「新教研テスト1月号」の前に現実的な目標点を設定しよう！

2016年1月6日に新教研テスト1月号が実施されます。1月号の新教研は中1～3が対象となりますので中学生はなるべく受けるようにしましょう。中1・2の生徒は、「まだ早いし～」「勉強していないし～」と受験を避ける生徒も目立ちますが…。

中学１～２年の新教研テストの意義を私は得点で捉えていません。得点自体はこれからどうにでもなりますし、現時点の結果がそのまま高校受験の得点に直結するとは考えられないからです。では受験する意義ですが、ちょっと挙げてみます。
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【新教研テストを受けることの意義】
●250点満点の得点に慣れること
●平均点が120～140点のテストに慣れること
●志望校を書くことで学校を知ることが出来る
●志望校判定が出るので刺激を受ける
●偏差値というものを実感できる

このように、いくら中1の生徒に「偏差値」「各高校のレベル」の話を力説してもなかなか伝わらないことを、1回の模擬テストが教えてくれるのです。そういう意味でとても意義のあるテストなのです！中学1～2年生徒は年3回の実施になりますが受験するようにしましょう。

前振りが長くなってしまいましたが、今回は1月号新教研テストの現実的な目標点設定方法についてお話ししたいと思います。中学3年生は県立入試Ⅱ期まで3ヶ月を切りました。2月上旬には願書を提出しないといけません。事実上、1月号の新教研テストと学校の実力テストの結果で最終決断をすることになります。あまりにもかけ離れた志望校や目標はやる気の喪失にもつながります。

いつもD判定の生徒は、現実的な目標点、志望校を設定するようにしてください！

目標点を設定せず臨んでいる生徒も多いですが、テストの度に科目毎に目標点を設定し、紙に書いて目立つところに貼っておくようにしましょうね！では、現実的な目標点の設定方法についての説明です。

「新教研テスト1月号」現実的な目標点の設定方法

①　最初に志望校の合否ラインの得点を書き出します。新教研テストを受験している生徒は「合格基準点」がそれに当たります。
※受験していない生徒は「合格ライン早見表」を参考にして下さい。

②　前回の試験の得点を元に、自分なりに英、数、国、理、社の目標点を書いてみる。自分の能力からかけ離れた平均はＮＧです。せいぜい、前回の得点＋「ケアレスミスの分」「もう少しで解けた問題の得点分」で設定してみましょう。

③　自分で書き出した5科目の目標点を計算する。

④　目標点が「合格基準点」に達していたらそれが今回の目標点数。目標点目指して頑張りましょう！

⑤　目標点に達していない生徒は、あと何点足りないのかを計算する。足りない得点を自分なりに各教科に振り当て、「合格基準点」に達するように調整する。

※どう考えても「合格基準点」に達しない場合は実力不足。つまり志望校が高すぎです。厳しい言い方ですがランクを下げるしかありません。

※中学１・２年生は行きたい高校の偏差値・合格基準点で目標を設定してかまいません。志望校の合格基準点が分からない場合は「合格ライン早見表」を参考にしてください。

家庭教師の目

新教研テストの結果がC判定の生徒はまだ諦めてはいけません。余裕で「合格基準点」をクリアしている生徒の方が少ないのですから。今、「C判定」の生徒はこれから何点上げられるかが勝負なのです！

●どの教科が何点足りないのか？
●何点上げる必要があるのか？

を把握し1月号の模試に取り組んでくださいね。たった数点、されど数点です！

★例年好評の「合否判定メールサービス」を近々開始する予定です。詳細は次回の記事で説明します。無料ですので受験生は利用してください。

1月号の新教研テストに向け効率よく学習するのに欠かせないのが過去問です。各塾で過去問を利用し対策を行っているようですが、駿英ではネットサービスで新教研対策やってます。冬休みも利用し徹底的に対策し上げてみましょう。