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師走に突入。早いもので今年度の新教研テストも5回終了^^; 残すところ3回となってしまいました・・・。今、受験生に言いたいのは、新教研テストは12月号からが本番だということ!!

新教研12月号ともなれば
●受験生の勉強が進み結果が信頼できる
●中3の内容も範囲に加わり入試本番に似てきた

そんな意味ありのテストなんです^^ だからこそ結果にこだわりましょう!

そんな重要な新教研12月号に向け、まずは11月号の結果を分析・反省は必須です。今回の「11月号の結果分析&12月号対策」の記事を参考に12月は結果にこだわって下さい。

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模試アップの秘訣は「過去問の徹底練習」に限ります。駿英では10年以上の新教研テスト過去問を分析。類似問題を有効に利用し徹底的に練習します。
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【2025年】新教研テスト11月号のデータ分析

「新教研テスト11月号」受験者数

5,326名(10月号5,247名)79名アップ

「新教研テスト11月号」平均点!

科目 11月号 10月号 9月号 8月号 7月号
国語 29.3 25.0 28.8 29.3 23.6
数学 19.1 18.6 18.9 19.4 19.5
英語 24.8 24.4 23.1 23.2 25.0
理科 23.7 19.9 20.2 22.3 21.0
社会 23.9 24.0 23.8 23.2 21.3
合計 120.8 111.9 114.8 117.4 110.4

【令和7年】新教研11月号のデータ深掘り

最高点と最低点

【最高点】241点(10月号は237点)
【最低点】23点

高得点者数

【220点以上】
60名(10月号は16名)
【200点以上】
409名(10月号は212名)

必要偏差値

科目 偏差値50 偏差値55 偏差値60 偏差値65 偏差値70
国語 30点 34.5点 39点 44点 49点
数学 20点 25点 30点 35点 40点
英語 25点 30点 36点 41点 46点
理科 24点 29点 35点 40点 45点
社会 24点 30点 35点 40点 45点
合計 121点 144点 166点 189点 211点

【2025年】新教研11月号はこうだった

【令和7年】新教研テスト11月号総括

新教研テスト11月号の平均点は120.8点と前回と比べ8.9点も上昇!今年度で最も高い平均点でした。

平均点が上がった要因は
●国語29.3点(前回より4.3点アップ)
●理科23.7点(前回より3.8点アップ)

と国語・理科の平均点が上昇したこと。ま、全体的に11月号は受験勉強の成果が出やすい問題でしたね。

MEMO
令和6年の福島県高校入試の平均点が今回の新教研11月号と同じ120.8点だったんです!ちなみに内訳は国語24.6点 数学23.9点英語25.7点理科22.5点社会24.0点
単純に比べられないんですが、自分の得点と入試本番での合格ラインを比較してみて下さい。モチベーションが上がるはずです!
【極秘】過去6年間の入試合格ライン

次に教科毎に11月号の結果を見てみます。

英語・国語はどちらも平均点は上がりました。配点の高い読解問題が読みやすく答えも書きやすかったのが大きいですね。
ただ英語に関して正答率10%未満の問題(難問)が4問と5教科の中で最も多かった。特に英作文の正答率が低く高得点を狙う生徒は英作文強化が必須になる!

理科・社会は勉強の成果が出る問題が多かったです。理科は今年度は難問も多く平均点も低い傾向だったが11月号は計算問題が少なく理科苦手な生徒も助かったのでは^^;

社会は公民分野が登場。予想通り公民で稼いだ生徒が多かったですね。公民は歴史・地理に比べ簡単な分野。得点源にしよう!

理社関しては「1問1答問題」などである程度得点出来るようになった生徒が増えました。だたそれだけでは壁にぶち当たります「教科書を読み内容を理解する」ことを極めて下さい。

数学は相変わらず平均点は10点台。う~ん、数学は問1、問2の小問で20点ですから、他で全く取れていないんですよね。「勉強しているのに上がらない」「塾に行っているのに得点出来ない」そんな生徒は模試用の勉強をしていないんです!
数学の出題傾向は入試本番も同じ。とことん類似問題に取り組み対策しましょう。入試までまだまだ時間はあります。通塾している生徒は苦手問題を先生に頼みましょう。通塾していない生徒は駿英ネットサービスを一考下さい^^

「新教研11月号」から学ぶ

11月号の教訓
新教研も残り3回。現実を受け入れ勉強法の見直しをするべし!

