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新教研1月号の結果が出ました。多くの受験生は1月号の結果を踏まえ今月中に受験校を決定し出願することとなります。

今回Cランク、Dランクの生徒は超迷っていると思います^^; 入試まで50日を切った今、これからの勉強で偏差値6アップなどそうそう起こりません。現実を見て受験校を決定して下さい。(あ、Cランクは下位での合格圏です)

今後のこのブログ「勉強術!」では入試まで頻繁に更新し
●入試情報
●入試に使える裏技
●合否メールサービス
●入試予想

など書いていきます。合格発表までお付き合い下さい。

今回は「1月号の結果分析と2月号対策」になります。2月号新教研、そしてラストスパートにお役立て下さい。

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【令和6年】新教研テスト1月号のデータ分析

「新教研テスト1月号」受験者数

6,546名(12月号は6,617名:71名ダウン)
※昨年度1月号は6,770名

「新教研テスト1月号」平均点!

科目 1月号 12月号 11月号 10月号 9月号 8月号 7月号
国語 28.6 29.3 27.1 24.7 23.3 27.6 22.7
数学 17.1 17.5 19.1 19.8> 15.8 19.4 22.3
英語 24.3 25.3 23.4 24.2 18.7 23.8 24.0
理科 19.7 21.0 20.5 18.8 22.8 23.9 19.7
社会 21.0 22.4 22.4 20.7 20.4 22.5 21.5
合計 110.7 115.5 112.5 108.2 101.0 117.2 110.2

最高点と最低点

【最高点】244点(12月号は239点)
【最低点】14点

高得点者数

【220点以上】
69名(12月号は28名)
【200点以上】
404名(12月号は274名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 29点 34点 40点 45点 50点
数学 18点 23点 28点 33点 39点
英語 25点 31点 37点 43.5点 50点
理科 20点 26点 31点 37点 42点
社会 21点 27点 32点 37.5点 43点
合計 111点 136点 161点 185点 210点

1月号の総評と2月号対策

【令和6年】新教研テスト1月号の総評

1月号の平均点は12月号より4.8点下がり110.7点という結果でした。この低さ予想外です。特に12月号で難問だらけで高得点者が出なかった数学の平均点がさらに下がった(17.1点)のも意外でした。

平均点が下がったとはいえデータを見ると面白いことが分かります。12月号より200点以上は147%、220点以上は246%増加と高得点者の割合はグッと増えているんです。これは1月号が決して難問だらけの問題ではなく得点差のつきやすい問題だったことを意味します。(例年この時期におこる現象です)

私も5教科やってみましたが「県立入試問題をかなり意識して作っているなあ」と感じました。本番の入試問題は1月号に似た問題です。今回伸ばした生徒は入試問題に強いと自信を持って下さい^^

逆に伸ばせなかった(下がった)生徒は、早急に自分で原因を突き止め残された期間の勉強に反映させましょう。伸ばせなかった生徒の答案を見て感じたことを挙げてみます。

数学⇒失敗した生徒は大問【1】【2】での失点が目立ち、大問【3】の対策が疎か。そして1月号の「証明問題」も「連立応用問題」もそれ程難しくなかったのに正答率が低すぎ。難関進学校受験者はここは解けるように対策して欲しい。

理科⇒重要語などの基本問題は解けても2点問題の失点が多く伸びない。計算問題、記述問題への対策が急務だ。

社会⇒地理・歴史は総復習頑張ったなと感じるが、理科同様2点問題で失点し伸ばせない。ここからひと伸びするには対策が必要。対策と言っても教科書読み(資料、史料も!)を徹底し深い理解を心がけよう。あと公民分野で差がついている。公民は地理、歴史より勉強も簡単。確実に得点しよう。

全体的に10月号あたりの答案を比べると「みんな受験勉強頑やってるな」と感じます。ただ問題レベルも上がっており得点に表れないんです。易しかった選択問題も選択肢が増えたりと勘で当たることも少なくなりましたし^^;

結果を見て「あ~あ」と嘆くだけに終わらず、問題用紙を取り出し自分の答案を見て分析開始です!まず間違えた問題を分析し「どういう勉強をしたら得点出来たか」を塾で教えて貰うのではなく自分で見つけましょう。これポイントです。また解き直しも行い最後の2月号に向け最善を尽くしましょう。もうやるしかないんです!

