冬休みですね。受験生にとってフリータイムが持てるラストチャンス！今まで冬休みに予想だにしない飛躍を遂げた受験生を数多く見てきました^^
受験生は1月上旬の
●新教研テスト1月号
●第6回実力テスト
の結果を見て受験校を決定することになります！
冬休みを賢く使うも、怠けてしまうもあなた次第。
どうせならジャンプアップといきましょう！
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【令和5年】新教研テスト12月号のデータ分析
「新教研テスト12月号」受験者数
6,617名（11月号は5,886名：731名アップ）
※昨年度12月号は6,427名
「新教研テスト12月号」平均点！
| 科目 | 12月号 | 11月号 | 10月号 | 9月号 | 8月号 | 7月号 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 29.3 | 27.1 | 24.7 | 23.3 | 27.6 | 22.7 |
| 数学 | 17.5 | 19.1 | 19.8> | 15.8 | 19.4 | 22.3 |
| 英語 | 25.3 | 23.4 | 24.2 | 18.7 | 23.8 | 24.0 |
| 理科 | 21.0 | 20.5 | 18.8 | 22.8 | 23.9 | 19.7 |
| 社会 | 22.4 | 22.4 | 20.7 | 20.4 | 22.5 | 21.5 |
| 合計 | 115.5 | 112.5 | 108.2 | 101.0 | 117.2 | 110.2 |
最高点と最低点
【最高点】239点（11月号は240点）
【最低点】18点
高得点者数
【220点以上】
28名（11月号は79名）
【200点以上】
274名（11月号は400名）
必要偏差値
| 科目 | 偏差値50 | 偏差値55 | 偏差値60 | 偏差値65 | 偏差値70 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国語 | 30点 | 35点 | 40点 | 45.5点 | -点 |
| 数学 | 18点 | 22点 | 26点 | 30.5点 | 35点 |
| 英語 | 26点 | 32点 | 38点 | 44点 | 50点 |
| 理科 | 21点 | 26点 | 31点 | 36点 | 40点 |
| 社会 | 23点 | 28点 | 33点 | 38点 | 43点 |
| 合計 | 116点 | 138点 | 160点 | 183点 | 205点 |
12月号の総評と1月号対策
【令和5年】新教研テスト12月号の総評
12月号はとにかく数学でしたね。平均点(17.5点）では感じませんが、大問4からほぼ全滅した生徒が続出！それもそのはず大問4から正答率10％以下の難問が5題続きました(泣)
詳細にレポートすると、いつもなら解けるはずの大問4「方程式の文章問題」が「正答率2.8％」という難問。いや～あれは厳しかったです。そこで時間を使い果たし、「図形の証明」も8.2％。そして「関数の応用」「空間図形」と次々と難問が待ち構え、最後の問題(空間図形)でタイムオーバー。ラスト問題の正答率は0.3％でした^^;
反対に英語は通常苦労するはずの適語補充が易しかったせいもあり満点続出。その結果
●英語50点⇒偏差値70
●数学39点⇒偏差値75
というありえないようなデータでした。
ま、全体的な12月号平均点自体は11月号と比べ3.0点アップの「115.5点」だったんですが、
・数学が難しすぎて差が付かない
・英語が簡単で差が付かない
という偏差値55以上の受験生泣かせなテストだったんです。
こんな傾向のテストの場合、進学校を目指す受験生にはイレギュラーな結果が起こります。実は福島県の高校入試本番で時折起きる現象なんです。（数学で最後の問題の正答率が0％なんてこともあります^^;）
どんな傾向であっても焦らない精神力を身につけておきましょう。アドバイスとして勉強量で差が付く理科・社会で得点出来るようにしておくことがキモですね^^
数学・英語・国語で稼げる生徒は
●電流はきらいだから勉強しなくていいや
●地理の分を英語で稼ぐからいいや
●俺は数学で差を付けるから大丈夫
など理社を甘く見ちゃいがちですが、満遍なく得点出来るよう努力しましょう。福島県の入試問題はホント満遍なく得点出来た生徒が有利に作ってあります！
冒頭に書きましたが、冬休みは自由に勉強できるラストチャンス！この機会最大限に生かしましょう。
【令和5年】新教研テストの【Key問題】はこれ！
国語⇒記述問題、作文
