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今年度最後の新教研である2月号の結果が出ました。「ミスが多かった」「まだ勉強していないところから出た」など一人一人思うところがあるでしょう。

でも入試まで20日。20回寝たらその日がやってくるんです。今は1点でも多く得点することだけを考え、合格目指し遮二無二突っ走りましょう。

今回のテーマは次の通りです。

●新教研2月号のデータ分析
●模試結果を入試本番に生かすためのアドバイス
●福島入試への対策

【次回予告】

本日出願先変更が締め切られました。夕方には令和7年福島県立高校入試の最終倍率が発表されます。
駿英では毎度ですが「リアルな一般倍率」「出願先変更数」など作成し一覧表で載せますね。間に合えば本日夜にアップします。

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【令和7年】新教研テスト2月号のデータ分析

「新教研テスト2月号」平均点&受験者数

新教研1月号受験者数

6,492名(2月号6,344名)148名アップ
※昨年度2月号は6,731名

新教研2月号平均点!

国語32.727.226.124.625.823.624.825.0

科目 2月号 1月号 12月号 11月号 10月号 9月号 8月号 7月号
数学 20.2 18.5 19.3 17.7 17.1 23.2 21.7 24.9
英語 24.3 22.4 23.9 23.1 21.1 27.5 22.2 26.1
理科 19.9 22.9 22.0 17.7 20.7 20.8 22.8 20.7
社会 21.9 20.5 22.3 23.1 21.1 23.3 22.4 17.5
合計 119.0 111.5 113.6 106.2 105.8 118.4 113.9 114.2

新教研2月号のデータ深掘り

最高点と最低点

【最高点】234点(1月号は235点)
【最低点】8

高得点者数

【220点以上】
69名(1月号は63名)
【200点以上】
459名(1月号は401名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 33点 38点 42点 47点 -点
数学 21点 26点 31点 36点 40点
英語 25点 30.5点 36点 42点 48点
理科 20点 26点 31点 36点 42点
社会 22点 28点 33点 39点 44点
合計 119点 142点 165点 188点 211点

新教研2月号の総評と入試本番へ生かす!

【2025年】新教研テスト2月号の総評

今年度最後の新教研2月号は福島県入試問題を意識したテストで、出題内容や形式など今までで最も本番に類似していました。

2月号平均点は119.0点と1月号平均(111.5点)と比較すると7.5点もアップし平均点も入試本番と似てました。

教科別に見ると国語の平均点が32.7点!高過ぎです^^;こんな高い平均点は最近記憶にないです。次に高かったのが英語(24.3点)でした。ま、文系教科です。

反対に最も低かった教科は理科(19.9点)、次に数学(20.2点)と理数系の平均点が低かったです。

福島入試本番も文系教科は高く、理系教科が低くなる傾向があり。入試攻略には文系教科で失点を減らし、理系教科で配点の高い問題を1問でも多く得点するのがポイントとなります。

ちなみに入試でも高配点問題は

理社⇒記述問題
数学⇒全部だが特に図形の証明、方程式の応用
国語⇒作文、記述問題
英語⇒長文問題、英作文


なります。

残された時間は限られています。常に効率を考え無駄な時間は過ごしてはいけません。最終章の作戦を立て1問そして1問と狙った問題を攻略して行きましょう!結果的にこの積み重ねが合否を分けることになります。

2月号から学ぶ
常に効率学習を心がけ、入試まで無駄な時間は絶対過ごさない!

2月号新教研の結果は福島県入試問題に類似しています。不正解だった問題を「実力的に無理な問題」「もう少しで正解だった問題」「ミスった問題」に仕分けし「もう少しで正解だった問題」「ミスった問題」は解ける可能性が高く徹底トレーニングすることで次回へ繋げるのです。それが得点を意識した効率学習です。
※あ、実力テストも同様です。入試予想問題の「第7回実力テスト」も同様に分析・トレーニングし対策しちゃいましょう。

【2月号】難問ベスト3はこの問題

1月号の難問ベスト3は数学2問、国語1問!いつものように数学は2問のラスボスが立ちはだかります^^;