入試まで46日。実は一番伸びるのがこの時期なんです。ここからは時間が一番のお宝!1日たりとも無駄せず最後の最後までやり抜きましょう!

テストの【Key問題】はこれ!
国語⇒記述問題、作文
理科⇒計算問題、記述問題
社会⇒記述問題、年号の並べかえ
英語⇒英作文、長文問題
数学⇒連立方程式の文章問題、証明問題、関数&空間図形の応用

1月号の教訓
入試まで47日。一番伸びるのがこの期間!「時間は宝物なんだ」と頭に叩き込み1日たりとも無駄にしないこと!

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1月号の難問ベスト3

1月号の難問ベスト3は数学2問と理科! 今年度は数理で占めています。
教科別の「正答率10%未満」問題は数学3問(前回5問)、理科2問(前回1問)の合計5問(前回8問)と少なく、前回と比べ高得点者が多いのも頷けます。

【1月号難問はこの問題!】
NO1⇒正答率1.2%【数学:大問7(2)②三角錐の体積】
NO2⇒正答率3.6%【理科:大問6(2)濃度の問題】
NO3⇒正答率5.0%【数学:大問6(2)②関数:座標を求める】

新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
1月号新教研テストの正答率
これは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

「新教研テスト2月号」対策

新教研2月号は「入試予想問題」という位置づけ。範囲も全範囲です。とは言っても習っていない中三範囲からは出ません。受験生は不安だと思いますので過去の「新教研テスト2月号」を見て中3内容はどこまで出題されたのか確認してみました。いつものように直近(12~1月)に習ったばかりの内容は高い確率で出題されます!必ず復習しておきましょう。

数学は「円を使った図形の証明問題」が良く出題される。大問6の関数応用は「1次関数と2次関数の融合問題」かな。最後の図形問題は相似を駆使した難問と予想。
⇒昨年度は「三平方の定理」の基本まで出題された

理科は2学期からの範囲「天体」と「エネルギーと仕事」から絶対出るだろう。天体は「太陽の動き」「太陽の観察」の復習を!また、滑車やてこ、エネルギ変換の問題も要注意!あ、知らないと対応無理な太陽の温度や月までの距離、小惑星の名前など覚えにくい数字・用語も暗記しておこう。
⇒昨年度は「太陽の1日の動き」まで出題された

社会は習いたての公民分野「経済」が必出!「家計・消費」「企業・労働」「市場経済・金融」までかな。もちろん「三権分立」「地方自自」は要復習。公民の勉強は学校のワークで十分行ける!
⇒昨年度は「市場経済~日本銀行~為替相場」まで出題された。

英語は中3時の文法を復習!2学期以降の現在分詞・過去分詞、関係代名詞といった後置修飾と「仮定法」は狙われる!「間接疑問文」「want・ask・tell 人 to~」「疑問詞+to」「so~that-」「too~to-」の文法も押えておこう!

国語は予想が難しいので今回も韻文(詩・短歌・俳句)だけ予想しましょう。12月号は短歌、1月号は俳句から出だったので2月号はを予想しておきましょう。詩の表現技法などしっかり押えておこう。

【駿英流】1月号「志望校判定」の見方

S判定⇒トップクラス
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

C判定の生徒へ
下位ですが合格圏内。今までの推移を見て受験校を決定しよう。ぶっちゃけC判定の生徒は倍率次第。高倍率出ない限りまず大丈夫。迷っている生徒は倍率を見て判断するのもあり。

D判定の生徒へ
倍率次第になりますがまずい位置にいます。志望校変更が無難ですが諦めきれない生徒は2月号で3~5の偏差値を上げる必要あり。勉強方法を見直し最後の新教研に全てをかけましょう。

E判定の生徒へ
今の時期でのE判定は厳しいのひと言。志望校変更を考えましょう。諦めきれない生徒は倍率を見て判断。「定員割れor定員割れに近い倍率」にかけましょう。とにかく2月号新教研のジャンプアップが必須です。


■ 雑記 ■
今年も「湯島天満宮」で神頼みしてきました^^
御利益あるように受験生には「合格エンピツ」配りますね。

その後近くにある「東大本郷キャンパス」を通り東大生に人気の定食屋へ。唐揚げ定食を食べましたが普通でした(笑)

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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