二学期に入り急に慌ただしい毎日ですね。
受験生の秋は
●学校の定期試験
●新教研テスト
●実力テスト
●英検
と立て続けにやってくる試験に上手く立ち回らないとです。
However、全てに全振りするのは至難の業。
そこで優先順位を決め自分にとって大事な試験に重点をおき取り組みましょう!それが出来る人がいわゆる要領の良い受験生なんです。
今回は夏休みに実施した「8月号新教研テストの結果分析と9月号攻略」を送ります。今の時期の模試はまだ受験期序盤のテスト結果。そんな結果に一喜一憂することなく、現時点でやらなくてはならないノルマを一つ一つクリアしていきましょう!
模試アップの秘訣は「過去問の徹底練習」。駿英では10年以上の新教研テスト過去問を分析。類似問題を有効に利用し徹底的に練習します。
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【2025年】新教研テスト8月号のデータ分析
「新教研テスト8月号」受験者数
5,369名(7月号3,542名)52%アップ
「新教研テスト8月号」平均点!
科目 | 7月号 | 8月号 | 昨年8月号 |
---|---|---|---|
国語 | 23.6 | 29.3 | 24.8 |
数学 | 19.5 | 19.4 | 21.7 |
英語 | 25.0 | 23.2 | 22.2 |
理科 | 21.0 | 22.3 | 22.8 |
社会 | 21.3 | 23.2 | 22.4 |
合計 | 110.4 | 117.4 | 113.9 |
【令和7年】新教研8月号のデータ深掘り
最高点と最低点
【最高点】239点(7月号は234点)
【最低点】19点
高得点者数
【220点以上】
81名(7月号は35名)
【200点以上】
428名(7月号は199名)
必要偏差値
科目 | 偏差値50 | 偏差値55 | 偏差値60 | 偏差値65 | 偏差値70 |
---|---|---|---|---|---|
国語 | 30点 | 35点 | 39点 | 44点 | 49点 |
数学 | 20点 | 25.5点 | 31点 | 37点 | 42点 |
英語 | 24点 | 30.5点 | 37点 | 43.5点 | 50点 |
理科 | 23点 | 28.5点 | 34点 | 39.5点 | 45点 |
社会 | 24点 | 29点 | 34点 | 39点 | 44点 |
合計 | 118点 | 143点 | 167点 | 192点 | 217点 |
【2025年】新教研8月号総括&9月号攻略法
【令和7年】新教研テスト8月号の総括
最初に触れておきたいのが受験者数です。7月号は3,542名の受験者でしたが8月号は5,369名の受験数!なんと前月比152%でした。前回少な過ぎるなと感じていましたが5,000名を越えこれならデータも信頼できますね。(これでも昨年8月号受験者は5,449名でしたので100名以上減っているんです)
私も5教科やってみましたが「7月号と同レベルの問題だな。これは理社の勉強成果が出るぞ~」とまず感じました。実際、平均点は117.4点と前回と比べ7点アップしました。具体的には国語、理科、社会は上がり英語がダウン、数学は横ばいといった平均点でした。
国語&理社の8月号は上がるもの
教科別に見ると最も上がった教科は国語で5.7点アップ!これは「作文で得点出来た」「短歌を夏休みに復習した」「時間配分のミスが減った」「読解問題が易しかった」などが理由ですね。今回失敗した生徒は時間配分など大至急戦術の練り直しをしましょう。すぐに成果が出ます。
他に注目すべき教科は理科社会です。この2教科は総復習すると一定の得点までは伸びるんです。ま、8月号は夏休みの成果が出た生徒が多かったんでしょう。7月号と比べ理科(1.3点アップ)社会(1.9点アップ)という結果でした。
理社は知識量がものをいう教科。何度も何度も教科書を復習し知識をアップデートしていけば必ず成果は出ます。今回下がった生徒は他の受験生よりサボってしまったと十分に反省して下さい。
8月号の結果はあてにならない
受験校を決定する資料として新教研の結果は非常に参考になります。しかし7月号や8月号の結果は全く参考になりません。
生徒や親御さんと面談すると
「8月号は志望校判定Aだった」
「7月号の偏差値は○○だった」
など過去の栄光を持ち出す方がいますが、マラソンで例えると8月号は10キロを過ぎた地点。そこの地点の順位など全くあてになりません。
今はじっくりと力を蓄える時期。簡単に得点アップに結びつかない数学、英語の底上げを重点的に行い、終盤で一気に理社で伸ばすのが賢い戦略。得点が上がらないといって数学・英語の勉強を疎かにせず毎日毎日取り組みましょう!
8月号の教訓
勉強の成果が出ない教科(問題)にスポットを当てる!