理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数＆空間図形の応用
12月号の教訓
冬休みは自分時間を使えるお宝タイム！生かすも殺すもあなた次第！1月の模試で受験校は決まるぞ。
冬の追い込み用の問題が欲しい生徒は
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12月号の難問ベスト3は数学で占めてしまいました^^;しかも超超低い正答率。
教科別の「正答率10％未満」問題は数学5問(前回2問)、社会2問（前回1問）、理科1問(前回1問)の合計8問(前回5問)。今回の数学には参りました。
【12月号難問はこの問題！】
NO1⇒正答率0.3％【数学：大問7(3)三角柱の体積】
NO2⇒正答率0.6％【英語：大問6(2)②関数の面積】
NO3⇒正答率6.3％【数学：大問7(2)三角錐の体積】
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
12月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます！受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。
「新教研テスト1月号」対策
まずはいつものように「新教研テスト1月号」範囲の中3内容確認です。ここの内容は高い確率で出題されます！要注意！！
【12月号の中3学習範囲】
英語）関係代名詞 間接疑問文 want人to～、let 人 動詞の原形
数学）円周角 二次関数 相似な図形
理科）運動とエネルギー 生命の連続性
社会）【公民】国会・内閣・裁判所、三権分立、地方の政治
上記を踏まえ私が生徒に模試対策で反復練習する内容は
数学⇒は「円周角」「２次関数」と「相似」が必出。「方程式の文章」は連立方程式かなと思っています。大問６の関数応用は「2次関数」or「1次関数と2次関数の融合問題」で出題されると予想しておきます！たくさん練習し慣れておきましょう。証明は「相似の証明」からの出題を予想。で円周角を求める問題は大問２(小問)での出題かなと思っています。
英語⇒1月号の英語文法は盛りだくさん。小問で分詞や関係代名詞が選択問題で出ると予想。英作文、並べかえで、間接疑問文、want 人 to～が出題されそうだ。あとは長文問題の中で分詞、接触説、関係代名詞、間接疑問文、want 人 to～、let(help) 人 動詞原形などフルで出てくると思われ、読解難度も上がります。リスニングテストのノー勉も避けること！
理科⇒は「エネルギーと仕事」から絶対出ると思われます。速さ、ジュール、ワットなど計算できるように！私的には台車、振り子を使ったエネルギ変換の問題をいっぱい練習します。
社会⇒は国会、内閣、裁判所の仕事や三権分立を確実に！選挙のことや衆議院の優越、法律の制定、民事裁判、刑事裁判、三審制など絶対に押さえること！ここで稼げます^^
国語⇒ は予想が難しいのでスルーしたいところ^^;サービスで韻文（詩・短歌・俳句）を予想しましょう。12月号は短歌からの出題、1月号は俳句か詩から出るでしょう^^ 私的には俳句を予想しておきましょう。表現技法などしっかり押えておきましょう。
【駿英流】「志望校判定」の見方
S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理
C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内にいます。この時期志望校変更の必要はありません。ただしもう少し下がったら合否ラインへ。安全圏に入れるよう頑張るのみです！
D判定の生徒へ
このままでは不合格。あと3～5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし12月号新教研テストの結果で偏差値が少しも上がらなければ志望校変更する」と自分を追い込み冬休み頑張りましょう。
E判定の生徒へ
今の時期でのE判定は正直厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し1月号で結果を出しましょう。冬休みを最大限利用しやるしかありません。
■ 雑記 ■
年末年始はホント慌ただしいですね。
子供達や孫へのクリスマスプレゼント、さらにお年玉と出費も帰省ラッシュのように慌ただしいです(涙)
楽しみは年末に東京へ帰省する息子を迎えに行くこと♪ 何かご馳走してもらおう。
いつものように「ラーメン二郎」だけど(笑)
by 渡部
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