発表二日目になりました・・・
今回の記事は『合格ボーダー得点の予想』になりますが、正直言って今年のボーダー予想は非常に難しいです^^;
人によって受験の感想が
「メチャ簡単だった」
「去年より難しかった」
とかなりバラバラなんです。こんな事はあまりなかったです。
受験生自身も「はたして今年はどうだったの?」と不安ですよね。塾生や自己採点アンケートなどを基に合格ラインを予想してみましたので参考にして下さい。
不安な方、ご質問がある方は遠慮なくメール下さい。
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あ、福島県高校入試の合否判定はテスト結果だけで決まるものではありません。「進学校は入試得点だけで決まる」というのは都市伝説です。
一般入試の場合大多数の高校は
評定:入試結果=1:1
で判定します。
また福島県は宮城県のように「評定(点数化)+入試結果」を足し算し合計点で決める分けでもありません。付録資料として「県立高校一般選抜の合格者の決め方」を載せておきますのでこれから高校受験する生徒&親御さんは良くご覧下さい。
来年も高校受験は続きます。来年の受験生のためにもあなたの受験の点数を教えてください!ニックネームの入力で構いませんのでご協力お願いします。
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※アンケートに答えていただいた生徒には期間限定ですが『高校1年生用駿英ネットサービス』へのアクセス権(ログイン情報)を後日送ります。進研模試、全統模試、駿台模試などの過去問がダウンロード出来ます。希望者はメールアドレスも記入して下さいね。
【令和5年】今年の合格ラインを予想する
令和5年の「入試感想まとめ」
今年の入試ほど感想が分かれたことはありません。国語だけ易しかったという感想で統一されていましたが、他の教科は十人十色です^^;
他の教科(数英理社)をまとめるとこんな感じです。
数学⇒傾向が変わり失敗した生徒が続出。ただし最後の問題が比較的簡単でそこまで到達した生徒には易しい問題。5教科で一番平均点は低くなるだろう。
英語⇒確実に問題は難しくなっている。ただ英語力が備わっている生徒には易しい問題。得意不得意で一番差が付いた教科となった。
理科⇒教科書改訂で加わった内容や中三3学期の内容などが多く出題され、そこの対応力が分かれ目だった。ただ内容的には教科書レベル。高得点続出だろう。
社会⇒教科書レベルだが細かい知識まで問われた。点(重要語句の暗記)の勉強をしていた生徒は得点30点がせいぜいだった。また中三3学期の公民分野と記述式の出来で差が付いた。進学校受験者は35点、難関校なら38点以上が多かった。
以上が教科別に感じたことですが、全体的には
受験生のしくじった教科がバラバラだったと感じましたね。
その要因は
●教科書全面改定2年目で新傾向の問題が多かった
●考えさせる問題が増えた
これらの要素が大きいと考えられます。
古い教科書を基に作成された問題集、過去問ばかりで受験勉強を行ってきた生徒は今回の入試問題に対応出来なかったんですね。
再三主張してきましたが、入試問題は教科書を基に作成されるんです。受験勉強の基本は教科書&学校ワークにあると再確認です^^;
まとめると、令和5年の入試は勉強方法で差が付いた入試と言えそうです!
「自己採点アンケート」のご協力ありがとうございました!
たくさんの生徒から自己採点アンケートを頂きました。中には詳細な想いや教科毎のの感想を書いてくれた受験生もおり非常に参考になりました。引き続き入試得点のご協力も宜しくお願いします!
ズバリ!今年の合格ライン予想!
毎年、合否ラインは変化します。令和5年はどうなのかを
●倍率
●入試問題の難易
●過去の合否ライン
を基に予想してみました。
私が予想する【令和5年】予想合格ラインはこんな感じです。
※合否には「評定」という大事な要素も加わります。あくまで平均的な合否ラインと捉えて下さい。
【予想平均点:123~125点】
・安積(普通科)⇒178点前後 倍率推移1.24→1.12
・安積黎明(普通科)⇒166点前後 倍率推移1.36→1.39
・郡山(普通科)⇒154点前後 倍率推移1.36→1.42
・郡山東(普通科)⇒148点前後 倍率推移1.45→1.46
・福島(普通科)⇒174点前後 倍率推移1.17→1.06
・橘(普通科)⇒162点前後 倍率推移1.34→1.32
・福島東(普通科)⇒150点前後 倍率推移1.27→1.26
・磐城(普通科)⇒172点前後 倍率推移1.12→1.14
・磐城桜が丘(普通科)⇒154点前後 倍率推移1.28→1.31
上記の高校以外の生徒は下の表をご覧下さい。ほぼ合っているのではと考えます。
※赤字は定員割れの学科になります。定員割れといえども必ず合格できる訳ではありません。次の補正方法を参考に得点調整してみて下さい^^
【定員割れの学校の補正方法】
●進学校⇒表の得点を10点ほど下げる
●実業系学科⇒表の得点を10~15点ほど下げる
●いつも定員割れの校外校⇒15~20点ほど下げる
【機密資料】入試合格ライン(過去6年)
参考資料を挙げておきます。過去記事の資料になりますが『過去6年間の合格ライン』になります。
昨年度入試合格ライン
【平均点:123.8点】
・安積(普通科)⇒176点 倍率1.24
・安積黎明(普通科)⇒164点 倍率1.36
・郡山(普通科)⇒152点 倍率1.36
・郡山東(普通科)⇒145点 倍率1.45
・福島(普通科)⇒172点 倍率1.17
・橘(普通科)⇒160点 倍率1.34
・福島東(普通科)⇒144点 倍率1.42
