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福島県立入試分析 国語(韻文・古文)の18年間の出題傾向

過去17年間でどんな韻文が出たのか!どんな古文が出題されたのか!
そして、平成18年間で漢字の部首名が出題されていたのはいつ頃?
今年はどんな問題なのか?予想してみよう!!




入試年度 出題された韻文 古文・漢文 部首名
平成8年度 古文 「伊勢物語」より出題 出題なし
平成9年度 短歌 古文 「徒然草」より出題 出題なし
平成10年度 俳句 古文 「平家物語」より出題 出題なし
平成11年度 古文 「おくの細道」より出題 出題なし
平成12年度 短歌 古文 「十訓抄」より出題 ごんべん
平成13年度 俳句と詩の融合問題 古文 「ひとりね」より出題 こざとへん
平成14年度 古文 「枕草子」より出題 出題なし
平成15年度 短歌 古文 「伊曾保物語」より出題 出題なし
平成16年度 俳句 古文 「蒙求」より出題 出題なし
平成17年度 古文 「古今著聞集」より出題 くさかんむり
平成18年度 短歌 古文 「醒睡笑」より出題 さんずい
平成19年度 俳句 古文 「草双紙」より出題 出題なし
平成20年度 詩と短歌の融合問題 古文「一休ばなし」より出題 出題なし
平成21年度 短歌 「十訓抄」「論語」の融合問題 出題なし
平成22年度 俳句 「徒然草」「冬夜読書」の融合問題 出題なし
平成23年度 古文 「宇治拾遺物語」より 出題なし
平成24年度 短歌 古文 「沙石集」より 出題なし
平成25年度 俳句 古文 「正法眼蔵随聞記」より 出題なし


【分析】
@韻文は融合問題での出題はあるものの、詩・短歌・俳句という順番で出題されている。毎年ズバリ当たっている。ブログで一昨年は短歌を予想し的中し、昨年度は俳句を予想し的中した。この法則から今年は詩の順番だ。 もしかすると短歌と詩の融合問題が出るかもしれない。とにかく詩は必ず復習しておこう!
A漢文は過去18年間で1度も出ていない。今年も古文からの出題と考えて良いだろう。
B平成12年度から平成18年度には出題されていた漢字の部首名を答える問題。最近は出題されなくなった。今年出題される確率10%以下。とはいっても、基本的な部首名は押さえておこう!
C表にしなかったが、部首の問題の変わりに最近は「故事成語」「敬語・謙譲語・丁寧語」が出る傾向にある。押さえておこう!

【アドバイス】
@韻文は表現技法が問われる。不安な生徒は復習しておくこと。難しくはない。
A古文は、教科書と同じ内容からは出題されない。しかし、日本語で訳が補われており、
 入試の古文は比較的簡単
だ。何度も読んでみよう!必ず内容を理解できる!
B部首名の出る確率は10%以下。出題されるとしても簡単な部首名ばかり。復習しておこう。
C福島県の韻文・古文の問題は内容さえ理解できれば平易な問題だ。確実に得点しよう!
D「韻文・古文の問題」の他、「小説(実力テストより長め)」「説明文(結構難しい)」
 「作文(配点が高い)」が出題される。時間配分には十分に気をつけよう!
 入試の国語は他の教科より得点しやすい傾向にある。実際、平均点も高い!

【まとめ】
福島県立入試「国語」の中で、詩・短歌・俳句の問題と古典の問題は3枚ある問題用紙の中の1枚目にある。つまり序盤の問題なのだ。配点もさほど多くない。つまり時間配分が最重要となる。
国語は1時間目に実施される。その序盤が韻文(詩・短歌・俳句)、古典の問題。緊張の中、いかに時間を掛けないで乗り切るかがカギとなる。表現技法や読み方など、学習しておけば容易に分かる問題もあるので準備万端で臨もう!過去問で出題形式に慣れておくことが一番だ。福島県の古文の問題は、日本語訳が補われており古典が苦手な生徒も解きやすい。

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