【2月号】難問ベスト3

No1正答率0.2%(数学:大問7(3)切断した体積を求める
No2正答率0.6%(数学:大問6(3)関数応用:X座標を求める(面積系問題)
No3正答率4.7%(理科:8(4)グラフ問題:別の惑星でのばねばかり実験

2月号の難問ツートップは数学の空間図形と関数のラスト問題。正解率も低く最後までラスボス感たっぷりでした。
ただ正答率の低い2月号のラスボス問題。私にはどちらの問題もとっておきの裏技が使える問題だったので簡単に攻略可能でした。指導中の受験生も関数のラスボス問題(正答率0.6%)は倒してくれました^^

理科(ばねばかり)と社会(天保の改革の記述)は福島入試問題で狙われそうな問題。入試はこんな感じで応用問題が出題されます。心して下さい。

【2月号の正答率】
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
2月号新教研テストの正答率
作戦にデータ分析は必須!このデータは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
自己分析し効率の良いラストスパートを行いましょう!数点変わります!!

「福島県入試問題」戦略

「国語」の問題文の長さに驚くなかれ!

受験生は8回の新教研と7回の実力テストを終え、すっかり模試問題には慣れきったと思います。時間配分は脳が覚え、最初の頃は慣れない「作文」など白紙の生徒が多かったんですが今や「作文」は得点源になっています^^ 慣れることは超大事なんです。

福島入試問題は模試とそっくりですが若干違いがあります。残された期間で福島県入試問題に慣れきりましょう。慣れるだけで得点が違ってきます。慣れきるための最大の武器は「過去問」です。少し前に過去問マニュアルを書きましたので使い方は参考にして下さい。

ま、一番の違いは国語の読解問題の長さです。平均点自体は模試と変わらないので難しさは同程度ですが長いんです。模試の1.4-1.5倍ほど字数がありますので小説問題などの時間配分には要注意です。

出題範囲に要注意!

2月号新教研で学校で習っていないから
・理科「天体」問題
・社会公民「経済」問題

が出来なかったという生徒がいました。

確かに1月号新教研までは学校の授業進度を考慮し問題は作成されていましたが、2月号は入試予想問題ということで「天体」や「経済」からも出題されました。

入試は教科書全範囲からの出題となります。「学校で最後まで教わらなかったからここからは出ない!」など一切ありません。実はそこが穴となることがあります。

20年前の経験談ですが「ここは出ないよ」と飛ばした英語の最後の単元Let’Readから数多くの単語が出て青くなったことがあります。私はその黒歴史から学び、入試は教科書最後まで必ず勉強するように話しています。

実は公民、理科、英語の教科書ラストはサラッと流す教師、飛ばしてしまう学習塾も多いんです。最後のページまで気を抜かず勉強するようにしましょう^^

誰が入試問題を作成するのか!

入試問題は中学校の先生が教科書を元に作成する試験なんです。だから模試の問題とどこか違う感じなんです。学校の先生が作成するのですから

●教科書&ワーク(学校)
●実力テスト
●福島県入試過去問


ラストスパートの柱として進めるのがベターです^^ その中でも教科書・過去問は宝の山

私は受験生に
・読書のように教科書読み
・眠くなったら英語の音読を行い
・常に過去問は持ち歩く

そんなアドバイスをしています(笑)

とにかく入試問題に慣れること、馴染むことに徹底し追込みして下さい。良いことが起こりますから^^

福島入試のカギとなる問題はこれ

クドいですが最後に福島県の入試問題でポイントとなる点を挙げてみます。効率学習の参考にして下さい。

福島入試のカギはこれ

国語時間配分、作文、記述問題
理科重要語句、計算問題、記述問題
社会史料・資料の読み取り、年号の並べかえ
英語英作文、長文読解
数学小問で失点しない、時間配分、あとはいつもの方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用


■ 雑記 ■
今年も入試の出題予想をするつもり。今は福島入試問題にアップデートしている最中。昔の過去問を見返し、その年の傾向や難易を思い出さないと予想も出来ないんです。寝不足の日々が続きます^^;

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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