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夏休みも2週間経ちましたね。
来週は「新教研テスト8月号」が中学1~3年で実施されます。
あと1週間です^^;

あと1週間と言えどもまだまだ上げることは可能。新教研8月号実施日を逆算しスケジュールを立て直前対策を行いましょう!

夏休みは自分時間をたっぷり使えます。「苦手単元」「苦手教科」の克服に最適

実際、一番差が付く期間は夏休みなんです。夏休み後、成績が急上昇する生徒が必ずいるものです。あなたも夏休みを最大限に活用し急上昇メンバーになりましょう^^

新教研テストの対策で一番の効果はやっぱ「過去問練習」。駿英では過去問や類似問題を有効に利用し反復練習しています。
⇒「駿英ネットサービス」ではそんな学習が可能です

【令和6年】新教研テスト7月号のデータ分析

「新教研テスト7月号」受験者数

3,753名(昨年4,189名)10%ダウン

「新教研テスト7月号」平均点!

科目 7月号 昨年7月号
国語 25.0 22.7
数学 24.9 22.3
英語 26.1 24.0
理科 20.7 19.7
社会 17.5 21.5
合計 114.2 110.2

最高点と最低点

【最高点】236点(昨年は246点)
【最低点】15

高得点者数

【220点以上】
37名(昨年は41名)
【200点以上】
206名(昨年は217名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 25点 31点 36点 41点 46点
数学 25点 31点 36点 42点 47点
英語 27点 32点 38点 43.5点 49点
理科 21点 26.5点 32点 37点 42点
社会 18点 23点 28点 33点 38点
合計 115点 138点 161点 184点 207点

7月号の総評と8月号対策!

【2024年】新教研テスト7月号の総評

今年度の新教研テストが始まりました。今年度も新教研テストは毎月1回、2月まで合計8回実施されます。

7月号の新教研テストの位置づけですが、まだまだスタートしたばかり。結果など気にしなくて大丈夫です。多くの生徒が準備不足で受験しており、試験内容も基礎問題が多く、範囲も中1~2年の内容。ま、全8回の新教研で7月号は一番結果を当てにしてはいけない模試なのです。

7月号新教研は志望校合否判定・偏差値などより
●新教研テストの問題数、問題レベルを理解
●現時点での弱点を把握、受験勉強に繋げるためのテスト

と捉えましょう。

とは言っても
「社会がさっぱり」
「理科の計算が出来ない」
「作文をどう書けばいいの?」
「英語は長文ばっかり」
「数学は定期試験と全然違う」

など各自気づきが合ったはず。それを克服していくのが夏休み!8月号新教研に向け点数直結の勉強を心がけましょう。

今年の7月号データを見て

7月号のデータをまとめてみました。まず驚いたのが受験人数の少なさです。私の記憶では6年前は7000人以上受験していたはず。それは今回は3,753人に減少。今年も定員割れの高校が増えそうです。

試験結果は驚くほど昨年と似ています。毎年なんですが7月号は
●読解問題慣れしていない(国英数)
●中1・2年の復習不足(理社)

がモロに結果に表れます。

8月号はそんなウイークポイントをどんだけ克服できるかが勝負。実際序盤の新教研の内容はまだまだ簡単で勉強の成果がすぐに出るんです。(7-9月号の新教研は入試直前練習には使えない)

新教研テスト8月号は7月号と比較し問題数・配点は全く同じ。7月号で凹んだ生徒は爆上げ目指し「7月号新教研」を反省し「新教研テスト8月号過去問」に何度も取り組みましょう!あらかじめ配点・問題数・傾向を事前に把握しておくことがコツ。それだけでも10~20点変わります!

7月号から学ぶ
☆「方程式の文章問題(5点)」「図形の証明(5点)」が得点出来ると数学は有利な展開になる!
☆作文の配点が6点とデカい!国語は時間配分がカギ。

今後テストの難度は上がってきますが、7月号と同様「方程式の文章問題」「図形の証明」「読解・記述問題」などに対応出来るかがポイント。類似問題を徹底的に練習し底上げしていきましょう。

模試用の練習問題が無い生徒は
「駿英ネットサービス」をお勧めします!

