入試までラスト1ヶ月半となりました。この時期は、焦りや不安が大きくなる時期である反面、やり方次第ではまだまだ力が伸びる時期でもあります。そこで今日は、残り1ヶ月半にやるべきこととやってはいけないことをまとめてみましたうので是非参考にしてください。
やるべきこと
過去問・類似した模試・入試問題を解く
ラスト1ヶ月半はできるだけ実践形式の問題を解きましょう。過去問を解いていない人は過去問に取り組むのはもちろん、すでに過去問を解いた人も、もう一度繰り返し解いてみてください。また、過去問と類似した模試(新教研)や、他の都道府県の入試問題を解くのも有効です。
これからの時期は、新しいことを詰め込んでいく時期ではなく、これまで学んできたことを実際の入試問題でいかにアウトプットできるかという練習を積む時期です。一生懸命受験に基本的なテキストで知識のインプットや基礎を十分身につけても、いざ入試問題になるとうまく問題が解けない、つまりアウトプットできないという現象が受験勉強ではよく起こります。
たとえばサッカーの練習でも、パス練習やシュート練習ばかり繰り返しても、実践的な練習試合を重ねないとゲームの中で対応できる力が付きませんよね?
受験直前はなるべく入試の過去問題を制限時間を設定し、時間の使い方や問題の解く順番、捨て問の見極め方などを練習していきましょう。
1日1単元、弱点分野を克服する
過去問で題を解いていくと、この時期でもどんどん苦手分野は見つかっていくものです。見つけた苦手分野については、今まで使ってきた問題集に戻ってもう一度復習してみましょう。
ただし、時間をかけて問題集を解いている暇はありません。苦手分野の復習をする場合、1日で1単元を確実にこなせるような計画を立てましょう。復習するべき単元が多く、1日で終わらない場合、1日で終わらせられる分量にさらに単元を細分化するとよいでしょう。
大切なことは、1日ずつ「この範囲は完璧に復習できた」という実感を積み重ねていくことです。焦りや不安におそわれやすい時期にできない問題をダラダラといつまでも勉強していると、ストレスが大きくなります。毎日1つでも成長しているという成功体験を持てる勉強を重ねていくことが、自信にもつながります。
暗記は問題演習の中で
この時期の暗記モノも、できるだけ問題演習の中で行うのが理想的です。単語帳や暗記カード・一問一答形式などを用いての単純暗記は、貴重な勉強時間を費やすのではなく、すきまの時間などを利用して短時間で行いましょう。
社会や理科などの暗記科目も、入試になれば、単純な暗記を問う問題は多くありません覚えた知識を活用して実践形式の問題演習を行う中で必要なものを再確認して頭に入れていきましょう。つまり新しいものをできるだけ詰め込まず、これまで積み上げてきたものを確実にアウトプットできるようにすることが大切です。
やってはいけないこと
単純な暗記ばかりに終始する勉強
先ほどの「暗記は演習の中で」という項目と重複しますが、単語帳や暗記カード・一問一答形式の単純暗記ばかりに時間を費やすのは禁物です。特に社会や理科などで、覚えるべきところををできるだけ単純暗記したい気持ちも分からなくはないが、単純なインプットばかり繰り返しても、入試問題には歯が立ちません。
インプットももちろん大切ですが、さすがにこの時期は実践的なアウトプット中心の勉強の割合を多くしましょう。。単純暗記などのインプットは、なるべくすきまの時間を利用ください。
まとめノートなどを作り始める
この時期のノートまとめは、全く意味がないから絶対にやってはいけません。受験直前になると、なぜか新しいノートを買ってきて綺麗にノートまとめを始めだす人が少なくありません。厳しいことを言いますが、それは逃げの気持ちからくる勉強です。。まとめノートを作っていると、もの凄く勉強した気分になります。しかもあまり頭を使わなくて済みます。まとめノートを作り出す人は、現実から目を背け、実践的な問題に取り組むことにただ逃げているだけなのです。ノートまとめは、学校の授業中だけで十分。この時期に意味のない勉強は禁物。まとめノートを作っている人は速攻でやめて、、現実ときちんと向き合いましょう。
新しい問題集・参考書を買う
焦りから、受験直前に新しい問題集や参考書に手を出す人もいるます。この期に及んで新しいものを解いてもいいことはありません。問題が解けなくて不安になったり、自分の知らないことがたくさん載っていて必要以上に焦ったりと、受験直前にしてはダメだったときのリスクが高すぎます。
新しい問題を解きたいのなら、他県の去年の入試問題を解きましょう。去年の入試問題は全て新しい問題です。今さら新しい問題集を買う必要はない。使い古した今までの問題集で十分です。
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入試直前だからとペースダウンする
「入試直前だから」という意味不明な理由で、直前になると勉強の手を緩める人います。「入試直前はジタバタせずゆっくり過ごして体調を整えよう」みたいな無責任極まりない甘い言葉に、まんまと乗っかってしまうのです。「ラストスパートだから最後の追い込みをかけよう!1日10時間勉強だ!」といっても、言うことを聞いてくれないのに、楽するためのアドバイスはすんなり受け入れてくれるんですよね~ (;^_^A
大学受験と高校受験が大きく異なるところは、高校受験は超短期決戦だということです。最後の内申が出たあとの12月〜2月までの、実質3ヶ月間の勝負です。入試直前1ヶ月半と言っても、実は3ヶ月中の1ヶ月半、つまり2分の1です。この3か月間をどれだけ必死に勉強できたかどうかで結果が決まります。あと半分も残っているのに、勉強の手を緩めてしまうにはまだまだ早すぎます。半分もあればまだまだ伸びるんだから、入試直前まで死に物狂いで頑張ってみてください。。ただし、体調管理にはくれぐれも注意。本番3日前になったら、1日8時間以上の睡眠をとり、試験開始時刻の3時間前には起床するなど、コンディション調整を心がけましょう。時間がないからと、無理して徹夜で勉強するのはやめましょうね。
まとめ
今回の記事の内容をまとめると、次の通り。
実践的な問題演習を多く取り入れ、アウトプットの精度を高めることがこれからの1ヶ月で必要な勉強です。実践的な問題を使った演習、苦手克服のための復習、入試本番の時間配分の確認。これをしっかり繰り返していくと、あと1ヶ月半でもまだまだ力は伸びていきます。
あと一息、頑張りましょう!(۶•̀ᴗ•́)۶
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