ひと言
7月号から始まった新教研も残り3回!今までの新教研結果を並べてみましょう。結果は正直です。

●上昇している生徒⇒受験勉強の成果が出ている^^
●下降している生徒⇒勉強法の見直しが急務!

冬休み前に今の自分の状況を客観的に見るべきです。

「まだ何とかなるでしょ」
「ミスが多かった」
「勉強したとこが出なかった」

など自分に都合良く言い訳して来た生徒は現実逃避しているだけ。まだまだ何とかなりますから現実を受けとめ勉強法を改革しましょう。自己改革しなければ絶対上がることはありません

何をしたら良いのか分からない生徒は数学・理科・社会など結果が出やすい教科の戦略を立てると良いです^^

マラソンで例えればこの時期は30㎞を過ぎた地点。今が踏ん張りところ。離されないように食いしばって付いていきましょう!

志望校に悩んでいる生徒、勉強方法に悩んでいる生徒はお気軽にご相談下さい。宣伝になりますが駿英の「受験コース」ではバイオーダーで偏差値アップに特化した対策を行います。渡部もあと2人指導可能です^^
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【11月号】難問ベスト3発表!

11月号の難問ベスト3はこの問題!

【11月号】難問ベスト3

No1正答率0.5%(数学:大問7(3)円すいの展開図を考える(面積系)
No2正答率1.8%(英語:大問3(1)英作文(過去分詞)
No2正答率2.3%(数学:大問6(2)②関数応用(面積系)

11月号の難問(10%未満の正答率)は数学3問、英語4問、理科1問、社会1問の合計9問10月号の5問から4問増えました。英語が4問もあり2問しか出ない英作文が2問とも正答率が低かったのが特徴でした。いつも難しめな理科が難問1問で解きやすいテストでした。

ひと言
今回のベスト1は特等席の数学最後の問題(空間図形)0.5%ラスボスでした。ベスト3も大ボス(関数最後の問題)で相変わらずの強敵でした。大ボスはやり方次第で誰もが攻略可能です。12月号こそボスを攻略しましょう^^

【11月号の正答率】
新教研テストのHPで新教研テストの正答率を公表しています。
11月号新教研テストの正答率
作戦にデータ分析は必須!このデータは役に立ちます!受験者は毎回確認する習慣をつけましょう。

●正答率が高いのに得点できなかった。
→ そこがあなたの弱点

●正答率が低いのに正解だった。
→ そこはあなたの得意分野

このように分析してみて下さい。
格段に自分への分析力が上がり成績に直結します!!

【2025年】新教研12月号に向けて

教科別「新教研テスト12月号」攻略法

範囲の中3内容は必ず狙われます!いつものように各教科の中3範囲を確認し、注意すべき点なども上げてみます^^

国語
国語の出題範囲は11月号と同じ。韻文は前回短歌だったので『俳句』かな。季語や表現技法を復習しておこう!
毎度だが時間配分に十分注意し作文での失敗はなくそう!そそっかしく書いて減点されるケースが目立ちます。もったいないですよ!

数学
数学の出題範囲は「二次関数」「相似な図形」まで。おそらく二次関数は大問6から出題される。私としては「二次関数と一次関数の融合問題」を予想する。交点、傾き、面積など迅速に求められるように!「相似」は小問からの出題かな。ま、基本問題からの出題だろう。

英語
英語の中3範囲は次の通り。
・接触説
・関係代名詞(who,which,that)

「関係代名詞のwho,whish,that」「接触説」が小問・読解文で必ず出る!現在分詞・過去分詞も含め後置修飾を押えておくこと!

