合格発表3日前になりました・・・
今回の記事は『合格ボーダー得点』の大胆予想になります。
いや~今年も予想は困難を極めました。ホント予想は難しいんです^^;
今年の場合、採点の曖昧な記述問題が合計33点もあり、実際どんな採点されるのかが全く分からないからなんです。
あと、例年と比べると簡単だった数学、難しかった英語が合格ラインにどんな影響を与えるのかも加味しないといけません^^;
何とか私なりに過去のデータや塾生&自己採点アンケートなどを基に合格ラインを予想してみましたので参考にして下さい。
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あ、福島県高校入試の合否判定はテスト結果だけで決まるものではありません。「進学校は入試得点だけで決まる」というのは都市伝説です。
付録資料として「県立高校一般選抜の合格者の決め方」を載せておきますのでこれから高校受験する生徒&親御さんは注視して下さい!
来年も高校受験は続きます。来年の受験生のためにもあなたの受験の点数を教えてください!ニックネームの入力で構いませんのでご協力お願いします。
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※アンケートに答えていただいた生徒には『高校1年生用駿英ネットサービス』へのアクセス権(ログイン情報)を後日送ります。進研模試、全統模試、駿台模試などの過去問がダウンロード出来ます。希望者はメールアドレスも記入して下さいね。
【令和6年】今年の合格ラインを推理する
「自己採点」の感想はこんな感じ
私が実際に入試問題をやってみた「入試の感想」は前々回ブログに書きましたが、実際に受験した生徒はどう感じたのかアンケートの回答を見てみます。
まず教科毎に的を得た感想を送ってくれた福島高校受験した生徒の回答をご覧下さい。
生徒の感想
国語⇒説明的文章が思っていたよりも短く、読みやすかった。
数学⇒証明が特殊な形だったが、平行四辺形の特徴を知っていれば解ける問題で簡単だった。
英語⇒大門4、5が難しかった。
理科⇒化学と物理が簡単だった。
社会⇒かなりマニアックな問題(アルミニウム産業、55年体制など)があり苦戦した。
この回答的確ですね。多くの生徒は同じような感想を抱いたんだと思います。詳細な感想ありがとうございました^^
ホント受験生の生の声は参考になります。「自己採点アンケート」の感想をピックアップしてみましたのでご覧下さい。
●国語が昨年より簡単で数学はやや難化。英語は結構難化、理科社会は例年通りでした。予想本当にありがとうございました!(福島高校)
●国数英は定番の問題が多く出た印象で逆に理社はあまり見たことの無い問題が多く出た印象でした。(福島南)
●やらかした(福島高校)
●国語が昨年より簡単で数学はやや難化。英語は結構難化、理科社会は例年通りでした。予想本当にありがとうございました!(福島高校)
●先生が立ててくださった予想が当たり、理・社ともに自信をもって解けました!英語の記述問題には苦戦・・・(安積黎明)
●国英の記述問題以外の問題と理社はとても簡単、数学も簡単だった(安積高校)
●英語の時間が足りなかった(福島高校)
●数学は例年より簡単と感じました。英語は難しいと感じました。(安積黎明)
●英語で文章からの抜き出しが無くて、作文もあったので、いつもより全然取れなかったです。全体で見ると意外と難しい問題ではなかったと思いました。問題予想を出してくださりありがとうございました。(福島東)
●国数理は例年に比べて易しい問題が多かったと思いますが、緊張であまりにもいつも通りには解けませんでした。(橘高校)
●今までに解いた2022~2024年度の問題や新教研と比較すると難易度がやや抑えめに感じた。国・数・英の前半は特にそれが表れていたように思う。(福島高校)
●英語の長文問題が難しかった。理科が簡単だった(磐城高校)
●数学得意だったのに、点取れなくて英語の前泣いてしまいました笑。とにかく受かってることを信じます(磐城高校)
●落ち着いてとけばできた問題が多くてすごく後悔してます。書き変えて間違えたとこも多くてすごくショックでした。(郡山東)
●数学が新教研や実力テストよりやさしめでよかった。英語が難しくて焦った!理科は計算問題が少なくて救われた!社会ではいつも簡単な地理が解けなかった。(福島高校)
●普段取れている英語が1番低く、時間が足りなかったです。国語は例年より簡単だった気がします。(安積高校)
●思ったより簡単で、差がつきにくいのではないかと思った(福島高校)
●国数英が簡単だった分、理社が難しい印象でした。特に理科は想定外の範囲が出たり社会は記述の対策が不十分だったりと、焦る瞬間が多かったです。(福島高校)
●入試は国、理、社は簡単な方だったと思います。数、英は難しかったです。(郡山高校)
●全体的に問題が簡単なイメージでした。その分ボーダーが高そうでとても不安です。(安積黎明)
自己採点を終えた生徒の感想はこんな感じでした。コメントを見て
「これこれ!」
「私とおんなじだ^^」
など共感を持った受験生も多かったんじゃないでしょうか^^
「自己採点アンケート」のご協力ありがとうございました!
