福島県立高校入試のⅡ期選抜試験の出願が平成27年2月19日に締め切られついに倍率が出ました。
今年は2月24日午前中までが出願先変更期間。最終的な倍率は2月24日になりますが、今年度の倍率の傾向はおおよそ掴めます。
さて、今回は福島県立入試Ⅱ期の倍率のとらえ方と出願先変更についての考え方を記事にしてみます。
1 県立入試の倍率について考えてみる
倍率、倍率と言うけれど、入試の倍率についてピンとこない生徒もいるでしょう。ちょっと分かりやすく解説してみますね。
それでは例を・・・
【倍率の具体例】
・1.2倍の倍率ですと12人受けて2人落ちるということ。つまり6人に1人不合格。
・1.5倍の倍率ですと15人受けて5人落ちるということ。つまり3人に1人不合格。
・1.8倍の倍率ですと18人受けて8人落ちるということ。つまり9人に4人不合格。
こうして見てみるとわかりやすいかと思います。1.2倍と1.5倍では大違いなんです!
1.8倍だと友達9人と受験した場合4人が不合格5人が合格という確率なんですから。
とはいっても、9人全員合格する学校もあれば、9人受けて7人が不合格なんていう学校もありますので単純な確率で合否は語れませんが。
私の経験を踏まえての感覚になりますが
●1.15倍以下だと倍率は低い
●1.50倍以上だと倍率は高い
と実感しています。
そんな感じで今回の倍率をご覧ください。
では具体的に今年度の高倍率の学校を見ていきます。今年の高倍率は定員が少ない実業科系が目立ちます。
・磐城農業生活科学科2.30倍
・郡山北建築科2.10倍
・郡山北情報技術1.90倍
2倍以上はかなり高い倍率です。学力次第ですがギリギリで出願した生徒は変更の必要ありかもです・・・。
普通科ですと
・磐城桜ヶ丘普通科1.57倍
・安積黎明普通科1.42倍
今年度の普通科は例年より倍率が低い傾向ですね。今年はチャンスです。
2 出願先変更について
次に出願先変更について解説します。
県立高校の二期試験に限って、一回のみ出願先の高校を変更することが出来ます。
期限は2/24(火)午前中迄ですから思ってる以上に慌ただしいです。早く決断しなくてはなりません。
ここでアドバイスですが、思ったよりも低倍率で穴場の学校、学科があった場合は積極的に動いた方が良いです。これは積極的な出願先変更です。
しかし、ダメ元で出願した生徒は実に悩ましいところでです。家族や先生とも相談し自分で納得し決断してください。志望校決定の最後の分岐点になるのですから。
以前「志望校を下げる基準」を記事の中で上げてみましたが、迷っている生徒は該当するかどうかチェックしてください。入試は甘くありません。
↓↓↓
【志望校を下げる判断基準】※倍率が1.1倍を超える志望校の場合
● 志望校の基準偏差値に対し12月号新教研も1月号も2月号も5以上足りない生徒
● 志望校判定が12月・1月・2月ともにE判定
● 12月から1月2月と三回連続偏差値が下がり、1月号の志望校判定がE判定だった
● 私立を併願せず、1月号、2月号がどちらもD判定以下
ちなみに例年の動きですが、よほど高倍率の学校で無い限り劇的に倍率が動くものではありません。昨年度の二期の出願状況をご覧下さい。
この表でどれだけの人数が出願先変更をしたかが分かります。自分の受験校を見て昨年はどれだけ動いたのかを知ってください。では出願先変更の人数の確認方法を解説します。
【出願先変更の人数の確認方法】
① 上の表の赤で囲んだ福島高校と橘高校で説明します。
① 黄色のアンダーラインの数字を見ます。左側が第一次志願者数で右側が二次(最終)志願者数になります。
② 一次志願者数と二次志願者数の差を計算します。それが出願先変更をした人数になります。
③ 自分なりにどう流れたのかを分析してみましょう。
例:この表から分かること
福島高校 第一次354人→第二次337人(-17人)17人減った
橘高校 第一次320人→第二次326人(+6人)6人増えた
※橘高校が増えたのは福島高校から志望校を落とした生徒だということが分かる
出願先変更を検討している生徒は昨年のデータもよく参考に!
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