理科
理科の中3範囲は運動とエネルギー,物体の運動,力のはたらき方まで。
中3範囲での注目単元は、生物分野で「進化」と物理分野の「運動とエネルギー」だ。特に「運動と力」から必ず出題されるだろう。台車を使った問題は必須!作用・反作用とつり合いの関係もやっておこう!

社会
社会の公民範囲は個人の尊重と日本国憲法まで。日本国憲法や基本的人権から必ず出題される!ここは習いたてで勉強しやすい単元。ワークで十分なので復習し全問正解を狙おう!

12月号の注意点!

新教研12月号の必須問題を上げてみます!必ず出ると予想!

数学⇒大問6の関数応用が「二次関数」から出題
理科⇒物理分野の「運動と力」!おそらく台車を使った問題
社会⇒日本国憲法、基本的人権、啓蒙思想

駿英流新教研攻略法

① 模試の出題傾向は決まっている。必ず過去問に取り組もう

② 数学の出題傾向はワンパターンだ。解けない問題は過去問等を利用し戦略的に特訓!実は数学が一番攻略可能な教科だ。

③ 国語・英語の読解問題は時間制限を設け毎日練習!国語では余裕を持って作文問題までたどり着くこと。

配点にも意識し勉強する。特に理社は2点問題の正答率がものをいう

⑤模試は最高の練習試合。必ず目標点を具体的に設定し目立つところに貼ろう。闘いは作戦立てから始まるぞ

「模試用の勉強が分からない」「効率よく勉強したいけどどんな問題に取り組めば良いか悩んでいる」そんな生徒は全てが詰まっている「駿英ネットサービス」を検討下さい。

志望校判定の考え方

新教研テストには「志望校判定」があります。4つの志望校が記入出来、それぞれの高校への判定がシビアに出てきます。

●A判定でも不安でいっぱいの生徒
●B判定でガッカリしている生徒
●C判定で志望校変更を考える親御さん
●E判定でも志望校を変えようとしない生徒

と反応はバラバラです。「志望校判定」についてざっくり話しますと、

S判定⇒トップクラスでの合格
A判定⇒上位での合格
B判定⇒中位での合格
C判定⇒下位での合格
D判定⇒ボーダーラインorもう少し必要
E判定⇒現時点では無理

とこんな感じです。C判定以上の生徒は合格圏内に入っているのですから、志望校変更の必要はありません。

しかし、D判定とE判定の生徒は要注意!上げるためには相当な意識改革が必要です。

D判定の生徒の場合
このままでは不合格。あと3~5の偏差値を上げる必要があります。現状に対し危機感を持って取り組み、「もし3ヶ月後の新教研テストの結果でもD判定なら志望校変更する!」と自分を追い込み取り組みましょう。

E判定の生徒の場合
E判定の生徒は今のままでは厳しいです。諦めきれない生徒は勉強方法や学習環境を見直し「3ヶ月後もE判定なら諦めよう」と覚悟を決めやるしかありません。

実はA判定の生徒も志望校変更を考えた方が良い場合があります。それは「上位校への志望校変更」です。上位校が無ければ仕方ありませんが、もったいない生徒もいます。そんな生徒は自分の能力がフルに発揮できる高校を再考しましょう。

志望校をいつ決める?

初めての受験生を持つ親御さんは「3者面談で受験校を決めなくちゃ」「もう志望校を確定しなきゃ」と焦りがちですが、受験勉強はこれからが本番!

志望校が県立高校なら「新教研1月号」&「第6回実力テスト(冬休み明け)」の結果を見て1月下旬に判断するようにしましょう!


■ 雑記 ■
今年は大学受験生を3人抱えているんですが、1人は推薦入試が終了。今週発表のため本人はドキドキしていますが大丈夫でしょう^^

それにしても大学の入試制度はホント複雑。早めに志望校を決め対策開始した方が絶対に有利。このブログを見ている高校受験生は「大学受験なんてまだ先だから」と思わないでアンテナを張り巡らせておきましょう!

by 渡部


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この記事を書いた人

渡部
渡部 運営責任者

駿英家庭教師学院の運営責任者。体力の衰えは感じるものの指導の経験値は益々上がっています^^; このブログではその培った経験をお裾分けします。  

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