ひと言
受験生は新教研テスト2回、実力テスト2回の計4回の模試を経験しました。4回も受験すると思うように取れない教科、予想以上に取れる問題など自分の特徴も分かってきたはずです。
そんな教科・問題を詳細に自己分析してみましょう。
英語⇒リスニング問題に弱い。英作文がダメダメ。
数学⇒関数が全然出来ない。図形の証明が全く分らない。
など包み隠さず自分の弱点を正直に挙げてみるんです。そして対策を考えるんです!まだまだ時間はたっぷりあります。その対策が出来ると一段階上のレベルに上がれます。断言します。信じて頑張って下さい!
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【8月号】難問ベスト3発表!
8月号の難問ベスト3はこの問題だった!
No1⇒正答率0.4%(数学:大問7(3)空間図形ラスト問題(面積系)
No2⇒正答率2.4%(数学:大問6(3)関数応用ラスト問題(面積系)
No3⇒正答率3.4%(理科:大問6(4)無機物を選ぶ
8月号の正答率ワースト3は通常パターン。特に数学「関数応用」「空間図形」のラスト問題はラスボス・中ボス問題と2月号まで受験生を大いに悩ますことになります。
あ、ワースト3の理科問題は計算ではなくメチャ簡単な無機物を選択するだけの問題。まさか全部が無機物とは思いがけなかったですね^^; 良く考えれば簡単だったんですが問い方で難問になってしまう良い例でした。
8月号の難問(10%未満の正答率)は数学2問、英語2問、理科2問の合計6問でした。7月号が5問だったので若干難問は増えた感じだが、7月同様易しい部類のテスト問題でした。
ひと言空間図形のラスボス問題だが解答を見てもよく分からないですよね。正直あの解き方はかなりややこしいです^^; 実は簡単に解けちゃう別解があるんです。3平方の定理を知っておく必要はありますが、中学受験で小学生が使っている解法です。興味がある人は調べてみましょう!
【8月号の正答率】
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
8月号新教研テストの正答率
作戦にデータ分析は必須!このデータは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。
●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点
●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野
このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!
「新教研テスト9月号」攻略法
範囲に中3内容が入っていれば必ず狙われます!各教科の中3範囲を確認してみます。あと注意してほしい問題も上げておきます。
国語
国語の出題範囲は8月号と同じ。予想と言うほどではないが韻文は『俳句』の番かな。今回も作文での失敗はなくすように!作文は最低5点ゲットすること。
数学
数学の出題範囲は8月号同様平方根まで。ま、平方根の問題は計算で1問、小問で1問の合計2問と予想(合計4点)。確実に4点ゲットしよう。
英語
英語の中3範囲は次の文法。
・It is…for+人+to+動詞の原型
・want+人+to+動詞の原形
・let(help)+人+動詞の原形
小問で1問、英作文で1問、あと長文でこれらの文法が使われると予想。教科書の重要文を暗記し使えるようにしておこう。
理科
理科の中3範囲は次の通り。
・化学変化とイオン『水溶液とイオン、酸アルカリとイオン』
・生物の連続性『生物の成長と生殖』
化学分野はイオンから1題(7~8点)、生物分野では細胞分裂や生殖について1題(7~8点)出るだろう。習いたての単元。ここで稼げるように!
社会
歴史の範囲は「現代の日本と私たち」まで。ということは戦後の歴史から数問出るということ。冷戦後の歴史は並べかえでも良く出る。重要年号はそれほ多くない。暗記しておこう!
① 模試の出題傾向は決まっている。必ず過去問に取り組もう!
② 数学の出題傾向はワンパターンだ。解けない問題は過去問等を利用し戦略的に特訓!実は数学が一番攻略可能な教科だ。
③ 国語・英語の読解問題は時間制限を設け毎日練習!国語では余裕を持って作文問題までたどり着くこと。
④配点にも意識し勉強する。特に理社は2点問題の正答率がものをいう。
⑤模試は最高の練習試合。必ず目標点を具体的に設定し目立つところに貼ろう。闘いは作戦立てから始まるぞ。
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志望校判定の考え方
新教研テストには「志望校判定」があります。4つの志望校が記入出来、それぞれの高校への判定がシビアに出てきます。
●A判定でも不安でいっぱいの生徒
●B判定でガッカリしている生徒
●C判定で志望校変更を考える親御さん
●E判定でも志望校を変えようとしない生徒
と反応はバラバラです。「志望校判定」についてざっくり話しますと、
S判定⇒トップクラスでの合格
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理
とこんな感じです。C判定以上の生徒は合格圏内に入っているのですから、志望校変更の必要はありません。
しかし、D判定とE判定の生徒は要注意!上げるためには相当な意識改革が必要です。
D判定の生徒の場合
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし3ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。
E判定の生徒の場合
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「3ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。
実はA判定の生徒も志望校変更を考えた方が良い場合があります。それは「上位校への志望校変更」です。上位校が無ければ仕方ありませんが、もったいない生徒もいます。そんな生徒は自分の能力がフルに発揮できる高校を再考しましょう。
■ 雑記 ■
末っ子が今月東京へ引っ越し。これで私の4人の子供全員が親元を離れることに。凄い長い時間だったけどめちゃ寂しいもんです。
by 渡部
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