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福島県立入試分析 国語(韻文・古文)の20年間の出題傾向! |
過去20年間でどんな韻文が出たのか!どんな古文が出題されたのか!
【平成27年度の国語分析】 @ 4年前からブログで韻文の予想を開始。なんと的中率は100%!というのも出題を分析すれば気がつくと思うが、詩・短歌・俳句という順番で出題されているからだ。昨年は「短歌」が出題されると予想し的中。今年はズバリ俳句からの出題だろう! A 融合問題での出題も7年周期。可能性として「詩と俳句」の融合問題の出題もあるかもしれない。準備しておいた方がいいだろう。 B 漢文は過去20年間一度も出題はない。今年も古文からの出題だろう。 C 以前は部首の問題の出題が多かったが、最近は「故事成語」「敬語・謙譲語・丁寧語」「文法」からの出題が多い。 D 昨年度の文法問題は、大問1で「そうだ」と大問5で「れ」の意味・用法が問われた。この形式の出題に慣れておいた方が良いだろう。
【受験生へアドバイス】 @ 俳句の表現技法は必ず押さえておくこと。 A 古文を苦手としている生徒が多いが入試の古文は、日本語の訳が補われており比較的簡単だ!何度も読めば必ず理解できる。 B 古文は現代仮名遣いに直す問題が必ず出る。簡単なので絶対に落とさないこと。 C 毎年言っているが、福島県の韻文・古文の問題は内容さえ理解できれば平易な問題だ。確実に得点しよう!ただし、時間配分に注意! D なんと言っても小説や説明文の配点が高い。ここにたっぷりと時間をかけよう。実力テストと入試の違う点は E 作文の配点は高く書かせる条件は新教研と同じ。必ず書くように。
【まとめ】 国語で失敗する受験生の大半は時間配分の失敗だ。「作文が途中だった」「小説を読む時間がなくて適当に解答した」というケースが多い。国語は1時間目に実施される教科。ドキドキで始まり、問題文が頭に入らない生徒もいるだろう。 そういう意味で、序盤の問題である「小問(漢字・文法)」「韻文(詩・短歌・俳句)」「古典」の問題に戸惑わないように準備をしっかりしておこう。過去問でシュミレーションし時間配分をあらかじめ自分なりに立てておくのだ! 最後の作文まできっちり書ければ実力は発揮できたということ。2時間目の数学には落ち着いて立ち向かうことが出来るはず。今まで数多くの生徒を見てきたが国語は失敗の少ない科目だ。 最後に、時間配分が大切だといって、ささっと書かないこと!その字が読めなかったら正解にならないから^^; 漢字のミスに注意し見やすい答案を心がけよう! |
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