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夏休み明けの実力テスト(第2回)はどうでしたか?
今年度の模試も「新教研2回、実力テスト2回」と合計4回が終了してしまいました。

●俺の力はこんなもんじゃない
●第一志望は諦めた(涙)
●なんか志望校は余裕じゃね!

と生徒一人一人思うところもあるでしょう。

ただ受験本番までまだ半年もあるのです!
私は受験は長期戦ということでマラソンに似ていると思うのですが、まだまだ序盤なんですよね。

4回の模試を受験し自分の弱点も見えてきたでしょう。模試の結果に一喜一憂せず反省し次の試験へと繋げていきましょう^^

今回は8月号の結果分析と9月号への作戦を伝授します。

新教研テストの対策で一番の効果はやっぱ「過去問練習」。駿英では過去問や類似問題を有効に利用し反復練習しています。
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【令和6年】新教研テスト7月号のデータ分析

「新教研テスト8月号」受験者数

5,449名(7月号3,753名)45%アップ

「新教研テスト8月号」平均点!

科目 7月号 8月号 昨年8月号
国語 25.0 24.8 27.6
数学 24.9 21.7 19.4
英語 26.1 22.2 23.8
理科 20.7 22.8 23.9
社会 17.5 22.4 22.5
合計 114.2 113.9 117.2

最高点と最低点

【最高点】240点(7月号は236点)
【最低点】24

高得点者数

【220点以上】
58名(7月号は37名)
【200点以上】
272名(7月号は206名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 25点 30点 34点 39点 43点
数学 22点 28点 34点 40点 46点
英語 23点 28点 34点 39点 45点
理科 23点 29点 35点 41点 47点
社会 23点 28点 33点 39点 44点
合計 114点 138点 162点 186点 210点

8月号の総評と9月号対策!

【2024年】新教研テスト8月号の総評

まず8月号の受験者数は7月号と比べ1,696名増加!予想以上の受験者数でした。母体数も増えデータ的に8月号は信頼性があります。

8月号の平均点は113.9点。7月号平均が114.2点でしたので見た目の変化はありませんが、英数国の難易は上がりテスト自体は難しくなっています。平均点が変わらなかったのは

●夏期講習等に参加し理科や社会の総復習を行った
●模試に慣れてきた

ことが大きいですね。8月号の結果が芳しくなかった生徒は「夏休みの努力が足りなかった!」と猛省し悪かった原因を自己分析して下さい。

教科別に7月号と比較し数学3.2点ダウン(平均21.7点)、英語3.9点ダウン(平均22.2点)と主要教科の下降が目立ちました。

反対に理科は2.1点アップ(平均点22.8)、社会4.9点アップ(平均点22.4点)勉強の成果が出やすい理社の上昇が8月号の特徴と言えますね。

ノー勉分野をなくす

夏休みに何人かの生徒と面談を行いました。模試の結果を聞いてみると共通した反省が出てきます。

「作文が書けない」
「古文が苦手」
「漢字で失点してしまう」
「図形の証明が出来菜い」
「リスニングテストが苦手」

など各自ウイークポイントを自覚しています。でも対策が足りな過ぎるんです。弱点はとことん反復練習しましょう!

また、「リスニングの練習はしたことない」「古文の練習はしていない」「図形の証明は苦手だから勉強していない」と自分の弱点問題をノー勉で受験してしまう生徒が多いんです^^; ノー勉では得点力が上がるはずがありません。まだまだたっぷり時間はあります。ウイークポイントはとことん練習するんです!絶対好転しますから^^

正答率を分析しよう!

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
8月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

新教研テスト8月号の難問ベスト3の発表!今回最も正答率が低かったのは英語の最後の問題!前置詞の後ろは「動名詞」という文法を知っていたら出来たんじゃないかなと^^
で、正答率10%未満の問題が国語1問、数学2問、英語1問、理科2問
の合計6問。8月号はそれほど難しいテストではありませんでしたね。
9月号は全体的に難易は増し特に数学・理科が難しくなると予想しましょう。

【8月号難問ランキング】
NO1⇒正答率2.6%(英語:大問5(6)適語句補充問題)
NO2⇒正答率2.8%(国語:大問3(2)②古文の記述問題)
NO3⇒正答率3.2%(数学:大問7(3)三角錐の体積:最終問題)

「新教研テスト9月号」戦略

4回の模試を受験し分かったと思いますが

●数学が苦手なのに偏差値が高い
●苦手な英語の得点が高い
●社会は正解が多いのに得点が低い
●一番国語が苦手なのに得点は


など「模試あるある」現象が起こります。

この理由は配点と基本問題の多さなんです。特に配点には要注意!社会で頑張って5問正解しても5点。数学の方程式の文章問題が解けたら5点ゲット。このように模試に強くなる秘訣は『高い配点の問題に強くなる!』これにつきるんです。

漫然と勉強するのではなく、9月号は高配点(2点以上)の問題で得点出来るようメリハリを付け対策をしましょう。それが実戦的な勉強というものです^^

では5教科の高配点の問題を挙げてみますね。

ポイント問題

理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
国語⇒記述問題、作文
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用

8月号から学ぶ
☆高配点の問題に強くなるべし

9月号も出題向は同じ。どこが高配点の問題かも予想がつきます。過去問練習する場合、配点を意識し練習するようにしましょう。

模試用の練習問題が無い生徒は
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志望校判定の考え方

新教研テストには「志望校判定」があります。4つの志望校が記入出来、それぞれの高校への判定がシビアに出てきます。

●A判定でも不安でいっぱいの生徒
●B判定でガッカリしている生徒
●C判定で志望校変更を考える親御さん
●E判定でも志望校を変えようとしない生徒

と反応はバラバラです。「志望校判定」についてざっくり話しますと、

S判定⇒トップクラスでの合格
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

とこんな感じです。C判定以上の生徒は合格圏内に入っているのですから、志望校変更の必要はありません。

しかし、D判定とE判定の生徒は要注意!上げるためには相当な意識改革が必要です。

D判定の生徒の場合
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし3ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒の場合
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「3ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。

実はA判定の生徒も志望校変更を考えた方が良い場合があります。それは「上位校への志望校変更」です。上位校が無ければ仕方ありませんが、もったいない生徒もいます。そんな生徒は自分の能力がフルに発揮できる高校を再考しましょう。


■ 雑記 ■
今夜は日テレで「24時間テレビ47」やっています。私はすっかり冷めてしまいましたが第1回の24時間テレビは画期的でした。当時中3の私は純粋で番組にメチャクチャ感動し、小銭を集め募金し24時間起きていようと目薬を差しながら睡魔と戦ったもんです(笑)

懐かしの萩本欽一と大竹しのぶ

by 渡部

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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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