗記カードに書き込み全部覚えたものです。

こうして私の中三の冬休みは終わったのですが充実していました。冬休みの勉強時間は毎日8時間は越えていたと思います。生徒にはいつも「先生の受験勉強はクリスマスからだった」とこの話をするのですが、私の真の受験勉強は冬休みから始まりました。

冬休み明けの1月号の新教研テストでは偏差値が6上がり「これでやれる!」と不安から自信へと変わりました。このように私にとって中三の冬休みの勉強は非常にでかかったんです。

やることを決め、ひたすら続ける!

お恥ずかしいながら自分の勉強例を話しましたが、やることを決める重要性を伝えたかったのです。

すでにやることを決めている(自分なりの勉強法を持っている)生徒は今のままで大丈夫です。あとはひたすら続けましょう!

もし、何をやって良いのか分からない生徒は私の例を参考に、一通り復習が出来る「薄いテキスト」と「理科・社会の一問一答式問題集」を準備し取り組んでみてください。冬休みまでという期限を決め計画(ノルマ)を立てましょう。早く取り組んだ方がいいです!

学習塾などの「冬期講習会」を受講する生徒はそこで使用するテキストで十分です。テキストを2周やりましょう。

市販のテキストでお奨めのものをあげてみますので参考にしてください。

【受験生】冬の「お奨め問題集」

【薄目の総復習用テキスト】

高校入試 中学3年分をたった7日で総復習シリーズ(5教科)

出版社学研プラス
料金842円
レベル基礎~標準

ひと言
最も薄い総合テキスト。基本問題7日間編成なので冬休みに2周は余裕で出来る。一通り復習したい生徒にはもってこい。一冊の問題集を終わらせたことのない生徒にお奨め。これだけでも総復習ができ基礎力アップがはかれる。

「高校入試 中学3年分をたった7日で総復習シリーズ」はこちらです

高校入試 中学3年間の総復習 シリーズ(5教科)

出版社旺文社
料金648円
レベル基礎~標準

ひと言
「中学3年分をたった7日で総復習」の旺文社版。こちらは14日間での総復習テキスト。「基礎問題」→「確認テスト」の2ステップ編集で勉強しやすい。「7日で総復習シリーズ」とコンセプトは同じ。どちらを選ぶかは好みの問題。

「高校入試 中学3年間の総復習 シリーズ」はこちらです

受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題シリーズ(5教科)

出版社旺文社
料金864円
レベル基礎~標準

ひと言
実際の公立入試で50%以上が正解した問題で編集された問題集。このテキストの良さはそんな実際に出題された基本問題が単元別・分野別にまとまっているところ。効率良く実戦的な練習が出来るしかなりお奨め!

「受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題シリーズ」はこちらです

20日で追いつくシリーズ(英・数・国)

出版社くもん出版
料金1,080円~1,296円
レベル標準~応用

ひと言
上記のテキストで物足りない生徒向き。1日~6日は基礎の復習。7日~14日は標準問題。15日~20日は入試問題系と徐々にレベルが上がる編成。偏差値60以上の進学校を目指す生徒に向いている。英語にはリスニングテスト用のCDが付いている(その分高い)。

「20日で追いつくシリーズ」はこちらです


【おすすめの一問一答問題集】

高校入試 入試問題で覚える 一問一答 社会

出版社旺文社
料金756円
レベル公立入試対策

ひと言
社会の受験勉強で重要用語を覚えることは必須だ。用語を覚えるのに一問一答形式が最も優れている。この「一問一答」は受験問題を参考に作られており実戦的。とにかくこの一冊を早めに覚えてしまおう!

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 社会」はこちらです

高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科

出版社旺文社
料金756円
レベル公立入試対策

ひと言
理科の場合、重要用語はグラフや図、実験の様子などと絡めて出題されることが多い。だから理科の「一問一答」は資料集・教科書なども併用しながら進めよう。ビジュアル的に覚えることでかなりの実戦力が身につく。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」はこちらです


【福島県立高校入試スケジュール】
・Ⅰ期出願期間 1月18~23日
・Ⅰ期選抜試験 2月1~2日
・合格内定発表 2月6日

・Ⅱ期出願期間 2月14~19日
・Ⅱ期出願先変更期間 2月20~22日
・Ⅱ期選抜試験 3月8~9日
・県立高校合格発表日 3月14日

■ 雑記 ■

今回は懐かしい話しをしてしまいましたが、中三の冬休みは良く覚えています。伝説のザ・ベストテンでは世良公則とツイストが「あんたのバラード」歌っていました(笑)
記事にも書きましたが「中三時代」と「中三コース」にはお世話になりましたね~ 「コース派」と「時代派」で派閥が出来たもんです(笑) ちなみに僕はコース派でした^^

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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