・磐城(普通科)⇒162点 倍率1.12
・磐城桜が丘(普通科)⇒142点 倍率1.31
2年前入試合格ライン
【平均点:125.5点】
・安積(普通科)⇒181点 倍率1.13
・安積黎明(普通科)⇒172点 倍率1.40
・郡山(普通科)⇒155点 倍率1.41
・郡山東(普通科)⇒150点 倍率1.42
・福島(普通科)⇒182点 倍率1.02
・橘(普通科)⇒166点 倍率1.16
・福島東(普通科)⇒154点 倍率1.42
・磐城(普通科)⇒174点 倍率1.16
・磐城桜が丘(普通科)⇒148点 倍率1.28
3年前入試合格ライン
【平均点:127.1点】
・安積(普通科)⇒182点 倍率1.28
・安積黎明(普通科)⇒170点 倍率1.25
・郡山(普通科)⇒158点 倍率1.41
・郡山東(普通科)⇒146点 倍率1.11
・福島(普通科)⇒188点 倍率1.24
・橘(普通科)⇒172点 倍率1.31
・福島東(普通科)⇒156点 倍率1.16
・磐城(普通科)⇒179点 倍率1.03
・磐城桜が丘(普通科)⇒149点 倍率1.22
4年前入試合格ライン
【平均点:131.2点】
・安積(普通科)⇒162点 倍率1.13
・安積黎明(普通科)⇒169点 倍率1.50
・郡山(普通科)⇒142点 倍率1.29
・郡山東(普通科)⇒143点 倍率1.41
・福島(普通科)⇒174点 倍率1.15
・橘(普通科)⇒166点 倍率1.38
・福島東(普通科)⇒131点 倍率1.10
・磐城(普通科)⇒171点 倍率1.17
・磐城桜が丘(普通科)⇒145点 倍率1.35
5年前入試合格ライン
【平均点:128.2点】
・安積(普通科)⇒175点 倍率1.30
・安積黎明(普通科)⇒163点 倍率1.41
・郡山(普通科)⇒142点 倍率1.28
・郡山東(普通科)⇒138点 倍率1.40
・福島(普通科)⇒172点 倍率1.18
・橘(普通科)⇒139点 倍率1.24
・福島東(普通科)⇒133点 倍率1.17
・磐城(普通科)⇒165点 倍率1.38
・磐城桜が丘(普通科)⇒146点 倍率1.15
6年前入試合格ライン
【平均点:数128.3点】
・安積(普通科)⇒176点 倍率1.18
・安積黎明(普通科)⇒164点 倍率1.34
・郡山(普通科)⇒145点 倍率1.42
・郡山東(普通科)⇒134点 倍率1.43
・福島(普通科)⇒160点 倍率1.08
・橘(普通科)⇒150点 倍率1.20
・福島東(普通科)⇒142点 倍率1.40
・磐城(普通科)⇒158点 倍率1.21
・磐城桜が丘(普通科)⇒128点 倍率1.31
【資料】前期 一般選抜での合格者の決め方
高校受験の合格は入試の得点だけで決まるわけではありません。
いまだに「安積高校、福島高校、磐城高校は入試の得点だけで決まる」と信じている人もいますがそれは都市伝説です^^;
内申点&入試の得点で決まります。
ではどうやって合格者を決めるのか以下にまとめてみましたのでご覧下さい。
まず、合否の決め方は私の推測ではありません。福島県教育委員会で公表されています。大事なところを抜粋しますね。
↓
「令和5年度 福島県立高等学校 入学者選抜実施要項」10p【選抜の手順】から一部抜粋
①学力検査と調査書の比重を同等とする場合
学力検査と調査書の成績のいずれもが定員内にある者で、調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果に特に問題のない者を合格とします。
次に、その他の者については、学力検査の成績と調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果を十分に精査して、総合的に判定します。
お堅い文章ですので分かりやすくポイントを解説しますね。
これは、
●調査書の順位付け⇒定員外
●一般入試での順位付け⇒定員外
判定このケースは判定するまでもなく不合格です。
悩ましいのははどちらかが「定員外」でどちらかが「定員内」の場合です。実施要項を見るとこんな記載になっていました。
「入学者選抜実施要項」
次に、その他の者については、学力検査の成績と調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果を十分に精査して、総合的に判定します。
この場合は学力テストと調査書を十分精査して総合的に高校で判断しなさいって事です。
ここからは推測です。新入試制度の下2回入試が実施されましたが、「以前より一般入試の得点が重視されているよなあ」というのが私の感想です。
【調査書195点について】
国語、社会、数学、理科、英語の第1学年から第3学年の学年末評定の合計(25×3=75点)に音楽、美術、保健体育、技術・家庭の第1学年から第3学年の学年末評定の合計を2倍(20×3×2=120点)にしたものを加えて、195点満点とします。
【特別活動の記録55点】
まだ一部の高校だが、調査書の「特別活動の記録」を55点数値化するようになった。今のところ県北中心だが来年度は増えると予想する。この「特別活動の記録」数値化、昔はどの高校も点数化していたものだ。数値化する場合は「調査書195点+特別活動の記録55点」で調査書は250点満点になる。
■ 雑記 ■
あいにくの天気になってしまいましたが、本日3月13日は中学校の卒業式です。「卒業式」は晴れやかな儀式でもあるんですが別れの日でもあるんですよね。
卒業式以来合うこともない同級生は数多し・・・
思い出すとセンチな気分になってしまいます^^;
by 渡部
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