2月6日(火)は平成30年度の福島県立高校Ⅰ期選抜試験の内定日でした。
「合格しました!ありがとうございました」
といった報告がある一方
「Ⅰ期ダメでした。Ⅱ期もでがんばります」
「Ⅱ期でも合格する自信がありません」
「Ⅱ期に向けどんな勉強したらいいですか」
「志望校は下げた方がいいですか」
などⅠ期不合格だった生徒から数多くのメールが来ています。
今回の記事は、Ⅰ期の結果を受け、内定者・不合格者はどう結果を受け止め考えていけば良いのかをアドバイスし対と思います。
県立Ⅰ期試験の内定者・不合格者へアドバイス
合格内定者へのアドバイス
【学業推薦(A推薦)での内定者へ】
Ⅰ期を学業推薦で受験する生徒はみんなが高い評定を誇っていたはずです。その中での内定は立派です。学業プラス部活動・リーダーシップ・小論文主張などが認められた結果です。今週末は自分自身へのご褒美を企画することをお奨めします^^
ただし、忘れていけないのは、同じ高校へ入学する同級生の多くがⅡ期選抜試験を勝ち抜き入学を掴むという事実です。
ラスト1ヶ月の厳しい勉強や受験から合格発表までの精神力。その経験をしなかったというのはデメリットなんです。
実際、Ⅰ期合格者が入試直前の1ヶ月を経験出来ないというハンディを埋めるため現行の受験制度が見直されるワケです。だから今まで通り勉強を続けてください。今まで同じ学力の生徒と大きな差が付いてしまいますから!
最後に進学校からの内定をもらった生徒へは「中学校の復習ばかりでなく高校の予習を始めよう」とアドバイスしておきます。
高校入学まで2ヶ月間たっぷりあるんです。Ⅱ期受験の生徒が取り組めない高校の勉強を始めちゃいましょう。
【部活推薦(B推薦)での内定者へ】
B推薦での合格者は部活動等の実績が認められたのです。高校からは「○○部へようこそ」と早くも入部の状況。
春休み、気の早い高校ですと2月から高校の部活動へ参加する生徒も出てきますね。
特にスポーツ推薦の生徒はなまった体を動ける体にしておく必要があります。さっそく今日からランニング開始です。高校の部活は厳しいです。基礎力を付けておきましょう。
B推薦(部活推薦)での内定者にこれだけは話しておきたいのですが、勉強を甘く見ていると大変なことになります。Ⅱ期でも合格出来るような学力を身につけてほしいものです。
高校には赤点地獄というシャレにならない状況があります。スポーツ推薦で合格した生徒に多いことを自覚しておきましょう。
○○高校の○○部は赤点を取ると頭をマルガリータにされます。試合観戦するとメンバーの7割がマルガリータだったのには大笑いしてしまいました。
Ⅰ期不合格だった受験生へ
Ⅰ期不合格だった生徒は落ち込んでいると思います。もともと内申点が高かった生徒の集まり。高い評定の生徒、生徒会長、キャプテン、県大会出場、選抜選手…。周りから大丈夫と思われている生徒も不合格になるのがⅠ期選抜です。
昨日はこんなメールが届きました。
●自信がなくなった。志望校を落とすしかない。
●落ち込んで勉強する気持ちがおきない
●○○高校にしておけば良かった。
●受験校が大嫌いになった。
●今からどうすればいいの?
出来る限りアドバイス・返信していますが、決めるのは自分です。今こそ自分の学力を見つめなおしⅡ期に向かってラストスパート開始してください。
今後の対応ですが、学業推薦(A推薦)と部活推薦(B推薦)では意味合いがちょっと変わってきますので分けてアドバイスしてみます。今後の参考にして下さい。
【学業推薦(A推薦)がダメだった生徒へ】
大抵の学校はⅠ期の方がⅡ期より倍率が高いです。厳しい倍率だったのですから気持ちを切換えⅡ期に向け取り組みましょう。もともと受かったらラッキーの試験だったんです。
いつも書いていますが私の入試の見解は『Ⅱ期入試こそ真の受験なんだ』ということです。全員が同じ問題を解き合否が出るという公平なⅡ期試験だからこそ平等だし納得もいきます。
Ⅱ期試験で志望校を勝ち取ればこそ受験への達成感が生まれ、受験経験値という貴重な力を身につけることが出来るんです。
この受験経験値、今後の大学受験や資格試験に生きて来るんです。
短期記憶が効くこの1ヶ月。まだまだ伸ばせます。実際、一番伸びるのがこの期間。効率よく頑張りましょう。時間が最も貴重です。
【部活推薦(B推薦)がダメだった生徒へ】
B推薦でダメだった生徒はダメージが大きいです。学業推薦(A推薦)の不合格者には学力自体は足りている受験生が多くⅡ期への切替も比較的容易です。
その点B推薦は面接・小論文というより、実績・能力が合格の判断基準。合否判定において部活の顧問の力が大なんです。そして各部活で取る人数の枠がある高校も多いんです。だから
●ソフト部は○○中を優先して毎年取る
●顧問の先生が今年強化したいポジションを優先して取る
●○○高校のサッカー部は4人の枠と決まっている。
高校別に最低限の評定は必要になりますが、こんな理由でB推薦の内定を決めたりします。
「あいつより俺の方が上手いのに」
「俺は県大会出場した主力選手なのになぜ○○が受けるんだ」
など理不尽を感じている生徒も多いでしょう。
私のアドバイスは「受けいれること」です。結果はどうしようもありません。高校で活躍しリベンジすればいいこと。
そのためにも早くⅡ期に切替ましょう。そこで今の学力チェックし、合格する自信があったらⅠ期受験した高校を受けるべきです。Ⅰ期受験し高校にアピールしたのですから他の生徒より有利に働く事もありますよ。(名前は出せませんが顧問の先生が「Ⅰ期はどうしても取れなかったけどⅡ期も絶対受けるように。」なんて説得することも)
もし、学力が全然足りていない生徒は、志望校を下げる必要がありますね。○○高校の○○部に入るのが夢だったかも知れませんが仕方ないです。高校生活も部活動主体で考えるのなら第2志望だった高校へ受験校を変えるべきです。
気持ちの切替に大きなパワーが必要かも知れませんが、時間は待ってくれません。3月8日のⅡ期選抜に向け、持ち前の体力を生かしラストスパートです!
①郡山高校(英語) 3.0倍
①相馬高校(理数) 3.0倍
③福島南(情報会計)2.8倍
④福島南(文理) 2.69倍
④若松商業(会計ビジネス)2.69倍
⑥いわき総合(総合)2.63倍
【福島県立高校入試スケジュール】
・Ⅰ期出願期間 1月18~23日
・Ⅰ期選抜試験 2月1~2日
・合格内定発表 2月6日
・Ⅱ期出願期間 2月14~19日
・Ⅱ期出願先変更期間 2月20~22日
・Ⅱ期選抜試験 3月8~9日
・県立高校合格発表日 3月14日
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