県立入試前日の心得！～2013年福島県立入試

ついに県立入試の前日になりましたね。
ここまで来たらもうやるしかありません。

どんな競争率だろうが自分を信じ実力を発揮することに専念すべきです。

前日の対策といってもやれることは限られますが
最後の最後まで粘りまくり1点でも多く得点しましょう！

私からのアドバイスをいくつかあげてみますね。

【受験直前心得】～実力を発揮するために

（１）時間配分を考えておこう

受験に失敗する人の多くが時間配分のミスをあげます。
特に国語や数学、理科に多いですね。

最後になるにつれ問題が難しくなるのなら分かりますが
国語は作文、数学も最後の問題の(1)は解ける問題です。
緊張して問題文が頭に入らないこともありますが

『時間が迫り焦ってどうして良いか分からなくなる』
ことが恐いんです。

特に1時間目の国語には最大限の注意を払いましょう！
不安な生徒は今日『作文』を書いてみることをお奨めします。

（２）イメージトレーニング

1時間目の国語から数学　英語　（昼休み）理科　社会
と受験の様子をイメージしてみましょう。

その際、うまくいったイメージだけでなく
失敗した時を想像し対処しておくことが大切です。

●苦手の国語で失敗したとき→プラン通り。理科で挽回。
●数学が難しかった→県立の数学は難しい。これが普段通り。
●理科の計算問題が出来ない→他の生徒も出来ないだろう。差はつかない。

このように、あらかじめうまく行かなかったときの対応を考えておくと
当日、焦りまくることがなくなります。

そうそう、思い通りの問題じゃなかった時も
プラン通りと思うことが大切なんです。

そもそも県立入試で
『5科目全部うまくいった～♪』

なんてことは希なんです。
必ずといっていいほど失敗科目があるものです。

それもプラン通りと思って臨んでくださいね。

（３）最後は『短期記憶』で！

英単語、漢字、歴史の資料、理科の公式・・・。
受験生それぞれ、なかなか覚えられない事項があると思います。

私は歴史の文化がどうしても覚えられず受験直前まで
曹洞宗～道元　臨済宗～栄西
菱川師宣～元禄文化　喜多川歌麿～化政文化
などを確認した覚えがあります^^;

あと、漢字が苦手で前日に『中３時代』の付録←懐かしい
の「受験直前、良く出る漢字！」などをやってみましたね～

受験の時にたった1問なんですが、その中から出題されて
凄く喜んだ記憶があります。

思い出話で申し訳ありませんが、前日の勉強もバカに出来ないんです。
人間の脳には「短期記憶」と呼ばれるすぐれた記憶装置があります。

明日の受験限定なら「短期記憶」で十分です。
自分の苦手な暗記事項をどんどんチェックしておきましょう！
試験中に前日の「短期記憶」が蘇りますから＾＾

（４）普通を心掛ける

高校受験は1日勝負。1日といっても正味5時間！
受験前日だからといって、ご馳走を食べて9時に寝る必要はありません。
余計寝られなくなってしまいます。

なるべく通常の生活をして普通に休んで下さい。

どうしても試験前の緊張感で寝ることが出来ない生徒もいるでしょう。
そんな時は無理して寝ようとせず目をつぶって疲れを取りましょう。
なあに、たった5時間の入試です。
寝なくても十分に力は発揮できますから開き直って下さい。

受験直前のアドバイスをしてみましたが、
私からは『実力を発揮して欲しい』ということにつきます。

競争率が1倍を超えていれば不合格の生徒が必ずいます。
これは仕方のないことです。

力を尽くした結果なら『力不足だった』と諦めもつきますし
今後の高校生活で挽回していけばいいのです。

力を発揮出来なかった場合、悔やみきれません。

最後は己との勝負！
最後の1問まで諦めず頑張って下さいね～

Good Luck!!

by 渡部

【2013年福島県立入試 今後の日程】
・2月7日（木）～8日（金）：県立高校Ⅱ期選抜試験
・3月14日（木）：合格発表日
・3月15日（金）～18日（月）：Ⅲ期選抜出願期間
・3月19日（火）：Ⅲ期出願先変更日
・3月22日（金）県立高校Ⅲ期選抜試験
・3月25日（月）Ⅲ期合格発表・・・今年度の県立入試全日程が終了