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
7月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

2024年7月号の難問ベスト3の発表!今回最も正答率が低かったのは社会の記述問題!正答率10%未満の問題が数学2問、英語1問、理科1問、社会4問でした。社会の記述と年号序列・・・。難関校を目指す生徒はここまで深く社会に取り組まねばです。
次回は数学が難しくなると予想。今回は簡単すぎでした。

【7月号難問ランキング】
NO1⇒正答率1.2%(社会:大問4(3)経済特区の記述問題)
NO2⇒正答率7.1%(理科:大問5(4)溶解度の計算問題)
NO3⇒正答率8.9%(英語:大問1(3)②リスニング:pleasureの書取)

「新教研テスト8月号」アドバイス

7月号の新教研テストはノー勉で受験する生徒が大多数。だから新教研7月号は問題は易しいのに低い平均点なのです。

しかし8月号は状況が一変!得点爆上げの生徒が多数出てきます。それは夏休みを利用し総復習&対策が十分出来るからです。あなたも過去問を使ってもたっぷり練習し乗り遅れないようにしましょう!

駿英ではこの時期になると5つの作戦を伝授しています。ぜひ実践下さい^^

8月号戦略
①8月号の理、社の範囲も中1・2の内容。必ず総復習する!
②数学は出題傾向が決まっている。必ず過去問を利用し戦略的に特訓!
③国語・英語の読解問題は時間制限を設け毎日練習!
④新教研8月号の過去問に実戦形式で取り組む!(配点把握)
⑤合計&教科別目標点を具体的に設定し目立つところに貼る!

メモ
理・社の中1・2の復習は必須。私は生徒に一問一答式問題と記述問題に取り組ませています。私自身、中学時代夏休みを利用し重要年号を完璧に暗記したものです。今でも年号は覚えています^^

私が指導していた生徒で
(7月号)123点 ⇒ (8月号)181点
(7月号)117点 ⇒ (8月号)178点
という生徒がいました。
こんな爆上げが可能なのは7月号⇒8月号だけ。もうやるしかありません!!

新教研結果の見方について

データを見ると今回の「新教研テスト7月号」は教科間で平均点が大きく異なることが分かります。こんな時は偏差値で反省するようにしましょう

上のデータをご覧下さい。今回のテスト結果ですと200点以上は全受験者で206名しかおらず、161点で偏差値が60。138点で偏差値55。150点以上で多くの進学校、180点以上で福島、安積なども目指せる得点だということが分かります。

テストの難易で結果は変動します。上記のデータを参考に目指す偏差値の得点をどうやったら突破できるかをもう一度反省してください!

得点より偏差値を見よう

新教研テストは1科目50点満点。100点満点に慣れている人は20点という得点を目にすると「めちゃ悪い得点」と思ってしまいます。

例えば、今回社会で「24点」を得点したとしましょう。親御さんはそんな得点を目にしてガッカリしてしまいますが、今回の平均点は「17点」。24点だと偏差値56なんですね。志望校の偏差値が56だったら、社会に関してはまずまずだったといえるのです。

ちなみに今回の社会は平均が低く36点でしたら偏差値は「68」。県内の難関進学校の偏差値をクリアするのです。このように得点だけでは評価が出来ません。テストの評価はまず偏差値から考えるようにしてください。

志望校判定の考え方

新教研テストには「志望校判定」があります。4つの志望校が記入出来、それぞれの高校への判定がシビアに出てきます。

●A判定でも不安でいっぱいの生徒
●B判定でガッカリしている生徒
●C判定で志望校変更を考える親御さん
●E判定でも志望校を変えようとしない生徒

と反応はバラバラです。「志望校判定」についてざっくり話しますと、

S判定⇒トップクラスでの合格
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

とこんな感じです。C判定以上の生徒は合格圏内に入っているのですから、志望校変更の必要はありません。

しかし、D判定とE判定の生徒は要注意!上げるためには相当な意識改革が必要です。

D判定の生徒の場合
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし3ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒の場合
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「3ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。

実はA判定の生徒も志望校変更を考えた方が良い場合があります。それは「上位校への志望校変更」です。上位校が無ければ仕方ありませんが、もったいない生徒もいます。そんな生徒は自分の能力がフルに発揮できる高校を再考しましょう。


■ 雑記 ■

連日オリンピック観戦で寝不足です^^;
私が楽しみにしていた競技の1つがサーフィン!会場が超ビッグウエーブで有名なタヒチの「チョープー」。映画X-ミッションでもサーフィンの舞台になったトンでもスポットなんです。

今回の波は大人しいですがそれでも凄い良い波!で、世界で話題になっているのがこの写真。元世界チャンピオンのガブリエル・メディナの信じられない奇跡の1枚。これが合成じゃないなんてビックリです^^

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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