たくさんの生徒から自己採点アンケートを頂きました。中には詳細な想いや教科毎のの感想を書いてくれた受験生もおり非常に参考になりました。引き続き入試得点のご協力も宜しくお願いします!
ズバリ!今年の合格ライン予想!
令和7年の合格ラインを
①倍率
②今年の難しさ
③過去の合否ライン
を基に予想してみました。
令和7年 進学校の合格ライン
私が推測する【令和7年】進学校合格ラインはこんな感じです。
※合否には「評定」という大事な要素も加わります。あくまで平均的な合否ラインと捉えて下さい。
【予想平均点:123~124点】
・安積(普通科)⇒185点前後 倍率推移1.13→1.20→1.13
・安積黎明(普通科)⇒168点前後 倍率推移1.38→1.25→1.14
・郡山(探求科)⇒158点前後 倍率推移新設1.40
・郡山(普通科)⇒150点前後 倍率推移1.39→1.48→0.94
・郡山東(普通科)⇒150点前後 倍率推移1.48→1.38→1.43
・福島(普通科)⇒185点前後 倍率推移1.03→1.06→1.17
・橘(普通科)⇒158点前後 倍率推移1.31→1.12→1.05
・福島東(普通科)⇒152点前後 倍率推移1.23→1.13→1.42
・磐城(普通科)⇒172点前後 倍率推移1.13→1.07→1.15
・磐城桜が丘(普通科)⇒145点前後 倍率推移1.22→0.99→1.16
過去6年のボーダー得点は過去記事をご覧下さい。
令和7年 県立高校合格ライン一覧
上記の高校以外の生徒は下の表をご覧下さい。ほぼ合っているのではと考えます。
※赤字は定員割れの学科になります。なお定員割れといえども必ず合格できる訳ではありません。
【付録】県立高校「一般選抜」合格者の決め方
高校受験の合格は入試の得点だけで決まるわけではありません。
いまだに「安積高校、福島高校、磐城高校など難関進学校は入試の得点だけで決まる」と信じている人もいますがそれは昔話です^^;
合格or不合格は内申点&入試の得点で決まります。
ではどうやって合格者を決めるのかまとめてみましたのでご覧下さい。
あ、私の推測ではありません。福島県教育委員会で公表されていますので大事なところを抜粋してみます。
↓
「令和7年度 福島県立高等学校 入学者選抜実施要項」10p【選抜の手順】から一部抜粋
①学力検査と調査書の比重を同等とする場合
学力検査と調査書の成績のいずれもが定員内にある者で、調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果に特に問題のない者を合格とします。
次に、その他の者については、学力検査の成績と調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果を十分に精査して、総合的に判定します。
お堅い文章ですので分かりやすくポイントを解説しますね。
「入学者選抜実施要項」に
学力検査と調査書の成績のいずれもが定員内にある者で…問題ない者を合格とします。
と書いてありましたね。
これは、調査書においても順位付けを行い、定員内に入っているかどうかをチェックしているということなんですね。(調査書の点数化につきましては下に解説)
実は高校ではあらかじめ出願された生徒の調査書を195点満点(250点満点)に点数化し学力テスト同様に順番決めをしているんです。で、「定員内の生徒」「定員外の生徒」にブロック分けしているんです。
それぞれの順位付けが
●調査書の順位付け⇒定員内
●一般入試での順位付け⇒定員内
判定どちらも定員内の場合は合格です。
これは、
●調査書の順位付け⇒定員外
●一般入試での順位付け⇒定員外
判定このケースは判定するまでもなく不合格です。
悩ましいのははどちらかが「定員外」でどちらかが「定員内」の場合です。実施要項を見るとこんな記載になっていました。
「入学者選抜実施要項」
次に、その他の者については、学力検査の成績と調査書の記載事項及び面接を実施した場合にはその結果を十分に精査して、総合的に判定します。
この場合は学力テストと調査書を十分精査して総合的に高校で判断しなさいって事です。
ここからは推測です。新入試制度の下2回入試が実施されましたが、「以前より一般入試の得点が重視されているよなあ」というのが私の感想です。
【調査書195点について】
国語、社会、数学、理科、英語の第1学年から第3学年の学年末評定の合計(25×3=75点)に音楽、美術、保健体育、技術・家庭の第1学年から第3学年の学年末評定の合計を2倍(20×3×2=120点)にしたものを加えて、195点満点とします。
【特別活動の記録55点】
まだ一部の高校だが、調査書の「特別活動の記録」を55点数値化するようになった。今のところ県北中心だが来年度は増えると予想する。この「特別活動の記録」数値化、昔はどの高校も点数化していたものだ。数値化する場合は「調査書195点+特別活動の記録55点」で調査書は250点満点になる。
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■ 雑記 ■
今日は3月11日・・
14年前のあの日も今と同じ高校受験発表前。
合格発表は延期になり「いったいどうなってしまうのか?」状態。
「東日本大震災」は私の自分史の中でも最大級の出来事。
今考えても凄い体験でした。
by 渡部
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