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福島県立入試分析 国語(韻文・古文)の19年間の出題傾向

過去19年間でどんな韻文が出たのか!どんな古文が出題されたのか!
そして、平成27年度はどんな問題が出題されるのか?予想してみよう!!




入試年度 出題された韻文 古文・漢文 文法/部首名
平成8年度 古文 「伊勢物語」より出題 出題なし
平成9年度 短歌 古文 「徒然草」より出題 出題なし
平成10年度 俳句 古文 「平家物語」より出題 出題なし
平成11年度 古文 「おくの細道」より出題 出題なし
平成12年度 短歌 古文 「十訓抄」より出題 ごんべん
平成13年度 俳句と詩の融合問題 古文 「ひとりね」より出題 こざとへん
平成14年度 古文 「枕草子」より出題 出題なし
平成15年度 短歌 古文 「伊曾保物語」より出題 出題なし
平成16年度 俳句 古文 「蒙求」より出題 出題なし
平成17年度 古文 「古今著聞集」より出題 くさかんむり
平成18年度 短歌 古文 「醒睡笑」より出題 さんずい
平成19年度 俳句 古文 「草双紙」より出題 敬語
平成20年度 詩と短歌の融合問題 古文「一休ばなし」より出題 四字熟語
平成21年度 短歌 「十訓抄」「論語」の融合問題 敬語
平成22年度 俳句 「徒然草」「冬夜読書」の融合問題 語句補充
平成23年度 古文 「宇治拾遺物語」より てへん
平成24年度 短歌 古文 「沙石集」より 敬語
平成25年度 俳句 古文 「正法眼蔵随聞記」より 故事成語
平成26年度 古文 「古今著聞集」より 文法

【分析】

@ 韻文は融合問題での出題はあるものの、詩・短歌・俳句という順番で出題されている。ブログを開始して3年間予想してきたが毎年ズバリ当たっている。 3年前年は短歌を予想し的中、一昨年は俳句を予想し的中、昨年は詩を予想し見事に的中した。今年度はずはり短歌と予想する。 「区切れ」「字余り」「係り結び」など良く出題される表現技法は必ず復習しておこう!

A 漢文は過去19年間で1度も出ていない。今年も古文からの出題と考えて良いだろう。

B 平成12年度から平成18年度には出題されていた漢字の部首名を答える問題。最近は出題されなくなった。今年出題される確率10%以下だろう。

C 表にしなかったが、部首の問題の変わりに最近は「故事成語」「敬語・謙譲語・丁寧語」が出る傾向にある。押さえておこう!

D 昨年度は「きれいな」の品詞と活用形を問う問題が出た。活用形が出題されたのは初めて。

【アドバイス】

@ 韻文は表現技法が問われる。不安な生徒は復習しておくこと。難しくはない

A 古文は、教科書と同じ内容からは出題されない。しかし、日本語で訳が補われており、入試の古文は比較的簡単だ。何度も読んでみよう。必ず内容を理解できる。

B 部首名の出る確率は10%以下。出題されるとしても簡単な部首名ばかり。復習しておこう。

C 昨年同様文法問題が出る気配がする。形容詞・動詞は必ず押さえておくこと。

D 福島県の韻文・古文の問題は内容さえ理解できれば平易な問題だ。確実に得点しよう!

E「韻文・古文の問題」の他、「小説(実力テストより長め)」「説明文(結構難しい)」 「作文(配点が高い)」が出題される。時間配分には十分に気をつけよう!入試の国語は他の教科より得点しやすい傾向にある。実際、平均点も高い!

【まとめ】

福島県立入試「国語」の中で、詩・短歌・俳句の問題と古典の問題は3枚ある問題用紙の中の1枚目にある。つまり序盤の問題なのだ。 配点もさほど多くない。ここで時間を食ってしまうと致命的。国語は時間配分が最重要な科目である。

国語は1時間目に実施される教科。ドキドキで始まる1枚目の問題に小問、韻文(詩・短歌・俳句)、古典の問題がある。 緊張の中、いかに時間を掛けないで乗り切るかがカギとなる。表現技法や読み方など、学習しておけば容易に分かる問題もあるので準備万端で臨もう! 過去問で出題形式に慣れておくことが一番だ。古文嫌いの受験生が多いが、福島県の古文の問題は、日本語訳が補われており古典が苦手な生徒も解きやすい。 古文と言ってもそもそも日本語。何度も読めば内容もつかめてくるもの。自信を持って臨もう!

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